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「ヨハネの黙示録」解説書

2023年8月7日
更新情報:
  • 黙示録13章2節13章6節16章13節を修正しました。ルシファーに関する記事は私の無知故の大きな誤りでした。大変申し訳ございませんでした。ここに訂正して深くお詫び申し上げます。

はじめに

当記事は、私が独自に研究した黙示録の解説書です。これは、私の真理を知りたいという一途な動機からきたもので、それ以上の意図はありません。故に、人によっては少々乱暴と思えるような解釈もあるかと思いますが、その点は多めに見てください。

私は教会に所属したことのない自称クリスチャンであり、隠れキリシタンとも言うそうですが、神学も全く学んでなく、ただ物理学への好奇心から、聖書に興味を持ち始め情熱を傾けて来ました。

そんな折、突然、神からの祝福を受け、しばらくしてある奇跡が私にのぞみました。詳細は「黙示録は起こされる(前半)」という記事に譲りますが、その奇跡によりある日付を教わりましたが、それがどうもイエス・キリストの再臨日であるようでした。そして主の御使(女性の方)からも天皇陛下とローマ教皇の関係を教えてもらい、それが「ヨハネの黙示録」に関係していることも分かりました。

それ以降、ずっと仕事の合間をぬって黙示録を研究してきました。そしてこの度、今持てる知識を最大限使い、一応の完了をみましたので、その成果を皆様と共有したく、このような記事を書いた次第です。そして新たに私にのぞんだ、神から知らされた二つの数字、に関してもようやく解答を見つけたので本書に書きました。

そして本日8月7日は、実は去年まさに主イエスの再臨日と思しき日を教えてもらった日です。そして、丁度一年後のこの日が節目に思えたので、本記事も一応書けそうだったこともあり、この日をターゲットに仕事も調整してきました。

故に、内容はたた追求が甘いところもあり、文書校正も然りです。この点は随時更新していきたいと考えています。


「ヨハネの黙示録」は、聖書の壮大な話の完結です。そして、呪いと祝福の書でもあります。この書では、旧約聖書で度々預言されている「主の日」を迎えるにあたり、その前後で、どのような事が起こるのかを教えてくれます。そして、その日が近いことは世界中の多くのクリスチャンの知る所です。

ここで、その「主の日」の呪いについてゼパニヤ書1章2−18節を引用したいと思います。それは、イスラエルの神を信じない者に臨む災難がどれ程大きのかを知ってもらいたい為です。

ゼパニヤ書1章2−18節(口語訳聖書1955版)
2主は言われる、「わたしは地のおもてからすべてのものを一掃する」。
3主は言われる、「わたしは人も獣も一掃し、空の鳥、海の魚をも一掃する。わたしは悪人を倒す。わたしは地のおもてから人を絶ち滅ぼす」。
4「わたしはユダとエルサレムのすべての住民との上に手を伸べる。わたしはこの所からバアルの残党と、偶像の祭司の名とを断つ。
5また屋上で天の万象を拝む者、主に誓いを立てて拝みながら、またミルコムをさして誓う者、
6主にそむいて従わない者、主を求めず、主を尋ねない者を断つ」。
7主なる神の前に沈黙せよ。主の日は近づき、主はすでに犠牲を備え、その招いた者を聖別されたからである。
8主の犠牲をささげる日に、「わたしはつかさたちと王の子たち、およびすべて異邦の衣服を着る者を罰する。
9その日にわたしはまた、すべて敷居をとび越え、暴虐と欺きとを自分の主君の家に満たす者を罰する」。
10主は言われる、「その日には魚の門から叫び声がおこり、第二の町からうめき声がおこり、もろもろの丘からすさまじい響きがおこる。
11しっくいの家の住民よ、泣き叫べ。あきないする民は皆滅ぼされ、銀を量る者は皆断たれるからである。
12その時、わたしはともしびをもって、エルサレムを尋ねる。そして滓の上に凝り固まり、その心の中で『主は良いことも、悪いこともしない』と言う人々をわたしは罰する。
13彼らの財宝はかすめられ、彼らの家は荒れはてる。彼らは家を建てても、それに住むことができない、ぶどう畑を作っても、そのぶどう酒を飲むことができない」。
14主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る。主の日の声は耳にいたい。そこに、勇士もいたく叫ぶ。
15その日は怒りの日、なやみと苦しみの日、荒れ、また滅びる日、暗く、薄暗い日、雲と黒雲の日、
16ラッパとときの声の日、堅固な町と高いやぐらを攻める日である。
17わたしは人々になやみを下して、盲人のように歩かせる。彼らが主に対して罪を犯したからである。彼らの血はちりのように流され、彼らの肉は糞土のように捨てられる。
18彼らの銀も金も、主の怒りの日には彼らを救うことができない。全地は主のねたみの火にのまれる。主は地に住む人々をたちまち滅ぼし尽される。

そして驚くべき事に、黙示録にはわが国、日本がメインで登場していることです。クリスチャン率が世界一低いとされる日本ですが、実は預言により封じ込められた国であったということも分かりました。また、神に償わなければならない大きな罪もあり、それは起こると思います。しかし、144000人の携挙という信じられないような祝福も日本人限定で用意されています。勿論、これらは私の解釈の範囲ですが、興味があれば全編に目を通して頂ければと思います。

この解読が、神とイエス・キリストを信仰する多くの人の参考になれば幸いです。

黙示録の初期化

解釈に入る前に、まず私が考えている聖書の諸々の重要概念を書きます。これらは、黙示録をできるだけ矛盾なく読むためにピックアップしたもので、聖書66巻の様々な聖句を境界条件として、その内側に入るように、神学的または科学的な根拠を考慮せず、定義したものです。故に、これらが合っているか否かは、ある意味誰も証明できません。特に、神学を深く学ばれている方は、あり得ないと思う事も多々あると思います。しかし、この方法の良い所は人間の感情抜きの概念が、濾過されて、純粋な状態で出てくるところです。なぜなら神に全く不可能はないからです。ただ、この部分は、私の甘さも出てくる所なので、いつでも挿げ替えできるような、軽い気持ちで読んで頂ければと思います。
霊とはなにか
霊とは、神様により創造された、実際に物質的に存在している物であると考えています。それは水であり雲のようにもなり、アメーバのような原始的な形です。そして、海がその霊の故郷です。この霊は、各種肉体的な生き物に寄生し、宿主となる事ができます。また、霊は既に霊が入っている肉体に取り憑くことができ、何らかの影響を与えることができます。
魂とはなにか
魂とは、霊の振動であると考えています。霊は振動数(振幅も含めて)によって形が変わり、これは思想からくるものですが、神の振動数に近くなる程、聖人へと近づきます。物質である霊が振動し始めて、霊魂となり、1つの霊魂として、1個体となります。神の霊魂は、六芒星を基本とした形をもち、形容できない美しい形をしています。聖書の中でよく出てくる七つの霊とは、7個の霊が合体しているものではなく、あくまでも1つの霊で、7つの目を持つ六芒星を元としているのでそのように呼ばれています。

肉体とはなにか
肉体とは、神により創造された霊魂の乗り物だと考えています。霊は自身で受肉できず、神によってのみ決めらる神秘な世界です。また、肉体には朽ちる肉体と朽ちない肉体があります。
【肉体ついての説明】
肉体の種類 特徴
朽ちない
  • 肉体は老化することなく永遠に存在
  • 聖なる方々しか授かれない(栄光の体)
朽ちる
  • 肉体は老化しやがて肉体的死を迎える
  • 老化のスピードは肉体によって異なる
永遠の命とはなにか

永遠の命とは普通に考えれば、我々の霊魂が受肉した肉体が死なずに永遠に生き続けるという発想になると思いますが、これは、パウロの言う栄光の体を持つ事により実現されると一般的には考えられていることです。しかし、イザヤ65章20節には御国においても人間が死ぬ事を前提にして、それが長いか短いかが述べられています。

イザヤ書65章20節(口語訳聖書1955版)
わずか数日で死ぬみどりごと、おのが命の日を満たさない老人とは、もはやその中にいない。百歳で死ぬ者も、なお若い者とせられ、百歳で死ぬ者は、のろわれた罪びととされる。

故に永遠の命とは、単純にこの事を述べているわけではないということが分かります。

創世記を読むと昔の人々は寿命が長かった事が分かります。最高齢がメトシェラの969歳です。勿論、人間が死ぬようになったのはアダムとエバの罪故ですが、しかし、段々と短くなり今や生きれても120歳位です。これは地上に悪がのさばらないようにする為に神がとった措置ですが、それにしても不公平です。特に生まれて直ぐに死んだ子は、どうやって主イエスを知ることができるでしょうか?神はそんな事をするのでしょうか?

この寿命に関する不公平を取り除く唯一の方法は、皆寿命が同じであるという前提です。そして、これを実現するには転生という概念しかないということです。つまり、人間は生まれ変わりながら、転生の回数は違えど、同じ寿命を持っているとすれば極めて公平になります。以下、これを前提として話を進めます。

では、仮にそうであったとして、その寿命が何年なのかが気になる所ですが、私は千年だと考えています。細かく言えばある範囲がありますが、それはまた後で説明するとして、人間の合計受肉年齢を千年とすると聖書の諸々の話に適合するからです。

そして、私はこの千年を一番象徴しているのが、至聖所だと考えています。即ちその10✖️10✖️10(キュビト)という大きさです。これは縮められた人間の寿命を表しているとすると、神がなぜそこに臨在するのか、なぜ聖所と至聖所の間に仕切り幕があったのか等、極めて単純に説明できます。そして、新天新地では神殿がなくなることもです。

ここで、転生を受け入れた上で永遠の命を定義すると以下のようになります。


霊魂が永遠の転生(受肉)ができる権利


主イエスも言われるように、神とは生きている者の神であるということです。

聖書の言う永遠の命とは、たとえ肉体の死を迎えても、都度記憶は抹消されますが、何度でも受肉できるということだと思います。今、地上にいる人間はすべてこの制限が掛けられている状態で、お試し期間だと言えます。これは神がサタンを操ってアダムに罪を着せる事により起こりました。

また命の書とは、この権利を有している人々の名前が書かれている書の事だと私は考えています。

生と死と転生の関係

人間は死んだらどうなるのかという疑問は、誰でも持っているものですが、聖書はこの疑問に少しの回答を与えてくれます。

私は、死には3種類あると考えています。それらを以下の表にまとめました。

【死の種類ついての説明】
死の種類 意味
肉体の死
これは霊魂が宿っている肉体の死を意味します。我々が今思う死そのものです。
転生が終了した死
(第一の死)
  • パラダイス
  • 黄泉
これは転生を繰り返し受肉期間が合計1000年に達し、受肉できなくなった霊魂を意味します。 第一の死という言葉は聖書にはありませんが、第二の死から類推してこれを第一の死としました。

転生する回数にも制限があるようです。具体的な数は分かりませんが、その数が上限に達すると1000年を大きく下回っていても黄泉に下るようです。(黙示録2章23節黙示録6章8節

殉教した場合もこの分類に入ると思います。期間を残したままパラダイスへと行きます。

霊魂の死
(第二の死)
  • 火の池
これは最後の審判で神を信じなかった霊魂は、火の池と呼ばれる狭いエリアに閉じ込められ永遠の罰を受けるというものです。死という言葉を使っていますが、霊魂が死ぬのではなく、事実上の死を意味しています。死刑ではなく、 無期懲役の刑に相当します。このことは黙示録21章8節にあるように、第二の死という言葉で表現 されています。

聖書で死という言葉がでてきたときは注意が必要です。文脈からどの死について語っているのかを判断することが必要となります。黙示録はこの死についての隠されていた事を開示してくれました。

次に霊魂の存在する場所についてです。聖書の書かれている事をまとめました。

【霊の住む場所】
名前 場所 説明
天国
(heaven)
ファーマメントの上
  • 神が住む場所
  • 天使以上の霊魂が住む場所
  • 栄光の体を持つ天使が住む場所
パラダイス
(paradise)
天国に極めて近い場所
  • 殉教者が滞在する場所
  • アブラハムのふところで例えられる場所
  • 第五の封印解除(黙示録6章11節)で彼らに白い衣が与えられる
地上
(earth)
地上
  • 人が生きる場所

(death)
  • 一度も受肉したことの無い霊が存在する場所
  • 転生可能な霊魂が存在する場所
  • 黙示録20章13節参照
黄泉、地獄
(hell,hades)
海の底の水源近く
火の池
(lake of fire,gehenna)
地の底
  • 永遠の罰を受ける場所
  • 第二の死と呼ばれる場所

この転生という概念を導入すると、聖書の行間を無理なく埋めることができます。その詳細については公開されていませんが、必要十分であるということです。

復活とはなにか

転生という概念を導入すると、復活という言葉の意味はだいぶ明確になります。即ち、復活とは永遠の命を回復するという意味です。つまり、例えあなたの肉体が死を迎えたとしても、常に新しい体が与えられ、霊と肉体が分離した状態が起こらないということです。

また、千年王国の後にくる新天新地の世界は、黙示録20章14節にあるとおり「死」と「黄泉」という場所は火の池に投げ込まれて存在しなくなります。

このアダムの罪故に失った永遠の命を回復させる機会は、黙示録によると、二回あります。一度目は主イエスの再臨時で、二度目は千年王国の終わりの時です。もし、この二回で回復できなかった場合は、あなたの霊魂は永遠の刑罰である火の池に投げ込まれるということです。

復活日 内容
第一の復活

一回目の審判
2037年6月23日〜2040年12月23日
第一の復活にあずかる為には「二人の証人」による信仰テストを受けて合格する必要があります。それゆえ、黄泉に下っていた全ての霊魂はその前に受肉して肉体を得ます。このことはヨハネの福音書5章28−29節に書かれています。
ヨハネの福音書5章28−29節(口語訳聖書1955版)
28このことを驚くには及ばない。墓の中にいる者たちがみな神の子の声を聞き、29善をおこなった人々は、生命を受けるためによみがえり、悪をおこなった人々は、さばきを受けるためによみがえって、それぞれ出てくる時が来るであろう。

今の時代がまさにこのような時だと私は考えています。144000人を除いて全ての霊魂はその期間受肉してテストを受けます。そして合格者は額に印を押され、黙示録9章15節にあるように、天軍によって殺され霊魂が肉体から出ます。そしてその霊魂は受肉年齢によって自動的に、「死」に行くのか「黄泉」に行くのか振り分けられます。ここまでが携挙への準備となります。

ここでパウロの有名な一節が成就します。第一テサロニケ4章16−17節ですが、日本語訳は重要な箇所が訳されていないので、KJV1611で確認します。

第一テサロニケ4章16−17節(KJV 1611 text)
16For the Lord himselfe shall descend from heauen with a shout, with the voyce of the Archangel, and with the trumpe of God: and the dead in Christ shall rise first.17Then we which are aliue, and remaine, shalbe caught vp together with them in the clouds, to meet the Lord in the aire: and so shall wee euer bee with the Lord.
第一テサロニケ4章16−17節(口語訳聖書1955版)
16すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、17それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

私が先に述べた重要な箇所とは、17節の"aliue, and remaine"という二つの単語です。これは、私の定義した「死」と「黄泉」の意味に適合します。つまり、パウロの述べている意味は、初めにパラダイスにいる霊魂が回復し、それから「死」と「黄泉」にいる霊魂が携挙され、空中で主イエスに会うということです。

ここで重要なのは、パラダイスにいる霊魂は回復しますが、「死」と「黄泉」から携挙された霊魂は全霊魂が回復せず、天において主イエスとその部下達による仕分けがあります。これは黙示録16章12節にある通りで、主な不合格者はニコライ派ですが、彼らは天で罰を受けたのち天落します。

第二の復活

二回目の審判
千年王国の終わり
千年王国時代は、イザヤ65章20節にあるように永遠の命を持つ者と持たない者が混在した世界です。永遠の命を持つ者とは、第一の復活を遂げた者の事で、肉体的死を迎えますが、老いが遅く寿命が非常に長い人々の事です。

持たない者とは、彼らの子供達の多くだと思われます。なぜそのような事になるかと言えば、まだ1000年というリミットに達していない霊魂が沢山存在するからです。

666の刻印を押され「主の日」(鉢の裁き)を受けた者も、「黄泉」に行く者と「死」に行く者に分かれます。「死」に行った者は、千年王国時代に受肉し、一回の寿命は今の我々と同じですが、神を知る機会が多くあります。一方「黄泉」に下った者は、次の受肉は二回目の審判前だけとなります。

信仰とはなにか
信仰の本質は、なぜ日本人未信者(神も主イエスも知らない人々)が、144000人として選ばれようとしているのかということに帰着すると考えています。主イエスも黙示録3章11節で、日本人が持っているものを堅く守れと教えて下さっています。 つまり、ここに重要な気づきがあります。「聖書を知らなくても、十戒を守っていれば、守った事になる」ということです。これはエレミヤ書32章33−34節に書かれている通りです。
エレミヤ書32章33−34節
33しかし、それらの日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。すなわちわたしは、 わたしの律法を彼らのうちに置き、その心にしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となると主は言われる。 34人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。 それは、彼らが小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからであると主は言われる。 わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪を思わない」。(口語訳聖書1955版)

信仰の最終形態は、それが当たり前になることです。日本の伝統の中にはその十戒の思想が入っており、それを守ることで、知らず知らず十戒を守るようになっているということです。私は144000人とはそのような人々で、今となっては古風な感じの人々の事だと考えています。ただし悪しき伝統もあり、それが偶像崇拝です。これは絶対に正さないといけません。聖書を学び、我々のルーツがイスラエルにあることを知り、我々の唯一の神であるアブラハム・ヤコブ・イサクの神と、その一人子で近い将来御国の王となられる主イエスを尋ね求め続け、行動として示す事です。

ただし神は、144000人に対して、黙示録14章4節にある通り教会を全く知らないことを条件にしていますのでご注意ください。特にリベラル思想には要注意です。その実体は黙示録2章6節にあるニコライ派です。

フラットアースとはなにか
フラットアースとは、簡単に言えば天動説の進化版の事です。コペルニクスが16世紀に地動説を唱えるまでは、この世界は天動説的思想でした。聖書の世界観も勿論そうですし、私自身もそう考えています。また、黙示録は天動説を元にしないと絶対に解けない箇所があります。

そして私は、フラットアース論の全てが正しいと思っていません。信じれる部分は聖書と被る所くらいです。今はそれで十分だと思います。本当の人生というものは、千年王国から始まると思っていますので。その時、大きな感動があるのではないかと思います。

三位一体と聖霊
私が聖書の勉強を始めて、一番初めにつまづいたのはこの三位一体という考えです。多くの教会で取り入れている思想ですが、全く理解できませんでした。なぜなら、聖書には神は唯一と書かれていますし、主イエスもその一人子と書かれているからです。また黙示録5章7節においても、主イエスは神から巻き物を受け取りそれを開く権限を与えられるわけです。勿論そのような権限を委譲されるのは、主イエスが神に近い存在であるからに他なりませんが、神ではないということです。主イエスについては、イエス・キリストとはで私見を書きましたのでご参考下さい。

また、聖霊も然りです。聖書に記述される聖霊の性格はあくまでも媒体や仲介者です。私は、聖霊とは、地上の人々が天と通信できるようになるための媒介霊であると考えています。その聖霊が付くと、その人は天と繋がり、天から何かが与えられるということではないかと思います。

イエス・キリストとは
私が考える、私の主であるイエス・キリストについて書きたいとおもいます。かなりの部分は私の想像ですが、決してグノーシス主義的な考えではないことを初めに断っておきます。

神は、天使とは違う、自分たちに似た生き物と共に暮らしたいと考え、彼らの生きる環境に適合した地球を創造しました。そして地球を納める統治者を一人選びました。それが大天使ミカエルでした。

ミカエルの初めの仕事はアダムとして生まれ地上で生きる事でした。それは全ての人間の父となる為でした。故に一人だけの創造でした。この時ミカエルとしての記憶は全て消されました。

神は全ての霊の父となりましたが、ミカエルは全ての肉の父となりました。

その後、人間を地に増やす為、エバをアダムから創造しました。それはお互い求め合う気持ちを持たせる為でした。

神は、人間を我々と同じような存在にするために、蛇に命じて罪を犯させ、永遠の命も取り上げ受肉期間を千年とし、善悪を知る旅に出しました。これがエデンの園の追放です。

アダムことミカエルは大きな罪を背負わされましたが、それは彼の使命でした。時がくれば、その罪を償い、善悪をよく学んだ霊魂を帰還させ、神に献上しなければなりませんでした。それは、神が地球を新たに作り変える前までと定められていました。この作り替えを「主の日」と呼びます。

その後、アダムは多くの務めを終え930歳で死にました。その時70年の寿命を残しました。

時が流れ、霊魂の収穫の時がきました。天にいたミカエルは、神に献上するに耐えうる霊魂を集める為に、天に帰還できる道を作ることにしました。その方法は、アダム時代に神との約束を破った罪を償う事でした。

そしてその時が来て、ミカエルはイエス・キリストとして、地上に生まれました。

そして、間接的に全人類に対して犯した罪を、磔刑により償い(33歳)、天に帰還できる道を整え、永遠の命へと至る道を復活させました。

この時、ミカエルは地上年齢が963歳となり千年リミットに達し黄泉に降りました。(このことから、千年リミットは960歳から1000歳の間だと分かります)

この963はミカエルを表す数字となりました。

963=321✖️3
  • ミカエル
  • アダム
  • イエス・キリスト
321または123が主イエスの霊魂を表す数字です。主イエスが黙示録を始めるのは10月23日ですが、再臨の日は12月23日です。つまり123で綺麗に閉じられています。

黄泉に降った主イエスは、聖書に記された彼に関する預言の全てを成就することで神に認められ復活し、神の右座につきました。


黙示録概要

初めに、私が解読した黙示録の概要を箇条書きにしました。行間を埋める為、多少、イザヤ書などから肉付けしています。これで全体像を掴んで頂いて、一節一節どう解釈したかをご確認して頂ければと思います。
  • 使徒ヨハネに幻で主イエスが現れ、今後起こる事が示される
    • 主イエスは、自身が絶たれてから信仰テストまでの期間を七つの時代に分け、携挙へと至る七つの道として預言する
  • 使徒ヨハネは天の御座に引き上げられ、六番目の王であるヒラデルヒア教会時代の後半からの様子を見せられる
    • 六番目の王が住む場所で大地震が起こる
    • エゼキエル戦争が起こる(第一のラッパとエゼキエル38翔22節の預言が同じ。またイザヤ6章で最後に荒廃すると預言されている)
    • 144000人の携挙が起こる
    • 七番目の王であるラオデキア教会時代に入る
    • 天の神殿に七人の御使が立ちラッパが渡される。吹く度に神の臨在を示す大きな自然災害が起こる
    • エゼキエル戦争で生き残った多くの国民は、ほぼ住めなくなった国土を捨て、昔いた場所に移住する
    • 世界統一王国が樹立され、六番目の王が八番目の王としてその座につく
    • 主イエスによって「二人の証人」が立てられ、二人にサタンを入れ、信仰テストが始まる
    • 殉教者が多数でる
    • 主イエスの地上再臨は、144000人と共に来られますが、同時に天の川から二億の天軍が下り、生き残っているクリスチャンを全て殺します。しかし、666の刻印を持つものは生かされます。
    • 主イエスと144000人による地上再臨が起こり「二人の証人」は殺され、世界統一王国も崩壊する
    • 「主の日」が始まり荒らす憎むべき者が天の神殿に立つ(鉢の裁き)
    • 三日半の後、第七のラッパがなり、携挙が起こる。彼らは空中で主イエスに会う。
    • 殉教と認められて「パラダイス」にいた霊魂は天に到着後、直ぐに御国の門をくぐり、「第一の復活」者として高く上げられる。「黄泉」と「死」にいた霊魂は天に到着後、仕分けされ、多くの霊魂は入れない。
    • 天では、昔、エバを騙したへびと主イエスの戦いが起こり蛇は勝てず天落する
    • 御国に入れなかった霊魂は、三年半の間、天にとどまり厳しい罰をうけ、その期間の終わりに「二人の証人」に取り憑いていたサタン共々地上(第六の鉢の裁きの最中)に落とされる
    • 地上に残された未信者は、きつい罰を次々と受ける
    • 天落したサタンと地上の王は、未信者達を集め神との最終決戦に挑むが負ける(ハルマゲドン)
    • 地上に残された人と物は全て焼き尽くされる。死人は残された寿命にしたがい「黄泉」か「死」に行く
    • 地上は冷却されまっさらな状態になる
    • 地上に人々が戻ってきて、主イエスの戴冠が行われ、千年王国が始まる
    • 結婚制度はまだあり、子供も生まれる。しかし、永遠の命を持ち寿命も長い人と、今と同じ人間が混じった状態になる。
    • 千年後、最後の審判を受ける為、「黄泉」と「死」にいる霊魂は受肉する。
    • 神を信じない者達が都に攻め上るが、一瞬で終わる
    • 最後の審判後、不合格者は火の池に投げ込まれ永遠の罰を受ける。また「黄泉」と「死」もなくなり、全ては作り替えられる。
    • 新エルサレムが天から下ってきて、神と天使と人間が共生する完全なる世界が生まれる

黙示録のタイムテーブル

私が神様より頂いた主の再臨日と、黙示録とダニエル書から終末期のタイムテーブルを作成しました。また、月相とそのタイムテーブルの関係もまとめました。
・144000人携挙(大地震で亡くなった方) ・第一のラッパ ・第二の封印 ・第二のラッパ ・第三のラッパ ・第四のラッパ ・第五のラッパ 二人の証人666の刻印獣の像10カ国連合 ・第六のラッパ ・第一の鉢(2040/1/23) 2034/3/11 第六の封印(日本列島を襲う大地震とエゼキエル戦争) 1844/10/23(第一の封印「第六の王」ヒラデルヒア教会時代) 1844/10/22(「2300夕と朝の預言」の終わりと大贖罪の始まり) 2035/11/1(「第七の王」ラオデキア教会時代) 2037/6/23(「第八の王」世界統一王国時代) 2040/12/23(主イエスの地上再臨・「主の日」) 2040/12/25朝(7000人携挙)、第七のラッパ 2044/7/23(第六の鉢の裁き・サタンの天落・黙示録の終わり) 2044/9/7(千年王国の始まり)主イエスの戴冠 最後の審判、新エルサレム 時代 日本の世界進出と罪の償い 日本で起こるエゼキエル戦争 最後の宣教 信仰テスト 600日 600日 191年+9日 3年半+2ヶ月半(1335日) 主の日 環境の浄化 千年王国 1ヶ月半 3年半+1ヶ月(1290日) 199年+9ヶ月 黙 示 録 タ イ ム テ ー ブ ル 終 末 期 と 月 相 の 関 係 2023 2023年を下弦(二十三夜)として、月相を描くと、千年王国樹立の年は、満月となります。 2024 (下弦) 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 (新月) 2032 2033 2034 2035 2036 新月 ラオデキア ヒラデルヒア 2037 2038 (上弦) 2039 2040 2041 2042 2043 2044 (満月) 世界統一政府 再臨&主の日 サタンの天落 千年王国 3年半(1260日) ・地上環境のリセット(ゼカリヤ書14章6−7節) ・主イエスの戴冠(ゼカリヤ書14章9節) ・ヨベルの年 大地震エゼキエル戦争 ・第二の鉢 ・第三の鉢 ・第四の鉢 ・第五の鉢 ・第七の鉢 ・第三の封印 ・第四の封印 ・第五の封印
【黙示録タイムテーブルの項目説明】
この期間は、黙示録11:3を参照しました。1260日は太陰暦での3年半を意味しているので、現在の暦に置き換えると、1260日ではなく、現在の暦での3年半となります。これは、太陰暦と太陽暦では一年の日数が違うので、「月」又は「年」に換算して比較する必要があるからです。

また、開始日である6月23日には特別な意味があると考えています。それはハガイ書1章15節です。
ハガイ書1章15節
それは六月二十四日のことであった。
  • 「六月二十四日」:現在の日付に直すと、6月23日の夜
ハガイ書は、バビロン捕囚から帰ってきた人々による新しい神殿建設の話が書かれています。そして、その後立てられたのものが、後に第二神殿と呼ばれるものです。しかし、ハガイ書の2章以降に書かれている内容は、未来の神殿の姿で、私はそれは千年王国時代の神殿(エゼキエル書に書かれている神殿)だと考えています。その神殿の再建計画が、2037年6月23日から始まるという事です。まずは、信仰テストを通して人が聖別される所から始まります。
この期間は、ダニエル書12章11節と、黙示録12章5−6節を参照しました。
ダニエル書12章11節
日ごとの供え物が廃止され、憎むべき荒廃をもたらすものが立てられてから、千二百九十日が定められている。
この両者を比較したとき、期間が合わないことがわかります。ダニエル書では「3年半+1ヶ月」で、黙示録では「3年半」となります。どちらが正しいのかと考えた時、死海文書の正確さから見てもダニエル書となります。そこで、黙示録を注意深く見ていくと、浮いた1ヶ月を見つける事ができます。それが黙示録8章1節です。これは、第7の封印開封直後ですが、私が調べる限り何からも参照されない1ヶ月です。そこで、これは誤っていると仮定して、ダニエル書の記述に合うようにします。つまり、「憎むべき荒廃をもたらすものが立てられてから」なので、黙示録15章1節でそれが立つので、その後の2節の冒頭が妥当であると考えます。
黙示録15章2節
(天は半時間ほど沈黙に包まれた。)
わたしはまた、火が混じったガラスの海のようなものを見た。更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。
  • 「(天は半時間ほど沈黙に包まれた。)」:黙示録8章1節を仮に挿入した部分
一節を単純に挿入しただけだと文章が滑らかではないですが、ここの状況としては、携挙直後ですので、セレモニーが開催(黙示録3章5節)されたりで、天の神殿も忙しいはずです。それに鉢の裁きからは天の神殿は完全にクローズされるので、30日の間、休憩期間を入れているのは妥当であると考えます。

ここの誤りは読む人を試すためにわざと間違えていると考えています。
この期間はダニエル書12:12を参照しました。
ダニエル書12章12節
待ち望んで千三百三十五日に至る者は、まことに幸いである。
この意味は、上記の1290日は、第7の鉢が投入され、黙示録の終わる日ですが、それをさらに1ヶ月半超えると幸いであるという事です。その日を単純に計算すると、2044年9月8日となります。但し、これはユダヤ式の計算なので、現代に直すと2044年9月7日の夕刻からとなります。その日は丁度満月です。
さらに9月の満月の日(太陰暦だと15日)から1週間は、「仮庵の祭り」となります。これは「出エジプト」を記念してモーセが神から授かった祭りです。つまり、千年王国は「仮庵の祭り」から始まるという事です。これに関連する事は、旧約聖書で預言されています。それはゼカリヤ書14章16節です。
ゼカリヤ書14章16節
エルサレムを攻めたあらゆる国から残りの者が皆、年ごとに上って来て万軍の主なる王を礼拝し、仮庵祭を祝う。
この聖句は、主イエスを王とする統一国家(千年王国時代)が樹立されてから、だいぶ時を経てからの一般的な風習を表していると思います。携挙された人々が地上に戻ってきて、それぞれ国(王はティアティラ教会の勝利者)を起こすという事です。そして、毎年、仮庵の祭りを祝うためにエルサレムに上ってくるいう事です。
これは、黙示録の期間を示している数字ですが、7月に終わるので、かの有名なノストラダムスの四行詩を思い出させます。これがどうなのか調べてみます。
黙示録におけるこの時(2044/7/23)の状況は、地上は、ゆで釜のような灼熱の状態(黙示録16章9節)で、丁度第6の鉢の裁きの時にあたり、黙示録12章14節の第一の鉢の裁きから3年半後、エバを騙した龍(ヘビ)と不合格者が地上に天落してきます。この時地上には、666の刻印を受けた未信者と、天落者しかいません。
ノストラダムス百詩篇第10巻72編
一九九九年、七か月、(※「七の月」でもいいそうなのでそうします)
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモワの大王を蘇らせるために。
その前後マルスは首尾よく支配する。
  • 「一九九九年、七か月(七の月)」:黙示録が始まり、199年9ヶ月経った7月
  • 「空から恐怖の大王」:全人類を惑わしてきたサタンの天落(黙示録12章9節)。実際は、その手下ども(地上の王と呼ばれていた者達)と共に落とされる
  • 「アンゴルモワの大王」:モンゴルの王と解釈し、これにかつて世界征服したアジアの王(モンゴル帝国の王)という意味を当てはめると、3年半前に主イエスの再臨と共に滅びた世界統一王国の王(黙示録17章11節)という意味になる
  • 「蘇らせるために」:世界統一王国の王は、「二人の証人」の片割れとして登場します。彼は、サタンが持っていた地上の王としての権威(黙示録13章4節)をサタンより受けます。そしてその後、彼の政策がクリスチャンに対して厳しいものになっていきます。しかし、裏を返せば、彼は油注がれた王であり(ゼカリヤ書5章14節)、それがクリスチャンの信仰を試すテストになっていました。それから、悪が極まった所で主イエスの地上再臨があり、彼は主イエスに殺されますが三日半後に携挙します。つまり、この言葉の解釈としては、「全世界のクリスチャンの敵であった、あの世界統一王国の王を蘇らせよう」です
  • 「その前後」:今(サタンが天落した時)と千年王国の終わりの状況を指していると考えます。共に火が関係するからです。サタンは千年後に解放され(黙示録20章7節)ますが、彼は反キリスト勢力を組織し、都に攻め上ります。しかし、火によって一瞬で壊滅します。その時、サタンはそのアンゴルモワの王と偽預言者を再び立てているようです(黙示録20章10節)
  • 「マルス」:「火」を擬人化し軍神マルスとしている
  • 「首尾よく支配する」:サタンは、マルス(火)によって2回(前後)とも支配された
この解釈を踏まえて、意訳すると以下のようになります。
原文訳 意訳
一九九九年、七か月(七月)、 (黙示録の時代が始まり)199年9ヶ月経った7月
空から恐怖の大王が来るだろう、 空からサタンが落ちてくる
アンゴルモワの大王を蘇らせるために。 彼(サタン)は再びあの世界統一王国の王を立てようとし
その前後マルスは首尾よく支配する。 しかし、火によって野望は阻まれた
これらのように、私が調べた限り、ほぼ違和感なく、私の解釈する黙示録のストーリーに合います。そして、もしこの解釈が正しいのなら、凄いことが分かります。主イエスの再臨日が計算できたと言うことです。

ダニエル11章7節と12節から、三年半+1290日(三年半+1ヶ月)が定められていると述べていますが、初めの三年半で事が成就するという意味は文脈から携挙(永遠の命が得られる)が起こるという意味です。そうなると1290日(三年半+1ヶ月)とは鉢の裁きの事になるので、その天落日から1290日(三年半+1ヶ月)前が主イエスの再臨日となります。つまり、2040年12月23日です。

これにより、私が神様より教えて頂いた主の再臨日も、より信用度は上がると思います。なぜなら、ユダヤの律法を満足する2通りの計算方法(二人の証人)があるからです。

この600日は、以前、神より授けられた2つの数字を元にし、私が決めたものです。その2つの数字とは、買い物をした時の値段で、以下の2つです。
  • 311
  • 600
その証拠の画像が以下です。上の2つの支払いのみです。これは2022年12月14日、コンビニとイオンで買い物した時のものです。この2つはIDを使って支払ったので、スマホのアプリでそれが確認できます。
まず311という数字に関してですが、これを授かる1週間位前に突然、あの311の東北大地震の事が頭に浮かんできました。それらの事を調べたりしました。それからその日にこの値段がレジで出たとき、強い衝撃を受けましたのでその瞬間、神から授かった数字であることは分かりました。そして、その次の買い物でも同様な衝撃を受けたのでこれもそうだと分かりました。ただあまりにも簡潔すぎて、長らくその意味が分かりませんでした。しかし、本記事を書いている時に突然閃いて、分かりました。

これは、この日2035年11月1日を示す数字です。理由は以下、

  • 2034年3月11日から600日後
  • 2035年11月1日から600日後が、2037年6月23日

これらの計算は、CASIOが運営しているサイト「keisan」を使い計算しました。これらを図示すると以下です。

2034年3月11日   600日 (ー)  2035年11月1日  (+) 600日   2037年6月23日

2037年6月23日は、第8の王である世界統一王国の始まりの日です。つまり2035年11月1日を基準として、プラスマイナス600日で、311とそれが出てくるので、丁度はまるということです。よって、聖書には記述されていないラオデキア教会時代の期間(黙示録17章10節)を表していると考えています。ここで、数字を読み解きます。

  1. 2035年11月1日 ---> 111 --> 「神の至聖所」
  2. 600日 ---> 600 ---> 「主イエスが十字架を背負って歩いた距離」
  3. 2034年3月11日 ---> 311 ---> 「黙示録3章11節
  4. 2037年6月23日 ---> 623 ---> 「六つ+六つ+六つ=666」

(3)は主イエスから同胞である日本人に対するメッセージだと思います。

注解

黙示録を解読するにあたり、以下の点に注意しました。
  • 交錯配列法により記述され、同じ事でも逆説的に書かれている
  • 数字に大きな意味が隠されている
  • オブジェクト指向的に記述されている

最後のオブジェクト指向的というのは、プログラミング言語の事です。黙示録は、メインルーチンのないクラスの集合体が時間順で並んでいるイメージです。クラス間の参照も非常に多く、かなり複雑な構成になっています。

解読する聖書としては、「KJV 1611 text」と「口語訳(1955年度版)」とを使いました。

黙示録1章
主イエスは、使徒ヨハネの前に、鍵(七つの星)を持って現れ、その鍵を右手で渡し、未来に起こることを示しました。

KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
01:01 The Reuelation of Iesus Christ, which God gaue vnto him, to shewe vnto his seruants things which must shortly come to passe; and he sent and signified it by his Angel vnto his seruant Iohn, 【意訳】
イエス・キリストの黙示とは、私、使徒ヨハネが、彼の御使を通して授けられたもので、神がイエス・キリストに授けたものです。これには近い将来、絶対に越えなければならない事が示されています。

【語句の説明】
なし
イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその僕たちに示すためキリストに与え、そして、キリストが、御使をつかわして、僕ヨハネに伝えられたものである。
01:02 Who bare record of the word of God, and of the testimonie of Iesus Christ, and of all things that he saw. 【意訳】
私以外の誰が、神の言葉と、イエス・キリストの生きた証しと、私が見たものを証明することができるでしょうか?

【語句の説明】
なし
ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、すなわち、自分が見たすべてのことをあかしした。
01:03 Blessed is hee that readeth, and they that heare the words of this prophesie, and keepe those things which are written therein: for the time is at hand. 【意訳】
祝福される者とは、これを読み語る者と、その預言の言葉を聞き実行する者のことです。しかし、その預言は暫くの間、表には出てきません。

【語句の説明】
なし
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
01:04 Iohn to 1the seuen Churches in Asia, Grace be vnto you, & peace, from him 2which is, and which was, and which is to come, and from the seuen spirits which are before his throne: 【意訳】
私、使徒ヨハネは、アジアにある1「七つの教会」を通して、あなたに恵みと平安を送ります。それらは、2今おられ、かつておられ、やがて来られる方と彼の王座の前に存在する、七つの霊を持つお方からくるものです。

【語句の説明】
  1. 2、3章の七つの教会への手紙のこと。これには携挙へと至る人々の七つのパターンが時系列で並んでいる
  2. この3つはこうです。(復活のイエス・キリスト)=(初臨のイエス・キリスト)=再臨のイエス・キリスト)
ヨハネからアジヤにある七つの教会へ。今いまし、昔いまし、やがてきたるべきかたから、
01:05 And from Iesus Christ, who is the faithful witnesse, and the first begotten of the dead, and 2the Prince of the kings of the earth: vnto him that loued vs, and washed vs from our sinnes in his owne blood, 【意訳】
またこれらの恵みと平安は、忠実なる証人であり、初めて死から復活した者であり、2地上の諸王の王の皇子である、イエス・キリストから来るものです。彼は我々を愛し、その血によって我々の罪を贖いました。

【語句の説明】
  1. 主イエスはまだ王になっていないので、皇子(prince)です。やがて地上の諸王の王になる人という意味です。また、千年王国時代は、世界は統一されていますが、民族や支族毎に国が分かれているようです。
また、その御座の前にある七つの霊から、また、忠実な証人、死人の中から最初に生れた者、地上の諸王の支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。わたしたちを愛し、その血によってわたしたちを罪から解放し、
01:06 2And hath made vs 1Kings and Priests vnto God and his Father: to him be glory and dominion for euer and euer, Amen. 【意訳】
そして、イエス・キリストは、1神であり、父でもある方への捧げ物としての王と祭司を、我々に準備しました。イエス・キリストに、世々限りなく栄光と権力とがあるように、アーメン。

【語句の説明】
  1. 主イエスは七つの教会を通して、御国の民、御国の王、御国の祭司、守護天使、上級天使という5種類を地上から選びます(黙示録2章−3章参照)。
わたしたちを、その父なる神のために、御国の民とし、祭司として下さったかたに、世々限りなく栄光と権力とがあるように、アァメン。
01:07 Behold 1he commeth with clouds, and euery eye shal see him, and 2they also which pearced him: and all kinreds of the earth shall waile because of him: euen so. Amen. 【意訳】
見よ、1彼は雲と共に来る。全ての目は彼を見るだろう。そして、2彼を突き刺した者達もそれを見るが、全地の彼の同族は、彼故に、嘆き悲しむであろう。しかし、たとえそうであっても、私は主を賛美します。

【語句の説明】
  1. この雲は霊を表していると考えています。
  2. サタンの会堂に属するユダヤ人の事です。主イエスは同族のユダヤ人によって十字架につけられました。

【解説】
黙示録19章11節にある主イエスの地上再臨の様子を表しています
見よ、彼は、雲に乗ってこられる。すべての人の目、ことに、彼を刺しとおした者たちは、彼を仰ぎ見るであろう。また地上の諸族はみな、彼のゆえに胸を打って嘆くであろう。しかり、アァメン。
01:08 I am Alpha and Omega, the beginning and the ending, saith the Lord, 1which is, and which was, and which is to come, the Almighty. 【意訳】
私はアルファであり、オメガである。そして、最初であり、最後である。また、主と言われ、1今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者であり、全能者である。

【語句の説明】
  1. 黙示録1章4節参照
今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者、全能者にして主なる神が仰せになる、「わたしはアルパであり、オメガである」。
01:09 I Iohn, who also am your brother, and companion in tribulation, and in the kingdome and patience of Iesus Christ, was in the Isle that is called Patmos, for the word of God, and for the testimonie of Iesus Christ. 【意訳】
私、ヨハネは、あなたの兄弟でもあり、また、苦難とイエス・キリストの説く御国と忍耐の中にあって同じ仲間であるが、神の言葉と、イエス・キリストの証しの故に、パトモスと呼ばれる島にいた。

【語句の説明】
なし
あなたがたの兄弟であり、共にイエスの苦難と御国と忍耐とにあずかっている、わたしヨハネは、神の言とイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。
01:10 I was in the spirit on 1the Lords day, and heard behind me a great voice, as of a trumpet, 【意訳】
私は、ある1主の日に、霊の中にいた。そして、私の背後から、トランペットのような大きな声が聞こえてきた。

【語句の説明】
  1. 日曜日のことです
ところが、わたしは、主の日に御霊に感じた。そして、わたしのうしろの方で、ラッパのような大きな声がするのを聞いた。
01:11 Saying, I am Alpha and Omega, the first and the last: and what thou seest, write in a booke, and send it vnto the seuen Churches which are in Asia, vnto Ephesus, and vnto Smyrna, and vnto Pergamos, and vnto Thyatira, and vnto Sardis, and Philadelphia, and vnto Laodicea. 【意訳】
その声は、このように語った。「私は、アルファでありオメガである、最初の者で、最後の者である。あなたの見た事を、巻物に書き、アジアにある七つの教会に送りなさい。即ち、エフェソ、スミルナ、ペルガモ、ティアティラ、サルデス、ヒラデルヒア、そして、ラオデキアである。」

【語句の説明】
なし
その声はこう言った、「あなたが見ていることを書きものにして、それをエペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、ヒラデルヒヤ、ラオデキヤにある七つの教会に送りなさい」。
01:12 And I turned to see the voice that spake with mee. And being turned, I saw 1seuen golden Candlesticks, 【意訳】
そして、私は、私に話しかけた声を見るために振り向いた。振り向くと、私は、1七つの金の燭台を見た。

【語句の説明】
  1. Candlesticksは複数形になっていますが、seuenの前に冠詞がないので、固有名詞です。つまりメノラーの事です
そこでわたしは、わたしに呼びかけたその声を見ようとしてふりむいた。ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。
01:13 And in the midst of the seuen candlestickes, one like vnto the Sonne of man, clothed with a garment downe to the foot, and girt about the paps with a golden girdle. 【意訳】
そして、七つの燭台の真ん中に、足まで垂れた服を着て、胸に金の帯をしめている、人の子のような者がいた。

【語句の説明】
なし

【解説】
神の七つの霊を受け継ぎ、神に限りなく等しい存在となった主イエスの姿。地上の王の姿。
それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。
01:14 His head, and his haires were white like wooll as white as snow, and his eyes were as a flame of fire, 【意訳】
彼の頭と髪は、雪のように白い羊毛のようで、彼の目は燃えたぎる炎のようであった

【語句の説明】
なし
そのかしらと髪の毛とは、雪のように白い羊毛に似て真白であり、目は燃える炎のようであった。
01:15 And his feet like vnto fine brasse, as if they burned in a furnace: and his voice as the sound of many waters. 【意訳】
彼の足は、まるで炉の中で焼きなまされた、光り輝く真鍮のようであり、彼の声は大水の轟のようであった。

【語句の説明】
なし
その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、声は大水のとどろきのようであった。
01:16 And hee had in his 1right hand 2seuen starres: and out of his mouth went 3a sharpe two edged sword: and his countenance was as the Sunne shineth in his strength. 【意訳】
そして、彼は1右手の中に2「七つの星」を持ち、口からは、3両刃の剣が出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。

【語句の説明】
  1. 右手は、相手に何か重要な物を引き継がせる時の表現です。
  2. 北斗七星の事を指していると考えています。その形が「鍵」だからです。2章以降でその意味がわかります。
  3. 善と悪を使い人を諭す剣の事です。人は善と悪を学ぶ為にエデンの園から出されました。

【解説】
主イエスは、使徒ヨハネの前に鍵を持って現れました。
その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。
01:17 And when I sawe him, I fell at his feete as dead: and 1hee laid his right hand vpon me, saying vnto mee, Feare not, I am the first, and the last. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスは右手で使徒ヨハネに触れることで、鍵(1:16)を渡したと考えています
わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。すると、1彼は右手をわたしの上において言った、「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、
01:18 1I am hee that liueth, and was dead: and behold, I am aliue for euermore, Amen, and haue 2the keyes of hell and of death. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. イエス・キリストを参照して下さい。
  2. 生と死と転生の関係を参照して下さい。
また、1生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、2死と黄泉とのかぎを持っている。
01:19 Write the things which thou hast seene, and the things which are, and the things which shall be hereafter, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そこで、あなたの見たこと、現在のこと、今後起ろうとすることを、書きとめなさい。
01:20 The mysterie of the seuen starres which thou sawest in my right hand, and the seuen golden Candlestickes. 1The seuen Starres are the Angels of the seuen Churches: and 2the seuen candlestickes which thou sawest, are the seuen Churches. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 七つの教会を司るそれぞれの御使の事を指しています。
  2. 黙示録2章ー3章にまとめていますが、世界の人々を7種類に分類しそれぞれに対して携挙へと至る道が用意されています。

【語句の説明】
この七つの教会が黙示録を解く重要な鍵になっています。これは後で分かります。
あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。
黙示録2ー3章
主イエスは、使徒ヨハネに対し、七つの教会の天使に宛てて手紙を書くように指示します。その内容を注意深く読むと、手紙は全て、ある一定のフォーマットで書かれている事が分かります。これが意味する事は、普通の手紙というよりは、何かの分類を示しているという事です。これは、明らかに意図的であり、この事を無視すべきでは無いと考えています。以下の表に、それらのフォーマットと意味をまとめましました。
手紙のフォーマット
各手紙の共通項目 意味するもの
(教会の地名) 手紙の全体的なイメージ
(主イエスの特徴) 真の宛先の特徴
(内容) 手紙の内容
(勝利者の報酬) 携挙後の報酬

各々の手紙を解読すると、明記されていない情報が二つ出てくるのに気づきます。それは、「真の宛先」と「時期」です。そして、元のフォーマットとこれらを入れ変えると、本当の手紙の内容になると考えています。つまり、こうです。

  • 真の宛先
  • 時期(預言)
  • 内容
  • 勝利者の報酬

この手紙を全体を通して見ると、初めのエフェソから最後のラオデキアまで、それぞれの集団を表しており、それが時間順で並んでいます。そして、それは、主イエスの復活から再臨までの期間である事が分かります。

これは明らかに、この期間の預言書であり、言い換えれば「七つの預言」です。この「七つの預言」は、今は六番目のヒラデルヒアの最中ですが、このことは後で説明するとして、五番目までの予言は全て成就しています。それは、その内容と世界の歴史を見比らべれば明らかだからです。また、逆に言えば、この預言を成就した人達がいたからでもあります。このことから、この黙示録は、初期の頃は、正確に解かれていたという事が分かります。しかし、その後の科学や神学によって、黙示録は封印された書になってしまいました。

この「七つの預言」は、ここで話が終わりません。黙示録17章8−11節で出てくる、八番目の王が誰かが分かる仕組みになっています。主イエスが、使徒ヨハネの前に現れた時、右の手に持っていたものは、「七つの星」でしたが、それは鍵の形を持つ「北斗七星」を意味していると、私は考えています。つまり、鍵です。その鍵のギザギザの部分が、秘められていた先の「真の宛先」と「時期」で作られています。主イエスは、ペテロには天国の門の鍵を、使徒ヨハネには8番目の王である、パウロの言う滅びの子の事ですが、世界統一王国の門の鍵を授けました。以下の表は、この「七つの教会への手紙」の結果をまとめたものです。

七つの教会への手紙
宛先 真の宛先 時期 勝利者の報酬
エフェソ イエスを信じるユダヤ人
(南ユダ王国の子孫)
1世紀(初代教会の頃)〜 永遠の命を持つ御国の住人
スミルナ イエスを信仰する全世界の人々(クリスチャン) 1世紀〜 永遠の命を持つ御国の住人
ペルガモ イエスを伝道する人々 1世紀〜 名入りの真珠の指輪
(名前にエルがつくような上級天使)
テアテラ カトリック教会の人々 11世紀〜 永遠の命を持つ御国の諸国の統治者、王侯貴族
サルデス プロテスタント教会の人々 16世紀〜 永遠の命を持つ新しい神殿の祭司
(エゼキエル神殿)
ヒラデルヒア 日本人
(北王国イスラエルの子孫)
19世紀(1844/10/23)〜 新エルサレムの守護天使(144000人)
信仰テスト前の携挙)
ラオデキア 世界の未信者 三年半の信仰テスト前(2035/11/1)〜 永遠の命を持つ御国の住人
(第一の復活に預かれる最後のチャンス)
最後に、各教会の位置を地図で示します。特に深い意味は無いと思われますが、ご参考までに。
七つの教会の位置
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
02:01 Vnto the Angel of the church of 1Ephesus, write, These things saith he that holdeth 2the seuen starres in 3his right hand, who 4walketh in the midst of the seuen golden Candlesticks: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ユダヤ人の住む都市。エフェソにはかつて沢山のユダヤ人が住んでいました。これは歴史的な事実です。
  2. 七つの星=北斗七星=鍵=七つの教会の御使
  3. 右手は引き継ぎを行う手であり、ここでは手に持っている鍵を渡そうとしている
  4. メノラーが置かれている聖所と至聖所の間の幕を取り去った者という意味だと思います。

【解説】
ここで使われている表現は聖書の知識がある人に対して書かれています。つまり、ユダヤ人に対してのメッセージという事です。
1エペソにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『3右の手2七つの星を持つ者、4七つの金の燭台の間を歩く者が、次のように言われる。
02:02 I know thy workes, and thy labour, and thy patience, and how thou canst not beare them which are euil, and thou hast tried them which 1say they are Apostles, and are not, and 2hast found them lyers: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. パウロの教えを曲解して教えている人達のこと(使徒行伝20章30節参照)です。
  2. ユダヤ人であるが故に神の十戒を無視した教えが間違いだと分かっている事です。

【解説】
私はパウロはわざとこのような者達が出てくるような教え方をしました。曲解者が出てくることは織り込み済みということです。1つは主イエスの教えを広める為であり、ゼカリヤ書13章8−9節の預言を成就させる為です。もう一つは悪人を天落に追い込んで倒す為です。
わたしは、あなたのわざと労苦と忍耐とを知っている。また、あなたが、悪い者たちをゆるしておくことができず、1使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちをためしてみて、2にせ者であると見抜いたことも、知っている。
02:03 And hast borne, and hast patience, and for my Names sake hast laboured, and hast not fainted. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
あなたは忍耐をし続け、わたしの名のために忍びとおして、弱り果てることがなかった。
02:04 Neuerthelesse, I haue somewhat against thee, because thou hast left thy first loue. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
ここは、パウロの教を曲解した教えが蔓延してしまい手がつけられなくなり、ユダヤ人である我々も影響を受けたという事です。
しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
02:05 Remember therfore from whence thou art fallen, 1and repent, and doe the first workes, or else I will come vnto thee quickly, and 2will remoue thy Candlesticke out of his place, except thou repent. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
  1. パウロの教えを曲解した教えが、蔓延する前の状態に、戻って悔い改めなさいということ
  2. 神に選ばれた民であるユダヤ人とは認めないという事
そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、1悔い改めて初めのわざを行いなさい。もし、そうしないで悔い改めなければ、わたしはあなたのところにきて、2あなたの燭台をその場所から取りのけよう
02:06 But this thou hast, that thou hatest the deeds of 1the Nicolaitans, 2which I also hate. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. パウロの教えを曲解した教えの事です。
  2. 神がホレブでモーセに示した十戒が重要であるという事です。


【解説】
これは、我々日本人に置き換えてみても分かる話ですが、律法とはその国の文化やアイデンティティそのものですから、いかに優れた教えであってもなかなか受け入れられないものです。しかし、この十戒を受け入れてユダヤ人のようにならなければ、永遠の命には至らないという事です。
しかし、こういうことはある、あなたは1ニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、2わたしもそれを憎んでいる。
02:07 Hee that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches: 1To him that ouercommeth will 2I giue to eate of the tree of life, which is in the middest of the Paradise of God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ユダヤ人クリスチャンで、ニコライ派の影響を受けず、十戒を守り主イエスへの忠誠心をもつ者です。
  2. 聖書を熟知している人に対する表現を使い、永遠の命を約束しているという事です
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。1勝利を得る者には、神のパラダイスにある2いのちの木の実を食べることをゆるそう』。
02:08 And vnto the Angel of the Church in 1Smyrna, write, These things saith the 2first and the last, which was dead, and is aliue, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 没薬(死体に塗る防腐剤)
  2. イエス・キリスト参照

【解説】
この没薬の意味する所は、死体が大量に出るという意味です。それは、人類の三分の一が携挙されるので、携挙される前には必ず今の肉体を脱ぎ捨てるからです。このスミルナ教会への手紙は主イエスからクリスチャン達へのメッセージだと考えています。
1スミルナにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『初めであり、終りである者、死んだことはあるが生き返った者が、次のように言われる。
02:09 1I know thy works, and tribulation, and pouertie, 2but thou art rich, and I know the blasphemie of them which say 3they are Iewes and are not, but are the Synagogue of Satan. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. クリスチャン故の生き苦しさの事です。
  2. 天に宝が預けらているという事です。
  3. イエス・キリストが大嫌いなユダヤ人の事を指しています。彼らは神に選ばれたユダヤ人故のプライドがある為、異邦人クリスチャンを見ると我慢ならないという事だと思います。
1わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている2しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実3ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。
02:10 Feare none of those things which thou shalt suffer: behold, 1the deuill shal cast some of you into prison, that ye may be tried, and 2yee shall haue tribulation tenne dayes: 3bee thou faithfull vnto death, and I will giue thee a crowne of life. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここは世界統一王国時代の事で、主イエスを証しする「二人の証人」はクリスチャンを試すための政策を取ります。これは彼ら二人にサタンが入る事で起こります。
  2. 黙示録9章5−11節です。
  3. 殉教すれば霊魂は必ずパラダイスに行くので携挙時には必ず御国に入れます。しかし、殉教せずに携挙された場合は天で仕分けされます。こちら復活とはなにかを参照して下さい

【解説】
ここは、クリスチャンが受ける信仰テストの事が書かれています。これを受けない限り「第一の復活」には預かれないという事です。
あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、1悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている2あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう3死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう
02:11 He that hath an eare, let him heare what the spirit saith vnto the churches. 1He that ouercommeth, shall not be hurt of 2the second death. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 真のクリスチャンとして人生を全うした人
  2. 「第二の死」についてはこちら「生と死と転生の関係」を参照して下さい
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。1勝利を得る者は、2第二の死によって滅ぼされることはない』。
02:12 And to the Angel of the Church in 1Pergamos, write, These things saith hee, which hath 2the sharpe sword with two edges: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 異教が栄える都市
  2. 善・悪を使い分ける言葉の剣の事です

【解説】
神は善・悪をアダムの子孫達に学ばせる為に、サタンを使いアダムをエデンの園から追放したと、私は解釈していますが、この諸刃の剣を巧みに操り異邦人であるのにも関わらず、すばらしい伝道を行う人が現れてきたと言うことです。この手紙は、主イエスから、全世界の伝道者宛に書かれたものだと考えています。
1ペルガモにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『2鋭いもろ刃のつるぎを持っているかたが、次のように言われる。
02:13 I know thy workes, and 1where thou dwellest, euen where Satans seat is, and 2thou holdest fast my Name, and hast not denied my faith, euen in those daies, wherein Antipas was my faithful Martyr, who was slaine among yo, where Satan dwelleth. 【意訳】
私はあなたの行いを知っている。そしてあなたは、1サタンの座があるにも関わらずそこに住んでいる2そしてあなたは、私の名を第一に保ち続け私の教えを否定しなかった。そして私の忠実なる殉教者であるアンティパスが、サタンの住むあなた方の只中で殺された時もそうであった

【語句の説明】
  1. ペルガモはローマの古代都市であった事からこの教会が異邦人教会であることが分かります
  2. 異邦人であるにも関わらず、このような行動を起こさせるような教えを説いた凄い伝道者がいると言う事です

【解説】
異邦人界隈でも、凄い伝道者が現れて、主イエスの教えが広まっていると言う事です。
わたしはあなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの座がある。あなたは、わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。
02:14 But I haue a fewe things against thee, because thou hast there them that holde the doctrine of 1Balaam, who taught Balac to cast a stumbling blocke before the children of Israel, to eate things sacrificed vnto idoles, and to commit fornication. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 民数記に書かれている逸話の事です

【解説】
バラムは神様から啓示も受けていたのですが、結局、偽教師だった人です。そして彼は、イスラエルの敵であるバラクに、イスラエル人を堕落させる方法を教えました(聖書には教えたとは書かれていないので分かりずらい)。その為、多くのイスラエル人が堕落し偶像崇拝に陥り、彼らは、モーセの命により同胞に殺されました。
しかし、あなたに対して責むべきことが、少しばかりある。あなたがたの中には、現に1バラムの教を奉じている者がある。バラムは、バラクに教え込み、イスラエルの子らの前に、つまずきになるものを置かせて、偶像にささげたものを食べさせ、また不品行をさせたのである。
02:15 So hast thou also them that hold the doctrine of 1the Nicolaitans, which thing I hate. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録2章6節参照

【解説】
伝道者の中にも、ニコライ派が多数含まれていてるということです。
同じように、あなたがたの中には、1ニコライ宗の教を奉じている者もいる。
02:16 Repent, or else I will come vnto thee quickly, and wil fight against them with the sword of my mouth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
ニコライ派の教えを伝える伝道者には敵意を持つという意味です。
だから、悔い改めなさい。そうしないと、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口のつるぎをもって彼らと戦おう。
02:17 Hee that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches. 1To him that ouercommeth will I giue to eate of 2the hidden Manna, and will giue him 3a white stone, and 4in the stone a new name written, which no man knoweth, sauing hee that receiueth it. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ニコライ派に陥らず正しく主イエスの教えを説いた伝道者の事です。
  2. 天から降ってくる命のパンの事で永遠の命を表します。
  3. 文脈からその「白い石」が非常に価値がある事がわかります。聖書に記されている最も価値のある石とは真珠の事です。
  4. 黙示録19章12節から、その名前が主イエスの新しい名であるということが分かります。

【解説】
伝道者として勝利した者に対する恩賞は別格です。永遠の命の他に、実際に主の新しい名前が記された真珠を賜るということです。これは常に身につけられるようなものであるはずなので、指輪であると考えます。もしこうであるなら相当高い地位である可能性が高いです。私は名前にエルがつくような高級天使になれると考えています。(ダニエル12章3節)
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。1勝利を得る者には、2隠されているマナを与えよう。また、3白い石を与えよう。4この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。
02:18 And vnto the Angel of the church in 1Thyatira, write, 2These things saith the Sonne of God, who hath his eyes like vnto a flame of fire, and his feete are like fine brasse: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 紫布を作る都市。テアテラは使徒行伝16章14節に記述されていますが、王侯貴族の為の紫布を作っていた都市として知られていました。
  2. 主イエスの地上の王の王である御姿を表しています。

【解説】
この教会は、黙示録が書かれた時にはまだ存在していませんでした。このような教会を作れとの預言書です。そして、この手紙を元にできた教会が、カトリック教会です。
また黙示録1章6節にあるように、主イエスはきたる千年王国時代の諸国の王とエルサレムに建設される神殿(エゼキエル神殿)の祭司を地上の諸教会から贖います。諸国の王はこのテアテラ教会の勝利者から贖い、神殿の祭司は次のサルデス教会の勝利者から贖います。
1テアテラにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『燃える炎のような目と光り輝くしんちゅうのような足とを持った神の子が、次のように言われる。
02:19 I know thy works, and charitie, and seruice, and faith, and thy patience, and thy workes, and the last to bee more then 1the first. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 初代教会の事だと思います。

【解説】
キリスト教は、初代教会の迫害の時代を経て、国教の時代へと進みやがて世界中に広まっていきました。
わたしは、あなたのわざと、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐とを知っている。また、あなたの後のわざが、1初めのよりもまさっていることを知っている。
02:20 Notwithstanding, I haue a few things against thee, because thou sufferest that 1woman Iezebel, which 2calleth herselfe a Prophetesse, to teach and to seduce my seruants to commit fornication, and to eat things sacrificed vnto idoles. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 「列王記」に出てくる異邦人の娘。アハブの妻の事です。
  2. イゼベルのような偶像崇拝する預言者を立てなさいと言う預言です

【解説】
この一節は預言になっています。主イエスは、この教会が正しく発展しているのは知っているが、あのイゼベルのような預言者をトップに立てなさいと使徒ヨハネに伝えたわけです。この預言の成就としてなされたことがローマ教皇です。彼はこの預言を忠実に守り今に至るのは多くの人の知る所です。
しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは、あの1イゼベルという女を、そのなすがままにさせている。2この女は女預言者と自称し、わたしの僕たちを教え、惑わして、不品行をさせ、偶像にささげたものを食べさせている。
02:21 And 1I gaue her space to repent of her fornication, and she repented not. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 預言です。終わりの時までそのようにしなさいと言う事です。
1わたしは、この女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとはしない。
02:22 Behold, I will cast her into a bed, and 1them that commit adultery with her, into 2great tribulation, except they repent of their deeds. 【意訳】
見よ、私は彼女をベットに投げ込み、1彼女とのみだらな行為をする者どもを、悔い改めて彼女の行いから離れないない者を除いて、2大きな患難の中に投げ入れよう。

【語句の説明】
  1. ローマ教皇に忖度して利益を貪ろうとする人々の事です
  2. 天落のことです。黙示録12章9節黙示録16章12節参照。

【解説】
主イエスが教会のトップにイゼベルのような預言者を立てさせた目的は、ニコライ派を退治する為です。神でもないローマ教皇と姦淫すると十戒の不遵守となります。
見よ、わたしはこの女を病の床に投げ入れる。この女と姦淫する者をも、悔い改めて彼女のわざから離れなければ、大きな患難の中に投げ入れる。
02:23 And 1I will kill her children with death, and all the Churches shall know that I am hee which searcheth the reines and hearts: and 2I will giue vnto euery one of you according to your workes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 教会内の信徒であっても、多くの死を与え、転生回数を消費させて、黄泉に落とすという意味だと思います。この場合、受肉期間も短くなりますし、信仰テスト前には黄泉にいても一度受肉しますが、この方々はテスト前に死ぬ可能性が高いと言うことです。そうすると永遠の命は千年後の最後の審判時に回されるということになります。ここのdeathはこちらの生と死と転生の関係をご参照ください。
  2. 主イエスは、信徒の一つ一つの行いを見て、一人一人に総合的な判断を下すという意味です。
また、1この女の子供たちをも打ち殺そう。こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。2そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう
02:24 But vnto you I say, and vnto the rest in Thyatira, as many as haue not 1this doctrine, and which haue not knowen the 2depthes of Satan, as they speake, 3I will put vpon you none other burden: 【意訳】
しかし、私はあなたに言おう。テアテラにいる残された者、即ち、多くの者が持っている1この教理を受け入れておらず、またよく話されているような2サタンの深みを知らない者に対しては、私は3他の重荷をあなたに置くことはない

【語句の説明】
  1. イゼベルという預言者の説く教理の事です。
  2. サタンは神の被造物であると言う事です。しかし普通とは逆で、悪が善で、善が悪になっている存在です。神は人間が良心からできないことをサタンにさせます。
  3. 携挙前の「二人の証人」による信仰テストの事だと考えています。その一人がローマ教皇(黙示録13章11節)なのですが、この二人にはサタンが入る事で、クリスチャンを迫害する政策をとります。しかし、それはクリスチャンを試す為の信仰テストになっています。しかるに自分の所属する教会のトップがそのような事をするわけですから、サタンを知らない者にとっては重荷となるわけです。

【解説】
この節はローマ教皇がどのような存在であるのかを教えてくれます。昨今のニュースを見ていても、間違いなく、主イエスの忠実なる僕であることがわかります。
また、テアテラにいるほかの人たちで、まだあの女の教を受けておらず、サタンの、いわゆる「深み」を知らないあなたがたに言う。わたしは別にほかの重荷を、あなたがたに負わせることはしない。
02:25 But that which 1ye haue already, hold fast 2till I come. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 愛、信仰、奉仕、忍耐の事です(黙示録2章19節
  2. 主イエスの再臨の事です。

【解説】
守るべきは神の十戒の精神であるということです。
ただ、2わたしが来る時まで1自分の持っているものを堅く保っていなさい。
02:26 And 1hee that ouercommeth, and keepeth my workes vnto the ende, to him will 2I giue power ouer the nations: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. このイゼベルの教えを受け入れず、終わりの時まで、十戒の精神(愛、信仰、奉仕、忍耐)を守った者の事です
  2. 千年王国時代から始まる御国における王侯貴族の事です

【解説】
聖書の最も重要な教えは、この十戒の精神を守れということです。それから主イエスの言いたいことは、相手の嘘を見抜く力を養えと言うことではないかと思います。このイゼベルと言う女は、主イエスによって作られた偶像です。そして終わりの時まで、この偶像と闘い勝利しろということです。
1勝利を得る者、わたしのわざを最後まで持ち続ける者には、2諸国民を支配する権威を授ける。
02:27 1(And he shall rule them with a rod of yron: as the vessels of a potter shall they be broken to shiuers:) 2euen as I receiued of my Father. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 詩篇2章9節と同じ聖句です。これは千年王国時代の地上の王となられた主イエスの統治の様子です。
  2. テアテラの勝利者達も、主イエスより千年王国時代に諸国の王となる権威を得、主イエスと同じように国を納めるという事です。
1彼は鉄のつえをもって、ちょうど土の器を砕くように、彼らを治めるであろう2それは、わたし自身が父から権威を受けて治めるのと同様である。
02:28 And 1I will giue him the morning starre. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの明けの明星とは、「主の日」(鉢の裁き)が終わり千年王国が始まった頃の事です。そこの頃に王に任命され今の世界からは信じられないような統治がはじまると思います。

【解説】
このカトリック教会は、地上から千年王国時代から始まる御国の王侯貴族をなす人々を贖う教会です。これは、主イエスの設定した偶像に勝利した者に与えられる栄光です。
1わたしはまた、彼に明けの明星を与える。
02:29 He that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
03:01 And vnto the Angel of the Church in 1Sardis write, These things saith he that hath 2the seuen Spirits of God, & 3the seuen starres; 4I know thy workes, that thou hast a name that thou liuest, and art dead. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 重要拠点、交通の要所。
  2. こちらの魂とはなにかをご参照ください。主イエスはこの神の七つの霊と同じ形の霊魂を持っているということです。
  3. 「七つの教会の天使」の事です。彼らは祭司として天の神殿にいる方々であり、主イエスと共に働いています。
  4. 預言です。このような教会を作りなさいということです。

【解説】
このサルデス教会もテアテラと同じで、本文が書かれた時には存在していませんでした。故に、主イエスの預言になっています。この預言の成就がプロテスタント教会であると私は考えています。
1サルデスにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『2神の七つの霊3七つの星とを持つかたが、次のように言われる。4わたしはあなたのわざを知っている。すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる
03:02 Be watchfull, and strengthen the things which remaine, that are ready to die: for 1I haue not found thy works perfect before God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 預言です。この結果できたものが、ルターの説いた「信仰義人」であると考えています。

【解説】
歴史的には、宗教改革として華々しくルターはこの教理を確立していったように見えますが、神に知らず知らずに動かされたのか、志願してやったのかは分かりませんが、預言成就を成し遂げたという意味では偉大な方です。重要な点は信仰が不完全であるという所です。パウロの開けた行間を最大限利用しました。
目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。
03:03 1Remember therefore, how thou hast receiued and heard, and hold fast, and repent. If therefore thou shalt not watch, 2I will come on thee as a thiefe, and thou shalt not know what houre I will come vpon thee. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 預言です。ここの成就も信仰義人です。黙示録2章6節のニコライ派を大量に生みました。現在ではリベラル派として知られています。
  2. 預言です。ここの成就が「反ローマ教皇主義」です。この主義を掲げてしまうと黙示録が全く分からなくなってしまいます。テアテラの預言成就で作り出されたローマ教皇こそが、バビロンを牛耳る大淫婦であり、偽預言者であり、二人の証人の一人であり、信徒を御国へと導くお方です。そして、その先に主イエスの再臨があるわけです。

【解説】
プロテスタントの二大教理である「信仰義人」と「反ローマ教皇主義」は、このサルデスの預言を成就させるために作られたものであると、私は考えています。ただ、この二つは主イエスの預言によって作られている事に注意をしてください。ここに大きな意味があるからです。
1だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。もし目をさましていないなら、2わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない
03:04 Thou hast a few names euen in Sardis, which haue not defiled their garments, and 2they shall walke with me in white: 3for they are worthy. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. プロテスタント教会の中にも「信仰義人」と「反ローマ教皇主義」に汚染されなかった人が、少数ですがいると言う事です。主イエスの預言の目的はまさにこれで、地上からその少数を贖う為にプロテスタント教会を建てたということです。
  2. 白い衣は祭司や天使が着ている服です。永遠の命を持っている事を意味していると考えていますが、1章6節の言葉から、王はテアテラ教会から贖われるので、サルデスは祭司だということが分かります。
  3. この二つについて深く深く学んだと言う事です。

【解説】
千年王国時代には新しい神殿(イザヤ16章5節、エゼキエル40章)が地上に建設されますが、その祭司職をプロテスタント教会から贖うという事だと考えています。彼らは天と地の仲介者として政治や律法に携わるので、高い能力が求められます。それ故そのテストもとても難しいものになっているということです。パウロの開けた行間を正確に埋め、かつ信仰に基づいた未来を語れる人です。ただし、この少数という意味は携挙される人が少ないという意味ではなく、勝利者が少ないという意味です。
しかし、1サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる2彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう3彼らは、それにふさわしい者である
03:05 Hee that ouercommeth, the same shalbe clothed in white raiment, and 1I will not blot out his name out of the booke of life, but I will confesse his name before my Father, and before his Angels. 【意訳】
勝利を得る者は、皆同じ白い衣を着せられる。そして、1私は彼の名を命の書の範囲外として汚すことはなく2逆に私は彼の名を父の御前、または御使の御前で告白しよう。

【語句の説明】
  1. 永遠の命を与えるという意味です。
  2. 彼らを天の神殿に招待し、神と御使達に、彼らの素晴らしさを伝えたいということです(黙示録7章9節)。
勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。
03:06 Hee that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
03:07 And to the Angel of the Church in 1Philadelphia write, 2These things saith he that is Holy, he that is true, he that hath the key of Dauid, he that openeth, and no man shutteth, and shutteth, and no man openeth; 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 兄弟愛(南王国ユダと北王国イスラエルの兄弟愛)
  2. これはイザヤ書22章22節です。

【解説】
ユダヤ人であり、ダビデの直系でもある主イエスから、兄弟であるイザヤに率いられて去っていった北王国イスラエルの人々に対するメッセージです。これも、黙示録が書かれた当時の預言書です。
1ヒラデルヒヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。2『聖なる者、まことなる者、ダビデのかぎを持つ者、開けばだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、次のように言われる。
03:08 1I know thy workes: behold, I haue set before thee 2an open doore, and no man can shut it: for thou hast 3a little strength, and4 hast kept my word, and5hast not denied my Name. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 北王国イスラエルがアッシリアに滅ぼされてから、聖別された人々がイザヤに率いられて極東の地に来て国を築いてきたその歴史のことです
  2. あなた方の為に天国への門を開いたという意味です。
  3. 預言です。国力が小さいという意味です。
  4. 預言です。主イエスが福音書で語られているような、愛、信仰、奉仕、忍耐というような戒めを守ってきたという意味です。
  5. 預言です。この成就が「天皇」という言葉です。天の皇子とは神の一人子の意味で主イエスを指し、ユダヤ人(南ユダ王国)は主イエスを十字架にかけましたが、北王国の人々は国の元首に据えました

【解説】
ここに重要な気づきがあります。「天皇」という名称は大化改新後に定めた事です。つまり、その時にはこの黙示録はすでに知られていて、しかも解かれていたということです。この預言実行の首謀者は、厩戸皇子であることは間違いないですが、情報元は秦氏だと思われます。
1わたしは、あなたのわざを知っている。見よ、わたしは、あなたの前に、2だれも閉じることのできない門を開いておいた。なぜなら、3あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、4わたしの言葉を守り5わたしの名を否まなかったからである
03:09 Behold, 1I will make them of the synagogue of Satan, which say they are Iewes, and are not, but doe lie: behold, 2I will make them to come and worship before thy feete, and to know that I haue loued thee. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスを否定するユダヤ人の事です。
  2. 私はユダヤ人に北王国の人々を愛している事を知らせようという意味です。これが、以下の3章10節の事です。
見よ、1サタンの会堂に属する者、すなわち、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくて、偽る者たちに、こうしよう。見よ、2彼らがあなたの足もとにきて平伏するようにし、そして、わたしがあなたを愛していることを、彼らに知らせよう
03:10 Because thou hast kept 1the word of my patience, 3I also will keepe thee 2from the houre of temptation, which shall come vpon all the world, to try them that dwell vpon the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録3章8節で述べられている事を忍耐して守ってきたという意味です。
  2. 三年半の信仰テストの前にという意味です
  3. 黙示録14章1節にある144000人の携挙の事だと考えています。

【解説】
この144000人の携挙は、北王国の人々だけに与えられた特別な祝福で、同胞のユダヤ人には与えられていません。そして、この祝福を受けるには、預言成就として、主イエスを否定しない何かが必要でした。そこで国家元首に主イエスを意味する名称を与えたということだと思います。
1忍耐についてのわたしの言葉をあなたが守ったから、わたしも、地上に住む者たちをためすために、全世界に臨もうとしている2試錬の時に、3あなたを防ぎ守ろう。
03:11 Beholde, I come quickly, 1hold that fast which thou hast, that no man take thy crowne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. イザヤの預言(イザヤ6章9−10節)に従い、北王国の人々は新しい地で聖書を捨てましたが、その精神は受け継がれました。実はその多くを仏教に移し替えて、民族性を守ってきたと考えています。
わたしは、すぐに来る。あなたの冠がだれにも奪われないように、1自分の持っているものを堅く守っていなさい
03:12 Him that ouercommeth, will I make 1a pillar in the Temple of my God, and he shall goe no more out: and I wil write vpon him the Name of my God, and the name of the Citie of my God, which is new Hierusalem, which commeth downe out of heauen from my God: And I will write vpon him my New name. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録21章17節にある新しい都である新エルサレムの中心勢力としましょうという意味だと思います。
勝利を得る者を、1わたしの神の聖所における柱にしよう1。彼は決して二度と外へ出ることはない。そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。
03:13 Hee that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。
03:14 And vnto the Angel of the Church of 1the Laodiceans, write, These things saith the Amen, the faithfull and true witnesse, 2the beginning of the creation of God: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 物質的繁栄、堕落
  2. 全ては神の被造物であるということです。

【解説】
このような状態を作りなさいという預言です。2023年現在まだきていない時代です。黙示録タイムテーブルをご参照ください。このラオデキヤの記述は淡々と書かれていますが、実は神の臨在が吹き荒れる時代になっています。信仰テスト前の最後の宣教時代です。またこの時代に入る少し前に、日本は神に対して大きな罪の償いをします。日本では大地震と戦争、そして144000人の携挙が起こる大激動の時代です。
1ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、2神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。
03:15 I know thy workes, that thou art neither cold nor hot, I would thou wert cold or hot. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
預言です。物質的に満たされた状態を作り出し、信仰が生温くなった状態にしなさいということです。
わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
03:16 So then because thou art lukewarme, and neither cold nor hot, I wil spew thee out of my mouth: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。
03:17 Because thou sayest, I am rich, and increased with goods, and haue need of nothing: and knowest not that thou art wretched, and miserable, and poore, and blinde, and naked. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
神を知らない、信じない人が大量にいるということです。
あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
03:18 I counsell thee to buy of me gold tried in the fire, that thou mayest bee rich, and white raiment, that thou mayest be clothed, and that the shame of thy nakednesse doe not appeare, and anoint thine eyes with eye salue, that thou mayest see. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
預言です。信仰さえも金で買えるような世の中を作りなさいということです。
そこで、あなたに勧める。富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。
03:19 As many as I loue, I rebuke and chasten, be zealous therefore, and repent. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
神の臨在がふき荒れる時代ですが、それが単なる自然現象だと思わずに、神が引き起こしている事だと気づき、悔い改めろということです。
すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。
03:20 Behold, I stand at the doore, and knocke: if any man heare my voyce, and open the doore, I will come in to him, and will sup with him, and he with me. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
主イエスの再臨がせまっているという時期を示唆しています。この時期においても主イエスを信じるならまだ救われるという事です。
見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。
03:21 1To him that ouercommeth, will2 I graunt to sit with mee in my throne, 3euen as I also ouercame, and am set downe with my Father in his throne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 自分の心の戸を開けて主イエスを受け入れるならばという意味です。
  2. 主イエスが王として君臨する御国の事です。
  3. 主イエスは、旧約聖書に記載された彼に関する全ての預言を成就したので勝利者となりました。つまり、あなたもこのラオデキヤの預言を成就したのなら、勝利者になれるという事です。
1勝利を得る者には2わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、3わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。
03:22 Hee that hath an eare, let him heare what the Spirit saith vnto the Churches. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。
黙示録4章
使徒ヨハネは、主イエスから天の玉座に招かれ、未来に起こる事を見せられます。使徒ヨハネが見た光景は、ヒラデルヒア教会時代から始まる未来でした。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度)
04:01 After this I looked, and beholde, 1a doore was opened in heauen: and 2the first voice which I heard, was as it were of a trumpet, talking with me, which said, Come vp hither, and I will shew thee things which must be hereafter. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 天の門が開いているのは、黙示録3章8節のヒラデルヒア教会時代です。使徒ヨハネは、この時代から始まる風景を見せられました
  2. 主イエスの声。1章10節参照
その後、わたしが見ていると、見よ、1開いた門が天にあった。そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた2初めの声が、 「ここに上ってきなさい。そうしたら、これから後に起るべきことを、見せてあげよう」と言った。
04:02 And immediatly I was in the spirit: and beholde, a Throne was set in heauen, and 1one sate on the Throne. 【意訳】
すると、直ぐに私は(肉体を脱ぎ捨てて)霊魂の状態になった。見よ、天に玉座が設けられており、あるお方がその玉座に座っていた。

【語句の説明】
すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。見よ、御座が天に設けられており、その御座にいますかたがあった。
04:03 And he that sate was to looke vpon like a Iasper, and a Sardine stone: and there was a rainebow round about the Throne, in sight like vnto an Emeralde. 【意訳】
口語訳参照

【解説】
神様の美しき御姿です。
その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。
04:04 And round about the Throne were 1foure and twentie seates, and vpon the seates I saw foure and twentie Elders sitting, clothed in white rayment, and they had on their heades crownes of golde. 【意訳】
口語訳参照
「白い衣」->「白い柔らかな服」

【語句の説明】
  1. 歴代誌上24章1−18によると、古代イスラエルの神殿の祭祀職には、祭祀長というポストがあり、祭司の家系を二十四組に分け、そこからそれぞれ二十四人の長が選ばれていました。その古代の祭祀長の数は、天の玉座の二十四人の写しかもしれません。
また、御座のまわりには1二十四の座があって、二十四人の長老が白い衣を身にまとい、頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。
04:05 And out of the Throne proceeded lightnings, and thundrings, and voyces: and 1there were seuen lampes of fire burning before the Throne, which are 2the seuen Spirits of God. 【意訳】
玉座の外側では、稲妻と雷鳴と声が広がっていたが、玉座のすぐ前には、1「七つの燭台」があり、火が燃えていた。それは、神の2「七つの霊」である。

【語句の説明】
  1. 神の霊を指しているので、メノラーの事です。故にseuen lampesは単数扱いとなりますが、メノラーであることを表現する為にlampesという複数形になっていると思います。しかし、wereという複数形が使われていますが、これはイギリス英語特有の書き方でwereでもwasでも問題ないみたいです。
  2. これは神が7個の霊を持っているという意味ではなくて、「七つの霊」という1つの霊を持っているという意味です。神の霊は六芒星を基本とした形をしており、これが「七つの霊」の由来です。六芒星には7個の網目があるからです。竹細工で考えると分かりやすいのですが、この六芒星(六目編みと呼んでいます)の形を編むには、最低6本のヒゴから作れます。中心の大きな目は必ず6本目のヒゴを入れた時にできる目であり、自動的にできる目なので、利得を表しています。つまり、六つの技と一つの安息です。これが神のリズムです。また、エクレシア教会の本質は、この神の六目編みのヒゴの一本になることです。ヒゴの幅と厚みは、神の十戒によって定められています。

       
御座からは、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが、発していた。また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。これらは、神の七つの霊である。
04:06 And before the Throne there was 1a sea of glasse like vnto Chrystall: and in the middest of the throne, and round about the Throne, were foure beastes full of eyes before and behinde. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 天と地を分けるファーマメントの事です。有名な動画サイトにも数多くの実際の映像があります。 ロケットがファーマメントに接触すると、接触面に霧みたいなものが発生します。ファーマメントは鋼鉄のような硬い物質ではなく、弾力性のある物質のようです。
御座の前は、1水晶に似たガラスの海のようであった。御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後にも、一面に目がついていた。
04:07 And the first beast was like a Lion, and the second beast like a Calfe, and the third beast had a face as a man, and the fourth beast was like a flying Egle. 【意訳】
口語訳参照

【解説】
04:08参照
第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
04:08 And 1the foure beasts had each of them sixe wings about him, and they were full of eyes within, and they rest not day and night, saying, Holy, holy, holy, Lord God Almighty, 2which was, and is, and is to come. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 同じシーンがイザヤ書6章1節にもあります。この獣とはセラフィムのことです。イザヤ書では、セラフィムの数と顔が隠されていますが、使徒ヨハネは詳細に見たようです。
  2. 神の事を言っています。黙示録1章4節の主イエスの表現と似ていますが少し違います。ここは永遠の昔から存在し、将来は人と共に住む者であるという意味だと思います。

【解説】
これはイザヤ書6章1節にでてくるセラフィムだと思います。イザヤ書では、セラフィムの数と顔が隠されていますが、使徒ヨハネは全く同じ光景を詳細に見たようです。
この1四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その翼のまわりも内側も目で満ちていた。そして、昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。2昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者」。
04:09 And when those beasts giue glory, and honour, and thankes to him that sate on the Throne, who liueth for euer and euer, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これらの生き物が、御座にいまし、かつ、世々限りなく生きておられるかたに、栄光とほまれとを帰し、また、感謝をささげている時、
04:10 The foure and twentie Elders fall downe before him that sate on the Throne, and worship him that liueth for euer and euer, and cast their crownes before the Throne, saying, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、世々限りなく生きておられるかたを拝み、彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、
04:11 Thou art worthy, O Lord, to receiue glorie, and honour, and power: for thou hast created all things, and for thy pleasure they are, and were created. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
「われらの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。あなたは万物を造られました。御旨によって、万物は存在し、また造られたのであります」。
黙示録5章
主イエスは、神の右手より巻物を受け取り、実際の黙示録の行動計画を始めます。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度)
05:01 And I saw in þe right hand of him that sate on the Throne, 1a booke written within, & on the backeside, sealed with seuen seales. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この巻物は呪いの書で、表とは、神を信じない地上の三分の二の人々を指し、裏とは十戒に違反し天落する人々の事を指す(ゼカリヤ書5章3節)
わたしはまた、御座にいますかたの右の手に、巻物があるのを見た。その1内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。
05:02 And I saw a strong Angel proclaiming with a loude voice; Who is worthy to open the booke, and to loose the seales thereof? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、ひとりの強い御使が、大声で、「その巻物を開き、封印をとくのにふさわしい者は、だれか」と呼ばわっているのを見た。
05:03 And no man in heauen, nor in earth, neither vnder the earth, was able to open the booke, neither to looke thereon. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開いて、それを見ることのできる者は、ひとりもいなかった。
05:04 And I wept much, because no man was found worthy to open, and to reade the booke, neither to looke thereon. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
巻物を開いてそれを見るのにふさわしい者が見当らないので、わたしは激しく泣いていた。
05:05 And one of the Elders saith vnto me, Weepe not: beholde, the Lion of the tribe of Iuda, the roote of Dauid, hath preuailed to open the booke, and to loose the seuen seales thereof. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、長老のひとりがわたしに言った、「泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる」。
05:06 And I beheld, and loe, in the middest of the Throne, and of the foure beastes, and in the midst of the Elders 1stood a Lambe as it had beene slaine, hauing 2seuen hornes and 3seuen eyes, which are the seuen Spirits of God, sent foorth into all the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 私は、このシーンが黙示録の時代が始まる1844/10/23の事だと考えています(黙示録タイムテーブル参照
  2. 聖書において、角は力や権威を表す物です。これに「七」が付くので、神の力や権威を持つ者という意味だと考えています
  3. 神の霊は、7つの網目を持つ六芒星を基本形にした例えようのない美しい姿です。主イエスは、この地上世界においてイエス・キリストとして、数々の預言を成就することで、神に認められ神に極めて近い存在となりその右座につきました。つまり、霊も神に極めて近い姿を持つということです。
わたしはまた、御座と四つの生き物との間、長老たちの間に、1ほふられたとみえる小羊が立っているのを見た。2それに七つの角3七つの目とがあった。これらの目は、全世界につかわされた、神の七つの霊である。
05:07 And he came, and tooke the booke out of 1the right hand of him that sate vpon the Throne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 右の手なので、神から主イエスへと巻物に書かれている実行権が引き継がれたという意味です
小羊は進み出て、1御座にいますかたの右の手から、巻物を受けとった。
05:08 And when he had taken the booke, the 1foure Beasts, and foure and twenty Elders fel down before the Lambe, hauing euery one of them harps, and golden vials full of odours, which are the prayers of Saints. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録4章8節参照
巻物を受けとった時、1四つの生き物と二十四人の長老とは、おのおの、立琴と、香の満ちている金の鉢とを手に持って、小羊の前にひれ伏した。この香は聖徒の祈である。
05:09 And they sung a new song, saying, Thou art worthy to take the Booke, and to open the seales thereof: for thou wast slaine, and hast redeemed vs to God by thy blood, out of euery kinred, and tongue, and people, and nation: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは新しい歌を歌って言った、「あなたこそは、その巻物を受けとり、封印を解くにふさわしいかたであります。あなたはほふられ、その血によって、神のために、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から人々をあがない、
05:10 And hast made vs vnto our God 1Kings and Priests, and we shall reigne on the earth. 【意訳】
そして、主イエスは我々に、我々の神に仕える1王と祭司を選びました。我々は地上を統治するでしょう。

【語句の説明】
  1. 御国の核となる2つです。王は、ティアティラ教会(カトリック)の勝利者から贖い、祭司はサルディス教会(プロテスタント)の勝利者から贖います。
わたしたちの神のために、彼らを御国の民とし、祭司となさいました。彼らは地上を支配するに至るでしょう」。
05:11 And I beheld, and I heard the voyce of many Angels, round about the Throne, and the beasts and the Elders, and the number of them was ten thousand times tenne thousand, and thousands of thousands, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
05:12参照
さらに見ていると、御座と生き物と長老たちとのまわりに、多くの御使たちの声が上がるのを聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍もあって、
05:12 Saying with a lowd voice, Worthy is the Lambe that was slaine, to receiue power, and riches, and wisedome, and strength, and honour, and glory, and blessing. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この天使達は元々天国にいる方々です。この場面では、まだ地上から誰一人、携挙されていません。また、主イエスは、元々大天使ミカエルなので、かつての部下達という事です。
大声で叫んでいた、「ほふられた小羊こそは、力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびとを受けるにふさわしい」。
05:13 And euery creature which is in heauen, and on the earth, and vnder the earth, and such as are in the sea, and all that are in them, heard I, saying, Blessing, honour, glory, and power bee vnto him that sitteth vpon the Throne, and vnto the Lambe for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
またわたしは、天と地、地の下と海の中にあるすべての造られたもの、そして、それらの中にあるすべてのものの言う声を聞いた、「御座にいますかたと小羊とに、さんびと、ほまれと、栄光と、権力とが、世々限りなくあるように」。
05:14 And the foure beasts said, Amen. And the foure and twenty Elders fell downe and worshipped him that liueth for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
四つの生き物はアァメンと唱え、長老たちはひれ伏して礼拝した。
黙示録6章
主イエスは、巻物の封印を開封していきます。この巻物には、地上世界を壊して、新しい神の国を作る方法が書かれています。これらの封印の解除は、6番目の王であるヒラデルヒア教会時代から始まります。

主イエスが封印を解くことで出てきた馬は、このヒラデルヒア時代から世界を牽引していきます。最後の時まで走り続けます。

【四頭の馬の預言&成就】
封印 馬の色 四つの生き物 成就
第一 白:(王) 獅子:(地上最強の王) 世界統一を目指す日本
第二 赤:(贖罪) 雄牛:(無慈悲な喧嘩屋) 神なき共産主義国家
第三 黒:(ユダヤ人)
※黒い礼服
人の顔のよう:(選民思想) 世界経済を操るユダヤ系国際金融資本
第四 青白い:(生まれたて) 飛ぶ鷲:(空から獲物を狙い肉を食う獰猛な生き物) 高ぶる世界の警察国家アメリカ
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度)
06:01 And I sawe when the Lambe opened one of the seales, and I heard as it were the noise of thunder, one of 1the foure beastes, saying, Come and see. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録4章7節参照

【解説】
第一の封印解除から、黙示録という神の計画は、主イエスにより始まります。その開始日は、ダニエル書の「2300夕と朝の預言」が終わった次の日である1844年10月23日です。それは数字も示しています。
小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、1四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。
06:02 And I saw, and behold, 1a white horse, and 2hee that sate on him had a bowe, and 3a crowne was giuen vnto him, and 4 went foorth conquering, and to conquere. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 軍隊において、王や将軍が乗る特別な馬です。
  2. 弓は神から選ばれた者の象徴としての表現です(ホセア1章5節)。
  3. 冠は王であることを表します。この時、使徒ヨハネが見せられている風景(黙示録4章1節)は、ヒラデルヒア教会時代である事を考慮すれば、この王は天皇陛下であることがわかります。因みに初代天皇である神武天皇は弓を持っています。
  4. ヒラデルヒア教会時代は、1844/10/23から始まりますが、歴史的に見て、日本が国際舞台に上がってきた時期と重なります

【解説】
この節の意味はこうなります。弓を持った天皇陛下が白い馬に乗り、世界に打って出たということです。日本のここら辺の主な歴史的な出来事を以下に記します。

  • 1853・・・黒船来航
  • 1854/3/31・・・日米和親条約(開港)
  • 1868/10/23・・・明治元年

明治元年は奇しくも10/23です。ヒラデルヒア教会時代が始まって、丁度24年目で明治元年を迎えました。
そして見ていると、見よ、1白い馬が出てきた。そして、2それに乗っている者は、弓を手に持っており、また3冠を与えられて4勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。
06:03 And when hee had opened the second seale, I heard 1the second beast say, Come and see. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録4章7節参照
小羊が第二の封印を解いた時、第二の生き物が「きたれ」と言うのを、わたしは聞いた。
06:04 And there went 1out another horse that was red: and power was giuen to him that sate thereon to take peace from the earth, and that 2they should kill one another: and there was guen vnto him a great sword. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この預言成就として、共産主義国家が設立されました。
  2. 彼らを無神論者としなさいという預言です。

【解説】
戦争屋を作れと言う預言になっています。
すると今度は、1赤い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、2人々が互に殺し合うようになるために、地上から平和を奪い取ることを許され、また、大きなつるぎを与えられた。
06:05 And when hee had opened the third seale, I heard 1the third beast say, Come and see. And I beheld, and loe, 2a blacke horse: and hee that sate on him had 3a paire of balances in his hand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録4章7節参照
  2. 黒い礼服を着るユダヤ教徒のユダヤ人です。
  3. ユダヤ資本の国際銀行の事です。

【解説】
彼らは、主イエスの預言によって作られたものですので、ご注意下さい。
また、第三の封印を解いた時、1第三の生き物が「きたれ」と言うのを、わたしは聞いた。そこで見ていると、見よ、黒い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、2はかりを手に持っていた。
06:06 And 1I heard a voice in the midst of the foure beastes say, 2A measure of wheate for a penie, and three measures of barley for a penie, and see thou hurtnot the oyle and the wine. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 神の黙示録計画を指揮する、主イエスの声だと思われます。
  2. オリブ油とぶどう酒は薬を意味すると考えています。これらは物価上昇から除外せよという意味だと思います。
すると、1わたしは四つの生き物の間から出て来ると思われる声が、こう言うのを聞いた2「小麦一ますは一デナリ。大麦三ますも一デナリ。オリブ油とぶどう酒とを、そこなうな」。
06:07 And when hee had opened the fourth seale, I heard the voice of the fourth beast say, Come and see. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
小羊が第四の封印を解いた時、第四の生き物が「きたれ」と言う声を、わたしは聞いた。
06:08 And I looked, and behold, 1a pale horse, & 2his name that sate on him was Death, and hell followed with him: and power was giuen vnto them, ouer the fourth part of the earth to kill with sword, & with hunger, and with death, and with the beastes of the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 生まれたてで若いという意味だと思います。
  2. このDeathは転生可能な霊魂が行く「死」の事で、hellは「黄泉」の事だと考えています。つまり何度も殺して転生させ、転生回数をかせいで、なるべく早く「黄泉」に落とすという意味だと思います。なぜなら、一回目の審判は、人口の三分の一が携挙されるのが決まっているので、残りの三分の二は二回目(最後の審判)に回るからです。しかも、それは1000年後と決まっているので、時は意外と短いので、多くの人は受肉期間を縮める必要があるということです。
そこで見ていると、見よ、1青白い馬が出てきた。そして、2それに乗っている者の名は「死」と言い、それに黄泉が従っていた。彼らには、地の四分の一を支配する権威、および、つるぎと、ききんと、死と、地の獣らとによって人を殺す権威とが、与えられた。
06:09 And when hee had opened the fift seale, I saw vnder the altar, the soules of them 1that were slaine for the word of God, and for the testimony which they held. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. パラダイスに留まる殉教者達の霊魂だと考えています。
小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに、また、そのあかしを立てたために、1殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。
06:10 And they cried with a lowd voice, saying, How long, O Lord, holy and true, doest thou not iudge and auenge our blood on them that dwell on the earth? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者に対して、わたしたちの血の報復をなさらないのですか」。
06:11 And 1white robes were giuen vnto euery one of them, and it was sayd vnto them, that they should rest yet for a little season, vntill their fellow seruants also, and 2their brethren that should be killed as they were, should be fulfilled. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 命の書に名が記され永遠の命が与えられたということだと思います。ただし受肉はまです。
  2. 黙示録13章15節の信仰テストで多くの殉教者が出ます。その方々の事です。
すると、彼らのひとりびとりに1白い衣が与えられ、それから、「2彼らと同じく殺されようとする僕仲間や兄弟たちの数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいるように」と言い渡された。
06:12 And I beheld when he had opened the sixt seale, and loe, there was 1a great earthquake, and 2the Sunne became blacke as sackecloth of haire, and 3the Moone became as blood. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 日本で発生する大地震の事です。なぜなら、使徒ヨハネが天で見せられている光景が、ヒラデルヒア教会時代であるからです。そしてこの大地震がエゼキエル38章19節につながります。
  2. 日中も真っ暗になるという意味です。
  3. 月も真っ赤になるようです

【解説】
06:17参照。
小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、1大地震が起って、2太陽は毛織の荒布のように黒くなり、3月は全面、血のようになり
06:13 And 1the starres of heauen fell vnto the earth, euen as 2a figge tree casteth her vntimely figs when she is shaken of 3a mighty winde. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 選ばれた者が実ったという意味です。
  2. 聖書において、いちじくは一貫してイスラエル人を指しています。青い実は初穂を表すので、初穂として実ったイスラエル人の意味になります。
  3. 神の臨在を表す自然現象です。

【解説】
この大地震で、神に選ばれしイスラエル人(初穂として実った日本人)の霊魂が、肉体から離れ、神様に捧げられるという意味になります。つまり「144000人の携挙」として説明されている事です。また、携挙される数も文字通り144,000人であると考えていますので、その地震の規模は相当なものではないかと思います。このことは、ヨエル書3章2−5節にも書かれている通りで、イスラエルの中の残りの者を、逃れ場に移す事です。この大地震の後、エゼキエル戦争が勃発します。
天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。
06:14 And 1the heauen departed as a scrowle when it is rolled together, and euery mountaine and 2Island were moued out of their places/b>. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
【解説】
  1. これは空が真っ暗になる様を表しており、天に所属する、太陽、月、星が全く見えなくなる状態の事だと思います。
  2. 地震で日本列島が動いたと考えています。
1天は巻物が巻かれるように消えていき2すべての山と島とはその場所から移されてしまった
06:15 And the kings of the earth, and the great men, and the rich men, and the chiefe captaines, and the mighty men, and euery bondman, and euery free man, hid themselues in the dennes, and in the rockes of the mountaines, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。
06:16 And said to the mountaines and rockes, Fall on vs, and hide vs from the face of him that sitteth on the throne, and from the wrath of the Lambe: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
多くの人々が目覚め、神と主イエスの存在を認識しているということです。
そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。
06:17 For the great day of his wrath is come, and who shall be able to stand? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
元北王国イスラエルの人々に対して預言されていた終わりの時です。彼らの移住した地は大地震と戦争(エゼキエル戦争)で完全に崩壊します。それはかつて犯した偶像崇拝により国を滅ぼしてしまった罪を償う為です。その出来事で偶像がなんの役にも立たない事を知り、多くの日本人が心から神の存在をが知る為でもあります。しかしこれは帰還命令でもあると私は考えています。南王国の北王国が再び統一することは数々の預言があるからです。また時期的には、ヒラデルヒアの終わりからラオデキアの期間になります。この期間は神の臨在が活性化され、それにより世界中の多くの人々が神を知るようになると預言されています。それは信仰テスト前の最後の期間で、ぶどう園の労働者という逸話で知られています。そして、黙示録17章11節にある八番目の王がイスラエルの地で誕生します。彼は世界統一王国の王として君臨します。
御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。
黙示録7章
私はイザヤ6章が、日本という国家の始まりであり終わりの預言であると考えています。以下参照。
イザヤ6章(口語訳聖書1955版)
1ウジヤ王の死んだ年、わたしは主が高くあげられたみくらに座し、その衣のすそが神殿に満ちているのを見た。
2その上にセラピムが立ち、おのおの六つの翼をもっていた。その二つをもって顔をおおい、二つをもって足をおおい、二つをもって飛びかけり、
3互に呼びかわして言った。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主、その栄光は全地に満つ」。
4その呼ばわっている者の声によって敷居の基が震い動き、神殿の中に煙が満ちた。
5その時わたしは言った、「わざわいなるかな、わたしは滅びるばかりだ。わたしは汚れたくちびるの者で、汚れたくちびるの民の中に住む者であるのに、わたしの目が万軍の主なる王を見たのだから」。
6この時セラピムのひとりが火ばしをもって、祭壇の上から取った燃えている炭を手に携え、わたしのところに飛んできて、
7わたしの口に触れて言った、「見よ、これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの悪は除かれ、あなたの罪はゆるされた」。
8わたしはまた主の言われる声を聞いた、「わたしはだれをつかわそうか。だれがわれわれのために行くだろうか」。その時わたしは言った、「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」。
9主は言われた、「あなたは行って、この民にこう言いなさい、『あなたがたはくりかえし聞くがよい、しかし悟ってはならない。あなたがたはくりかえし見るがよい、しかしわかってはならない』と。
10あなたはこの民の心を鈍くし、その耳を聞えにくくし、その目を閉ざしなさい。これは彼らがその目で見、その耳で聞き、その心で悟り、悔い改めていやされることのないためである」。
11そこで、わたしは言った、「主よ、いつまでですか」。主は言われた、「町々は荒れすたれて、住む者もなく、家には人かげもなく、国は全く荒れ地となり、
12人々は主によって遠くへ移され、荒れはてた所が国の中に多くなる時まで、こうなっている。
13その中に十分の一の残る者があっても、これもまた焼き滅ぼされる。テレビンの木またはかしの木が切り倒されるとき、その切り株が残るように」。聖なる種族はその切り株である。
まとめるとこうなります。

  1. 神の御座に招待される
  2. 神の御顔を見る
  3. 召命される
  4. 心を鈍くさせられ罪を悔い改めさせないようにされる
  5. 今住む地が荒廃するまでという滞在期間を指定される
  6. 人々は再度何処かに移される
  7. その土地に残る者もいるがやがて滅ぼされる
  8. その土地から聖なる人々が生まれる

これらは北王国イスラエルの民が偶像崇拝の結果、アッシリアに滅ぼされた事を端に発しています。これらが黙示録6章17節に繋がります。そしてイスラエルの残された人々である144000人が、罪の贖いとして祭壇に捧げられ初穂として神に奉納されます。

KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度)
07:01 And after these things, I saw foure Angels standing on the foure corners of the Earth, holding the foure windes of the earth, that the winde should not blow on the earth, nor on the sea, nor on any tree. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
大きな災害が起こる前の様子です。
この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。
07:02 And I saw another Angel ascending from the East, hauing the seale of the liuing God: and he cried with a loud voice to the foure Angels to whom it was giuen to hurt the earth and the Sea, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
あの優しい声の御使から2022年後半に成就されたと聞きました。
また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、
07:03 Saying, 1Hurt not the earth, neither the sea, nor the trees, till 3wee haue sealed the seruants of our God in 2their foreheads. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録8章7−8節の事です。
  2. 聖霊の証印の事です
  3. 天と地にいる御使のチームでやっているようです。
2わたしたちの神の僕らの額に、3わたしたちが印をおしてしまうまでは1地と海と木とをそこなってはならない」。
07:04 And I heard the number of them which were sealed: and there were sealed an hundreth and fourty and foure thousand, of all the tribes of the children of Israel. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
選ばれる人数はこの数字の通り144,000人であると考えています。また、彼らはイザヤによって聖別された人々の子孫であると考えます。北王国がアッシリアに滅ぼされた後、彼らは大和民族と名乗り、極東の島に船または徒歩で移動してきたと考えています。因みにこの時ダン族は来なかったようです。
わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。
07:05 Of the tribe of Iuda were sealed twelue thousand. Of the tribe of Ruben were sealed twelue thousand. Of the tribe of Gad were sealed twelue thousand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
ユダの部族のうち、一万二千人が印をおされ、ルベンの部族のうち、一万二千人、ガドの部族のうち、一万二千人、
07:06 Of the tribe of Aser were sealed twelue thousand. Of the tribe of Nepthali were sealed twelue thousand. Of the tribe of Manasses were sealed twelue thousand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
アセルの部族のうち、一万二千人、ナフタリの部族のうち、一万二千人、マナセの部族のうち、一万二千人、
07:07 Of the tribe of Simeon were sealed twelue thousand. Of the tribe of Leui were sealed twelue thousand. Of the tribe of Isachar were sealed twelue thousand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
シメオンの部族のうち、一万二千人、レビの部族のうち、一万二千人、イサカルの部族のうち、一万二千人、
07:08 Of the tribe of Zabulon were sealed twelue thousand. Of the tribe of Ioseph were sealed twelue thousand. Of the tribe of Beniamin were sealed twelue thousand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
ゼブルンの部族のうち、一万二千人、ヨセフの部族のうち、一万二千人、ベニヤミンの部族のうち、一万二千人が印をおされた。
07:09 After this I beheld, and lo, a great multitude, which no man could nūber, of all nations, and kindreds, and people, & tongues, stood before the throne, & before the Lamb, clothed with white robes, and palmes in their hands: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
実際の白い衣を着ているので祭司の方々です。つまり黙示録3章5節のサルデス教会の勝利者達であると考えます。主イエスの言葉通り、神とその御使の前でセレモニーを受けている状況であると思います。
その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、
07:10 And cryed with a loude voice, saying, Saluation to our God, which sitteth vpon the Throne, and vnto the Lambe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
大声で叫んで言った、「救は、御座にいますわれらの神と小羊からきたる」。
07:11 And all the Angels stood round about the Throne, and about the Elders, and the foure beasts, and fell before the throne on their faces, and worshipped God, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
御使たちはみな、御座と長老たちと四つの生き物とのまわりに立っていたが、御座の前にひれ伏し、神を拝して言った、
07:12 Saying, Amen: Blessing, and glorie, and wisedome, and thankesgiuing, and honour, & power, and might be vnto our God for euer & euer, Amen. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
「アァメン、さんび、栄光、知恵、感謝、ほまれ、力、勢いが、世々限りなく、われらの神にあるように、アァメン」。
07:13 And one of the Elders answered, saying vnto mee, What are these which are arayed in white robes? and whence came they? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
長老たちのひとりが、わたしにむかって言った、「この白い衣を身にまとっている人々は、だれか。また、どこからきたのか」。
07:14 And I said vnto him, Sir, thou knowest. And he said to me, These are they which came out of 1great tribulation, and haue washed their robes, and made them white in the blood of the Lambe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 「二人の証人」による信仰テストの事です。
わたしは彼に答えた、「わたしの主よ、それはあなたがご存じです」。すると、彼はわたしに言った、「彼らは1大きな患難をとおってきた人たちであって、その衣を小羊の血で洗い、それを白くしたのである。
07:15 Therefore are they before the throne of God, and 1serue him day and night in his Temple: and hee that sitteth on the Throne shal dwell among them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの神殿は地上に建設される千年王国時代のエゼキエル神殿の事だと思います。
それだから彼らは、神の御座の前におり、1昼も夜もその聖所で神に仕えているのである。御座にいますかたは、彼らの上に幕屋を張って共に住まわれるであろう。
07:16 They shall hunger no more, neither thirst any more, neither shall the Sunne light on them, nor any heate. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。
07:17 For the Lambe, which is in the middest of the throne, shall feede them, and shall leade them vnto liuing fountaines of waters: and God shal wipe away all teares from their eyes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐいとって下さるであろう」。
黙示録8章
第6の封印解除で日本に大地震が起こり、日本の本土防衛システムは機能(エゼキエル38章20節)しなくなり、それが呼水となりゴグが侵入してきます。信じられないことですが、大戦争(エゼキエル戦争)が日本本土で起こります。これはかつての日本人が犯した偶像崇拝の罪(アッシリア捕囚)の償いと、神の存在を彼らと、世界中の人々に知らせる為です。ここから、最後のラオデキア教会時代へと突入します。「第一の復活」に預かれる最後の宣教時代です。黙示録タイムテーブルをご覧ください。この戦争は神の力で日本は勝利しますが、全土は荒廃し、まともに住めなくなります。ここで多くの人が本当の神に目覚め、ルーツを取り戻し陛下共々多くの人が祖国に帰ると預言されています(イザヤ6章11節)。日本に残る人もいますが、実質ここで終わりです。彼らは滅びる事が預言されています(イザヤ6章13節)。一方現イスラエルは世界中からの帰還が相次ぎ超大国へと生まれ変わると思います。そして世界統一王国がイスラエルを母体に樹立され、陛下がその王に就任します。これが黙示録17章11節にある八番目の王です。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
08:01 And when hee had opened the seuenth seale, there was silence in heauen about 1the space of halfe an houre. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 半時間は30分なので、黙示録全体から鑑みて30日が妥当であると考えます。即ち1ヶ月の事です。

【解説】
この聖句は意図的に誤った場所に置かれていると考えています。なぜなら、このわずか1つの誤りだけで全ての期間に関する計算がおかしくなるからです。主イエスが読む者を試すために入れた一粒の嘘ではないかと考えています。詳しくは黙示録タイムテーブルをご参照下さい。勿論、誰かに修正された可能性も否めません。
小羊が第七の封印を解いた時、1半時間ばかり天に静けさがあった。
08:02 And I sawe the seuen Angels which stood before God, and to them were giuen seuen trumpets. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
古代イスラエルでは祭りの前に合図としてラッパを吹きました。このラッパとは角笛の事です。
それからわたしは、神のみまえに立っている七人の御使を見た。そして、七つのラッパが彼らに与えられた。
08:03 And another Angel came & stood at the altar, hauing a golden censer, and there was giuen vnto him much incense, that hee should offer it with the prayers of all Saints vpon the golden altar which was before the throne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。
08:04 And the smoke of the incense which came with the prayers of the Saints, ascended vp before God, out of the Angels hand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
香の煙は、御使の手から、聖徒たちの祈と共に神のみまえに立ちのぼった。
08:05 And the Angel tooke the censer, and filled it with fire of the altar, and cast it into the earth: and there were voyces, and thunderings, and lightnings, and an earthquake: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
ここからがラオデキア教会時代の始まりだと考えます。神の臨在を示す自然災害が起こり始めます。日本は戦争で大変な時期です。
御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。
08:06 And the seuen Angels which had the seuen trumpets, prepared themselues to sound. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そこで、七つのラッパを持っている七人の御使が、それを吹く用意をした。
08:07 The first Angel sounded, and there followed haile, and fire mingled with blood, and they were cast vpon the earth, and the third part of trees was burnt vp, and all greene grasse was burnt vp. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
エゼキエル38章22節です。神の臨在を示す自然現象です。世界中にこの現象が起こるとの事です。
第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。
08:08 And the second Angel sounded, and as it were a great mountaine burning with fire was cast into the sea, and the third part of the sea became blood. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
エゼキエル39章6節です。神の臨在を示す自然現象です。これらをマゴグと日本に送るとの事です。
第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、
08:09 And the thirde part of the creatures which were in the Sea, and had life, died, and the third part of the ships were destroyed. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
海の中の造られた生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。
08:10 And the third Angel sounded, and there fell a great starre from heauen, burning as it were a lampe, and it fell vpon the third part of the riuers, and vpon the fountaines of waters: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
エレミヤ9章14節です。神の臨在を示す自然現象です。日本に対して起こります。これにより水源が汚染され人が住めなくなるということだと思います。
第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。
08:11 And the name of the starre is called Wormewood, and the third part of the waters became wormewood, and many men dyed of the waters, because they were made bitter. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。
08:12 And the fourth Angel sounded, and the thirde part of the Sunne was smitten, & the third part of the Moone, and the third part of the starres, so as the third part of them was darkened: and the day shone not for a third part of it, and the night likewise. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
ラオデキアの時代が終わり、いよいよ世界統一王国の時代へ入ります。その時昼でも薄暗い世界となります。
第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。
08:13 And I beheld, and heard an Angel flying through the midst of heauen, saying with a loude voice, Woe, woe, woe, to the inhabiters of the earth, by reason of the other voyces of the trumpet of the three Angels which are yet to sound. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
ここは挿入句で、これから患難時代、実際は三年半の信仰テストですが、が始まることを示唆しています。
また、わたしが見ていると、一羽のわしが中空を飛び、大きな声でこう言うのを聞いた、「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。なお三人の御使がラッパを吹き鳴らそうとしている」。
黙示録9章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
09:01 And 1the fift Angel sounded, and I saw 2a starre fall from heauen vnto the earth: and to him was giuen the key of the bottomlesse pitte. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 神の臨在を示す自然災害が起こるということです。
  2. 天から地に一人の御使が遣わされたと言う意味です。

【語句の説明】
天からの御使により地獄の竈門の蓋が開けられたという意味だと思います。
1第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、2一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。
09:02 And hee opened the bottomelesse pit, and there arose a smoke out of the pit, as the smoke of a great fornace, and the sunne and the ayre were darkened, by reason of the smoke of the pit. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。
09:03 And there came out of the smoke locusts vpon the earth, and vnto them was giuen power, as the Scorpions of the earth haue power. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
実際のいなごではないと思いますが、聖書で使われるいなごの意味は、食べ尽くされるような害の意味になります。
その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、地のさそりが持っているような力が、彼らに与えられた。
09:04 And it was commaunded them that they should not hurt the grasse of the earth, neither any greene thing, neither any tree: but only those men which haue not the seale of God in their foreheads. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
神を信じていない人への罰です。
彼らは、地の草やすべての青草、またすべての木をそこなってはならないが、額に神の印がない人たちには害を加えてもよいと、言い渡された。
09:05 And to them it was giuen that they should not kill them, but that they should be tormented fiue moneths, and their torment was as the torment of a Scorpion, when he striketh a man. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは、人間を殺すことはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった。
09:06 And in those daies shal men seeke death, and shall not finde it, and shall desire to die, and death shall flee from them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。
09:07 And the shapes of the Locusts were like vnto horses prepared vnto battell, and on their heades were as it were crownes like golde, and their faces were as the faces of men. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであり、
09:08 And they had haire as the haire of women, and their teeth were as the teeth of Lions. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、そのかみの毛は女のかみのようであり、その歯はししの歯のようであった。
09:09 And they had brestplates, as it were brestplates of iron, and the sound of their wings was as the sound of charets of many horses running to battell. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、鉄の胸当のような胸当をつけており、その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのようであった。
09:10 And they had tayles like vnto Scorpions, and there were stings in their tayles: and their power was to hurt men fiue moneths. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その上、さそりのような尾と針とを持っている。その尾には、五か月のあいだ人間をそこなう力がある。
09:11 And they had a king ouer them, which is the Angel of the bottomlesse pit, whose name in the Hebrew tongue is Abaddon, but in the Greeke tongue hath his name Apollyon. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う。
09:12 One woe is past, and behold there come two woes more hereafter. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
第一のわざわいは、過ぎ去った。見よ、この後、なお二つのわざわいが来る。
09:13 And the sixt Angel sounded, and I heard 1a voyce from the foure hornes of þe golden altar, which is before God, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスの声です。
第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、1一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、
09:14 Saying to the sixt Angel which had the trumpet, Loose the foure Angels which are bound in 1the great riuer Euphrates. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 天の川の事です。黙示録16章12節をご参照下さい。

【解説】
天の川に四人の御使をリーダーとする天軍が控えているということです。
ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「1大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
09:15 And the foure Angels were loosed, which were prepared for 1an houre, and a day, and a moneth, and a yeere, for to 2slay the third part of men. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスの地上再臨の日だと思います。この日は、2040年12月23日です。黙示録タイムテーブルをご参考下さい。
  2. 黙示録12章3節にある通り、全人類の三分の一は携挙されます。その事です。

【解説】
携挙は霊魂の状態になっている必要があるので、この時肉体を持っているクリスチャンは、この天軍によって殺されます。しかし、666の刻印を押された未信者は鉢の裁きを受けるため殺されません。
すると、1その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、2人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
09:16 And the number of the armie of the horsemen were 1two hundred thousand thousand: and I heard the number of them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この数字はこのままであると考えます。全人類の三分の一となると、殉教者を除いても何十億人もいる可能性が高いので、現実的に全世界に使わすにはかなりの人数が必要だからです。

【語句の説明】
主イエスは再臨時に、黙示録19章14節にあるように144000人と共に天から下ってきますが、その時この二億の騎兵も同時に降りてくるという事です。空一面に天使が乱舞しているような、そんなとんでもない光景です。
騎兵隊の数は1二億であった。わたしはその数を聞いた。
09:17 And thus I sawe the horses in the vision, and them that sate on them, hauing brest-plates of 1fire and of Iacinct, and brimstone, & the heades of the horses were as the heads of Lions, and out of their mouthes issued fire, and smoke, and brimstone. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. これは色の三原色を表しており、それ意味があるでしょうが三つを混ぜると白になります。

【解説】
天軍の様子ですが、具体的にはわからないです。天の文明が作り出したものであることは間違いないでしょうが、その時までお楽しみということです。
そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、1火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。
09:18 By these three was the third part of men killed, by the fire, and by the smoke, and by the brimstone which issued out of their mouthes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
09:15参照
この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。
09:19 For their power is in their mouth, and in their tailes: for their tailes were like vnto serpents, and had heads, and with them they doe hurt. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
馬の力はその口と尾とにある。その尾はへびに似ていて、それに頭があり、その頭で人に害を加えるのである。
09:20 And the rest of the men which were not killed by these plagues, yet repented not of the works of their hands, that they should not worship deuils, and idoles of golde, and siluer, and brasse, and stone, and of wood, which neither can see, nor heare, nor walke: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
666の刻印を押された人々の様子です。彼らは、この時携挙されず、罰を受けるために生き残ります。
これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。
09:21 Neither repented they of their murders, nor of their sorceries, nor of their fornication, nor of their thefts. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。
黙示録10章
使徒ヨハネは、とても高い位の御使から召命され、転生して預言者となり、この神の黙示録の計画を実行せよと告げられます。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
10:01 And I saw another mighty Angel come down from heauen, clothed with a cloud, and a rainebow was vpon his head, and his face was as it were the Sunne, and his feet as pillars of fire. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。
10:02 And hee had in his hand a little booke open: and hee set his 1right foote vpon the sea, and his 2left foote on the earth, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 海は、「死」と「黄泉」がある所で、それを踏みつけてるので、これを司る者という意味です。また、右足とは、神の右側で、大きな意味で善を表します。
  2. 地は、人々と国々がある所で、それを踏みつけているので、これを司る者という意味です。左足とは、神の左側で、大きな意味で悪を表します。

【解説】
この御使は、地上世界の番人的な方で、御座にいる四つの生き物の内の一つだと思います。
彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、1右足を海の上に、2左足を地の上に踏みおろして、
10:03 And cryed with a loude voice, as when a Lion roareth: and when hee had cried, seuen thunders vttered their voices. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。
10:04 And when the seuen thunders had vttered their voices, I was about to write: and I heard a voice from heauen, saying vnto mee, Seale vp those things which the seuen thunders vttered, and write them not. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
七つの雷が声を発した時、わたしはそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書きとめるな」と言うのを聞いた。
10:05 And the Angel which I saw stand vpon the sea, and vpon the earth, lifted vp his hand to heauen, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、
10:06 And sware by him that liueth for euer and euer, who created heauen, and the things that therein are, and the earth, and the things that therein are, and the sea, and the things which are therein, that there should bee time no longer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
10:17参照
天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう時がない。
10:07 But in the dayes of the voice of the seuenth Angel, when he shall begin to sound, the mysterie of God should be finished, as hee hath declared to his seruants the Prophets. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
第七のラッパは主イエスの空中再臨時に鳴らされるものなので、ここで言う神の奥義とは、携挙の事です。
第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
10:08 And the voice which I heard from heauen spake vnto me againe, and said, Go, and take 1the litle booke which is open in the hand of the Angel which standeth vpon the sea, and vpon the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録1章3節にあるとおり、この巻物とは黙示録の事です。
すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に1開かれている巻物を、受け取りなさい」。
10:09 And I went vnto the Angel, and said vnto him, Giue me 1the little booke. And he sayd vnto me, 2Take it, and eat it vp, and 3it shall make thy belly bitter, but it shall bee in thy mouth sweete as hony. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 10:08参照
  2. 食べるというのは、消化せよということなので、その巻物に書かれている事を実行せよという意味です。
  3. 永遠の命に預かれるという甘い部分と、多くの信徒達を苦しめしかも殺し、本当に主を信じる者なのかを、テストしなければならない苦い部分があるということです。
そこで、わたしはその御使のもとに行って、「その1小さな巻物を下さい」と言った。すると、彼は言った、「2取って、それを食べてしまいなさい3あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。
10:10 And I tooke the little booke out of the Angels hand, and ate it vp, and it was in my mouth sweet as honie: and as soone as I had eaten it, my belly was bitter. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
10:09参照
わたしは御使の手からその小さな巻物を受け取って食べてしまった。すると、わたしの口には蜜のように甘かったが、それを食べたら、腹が苦くなった。
10:11 And he sayd vnto me, Thou must prophesie againe before many peoples, and nations, and tongues, and kings. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【語句の説明】
転生してもう一度預言者として生きなければならないということです。
その時、「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。
黙示録11章
世界統一王国が樹立されてから「二人の証人」が立ちます。彼らの目的は、神の奥義である携挙へと人々を招く為です。この携挙に選ばれると「第一の復活」者という栄光を受け永遠の命が与えられます。それ故、クリスチャンと呼ばれる人々を試すような政策が取られ、その反応を主イエスに見せる事になります。しかしそれは生やさしいものではありません。彼ら二人にはサタンが入れられるからです。黙示録2章10節にあるとおり、殉教を認められることが最も確実な勝利者となります。なぜなら、携挙された者全員が勝利者にはならないからです。ニコライ派には天落という大きな罰が用意されています。

期間は三年半で、その終わりに携挙があります。クリスチャンはこの信仰テストを受けないと「第一の復活」には預かれません。もし受けれなかったら、千年後の「最後の審判」に回される事になります。

KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
11:01 And there was giuen me a reede like vnto a rod, and the Angel stood, saying, Rise, and 1measure the Temple of God, and 2the Altar, and them that worship therein. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 神への信仰が寸法通りが計れという意味です。この信仰とは十戒を意味しています。
  2. 主イエスへの忠誠心が本物か計れという意味です。

【解説】
使徒ヨハネに対して、預言者に転生した後、クリスチャンと呼ばれる彼らの信仰を測れということです。
それから、わたしはつえのような測りざおを与えられて、こう命じられた、「さあ立って、1神の聖所2祭壇と、そこで礼拝している人々とを、測りなさい。
11:02 But the Court which is without the Temple leaue out, and measure it not: for it is giuen vnto 1the Gentiles, and the holy citie shall they tread vnder 2foote fourty and two moneths. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 未信者の事です。神も主イエスも信じていない人々を指しています。
  2. 三年半です。

【解説】
「二人の証人」が立つのは三年半の期間であるということです。
聖所の外の庭はそのままにしておきなさい。それを測ってはならない。そこは1異邦人に与えられた所だから。彼らは、2四十二か月の間この聖なる都を踏みにじるであろう。
11:03 And I will giue power vnto my two witnesses, and they shall prophesie a thousand two hundred and threescore dayes clothed in sackcloth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
主イエスによって立てられて二人でるということです。
そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。
11:04 These are the two oliue trees, and the two candlestickes, standing before the God of the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】

【解説】
かつてエデンの園にも二本の木が生えていました。それが、善悪の知識の木と命の木です。それが、最後の時代に再び現れます。これは主イエスがアダム時代に、自分の子孫達に善悪の意味を学ばせる為に負った罪を、十字架による償いで返し、開けてくださった道です(ゼカリヤ3章4節)。しかし、その道を通れるのは「二人の証人」によるテストに合格したと認められた者のみです。即ち、善悪の意味を知った人です。そして合格者は命の木の実に預かり、栄えある「第一の復活」者となります。
彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。
11:05 And if any man will hurt them, fire proceedeth out of their mouth, and deuoureth their enemies: and if any man will hurt them, hee must in this maner be killed. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
事が終わるまでは、サタンの力で絶対に死なないということです。
もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。
11:06 These haue power to shut heauen, that it raine not in the dayes of their prophesie: and haue power ouer waters to turne them to blood, and to smite the earth with all plagues, as often as they will. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
黙示録13章13節です。サタンの力です。
預言をしている期間、彼らは、天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。さらにまた、水を血に変え、何度でも思うままに、あらゆる災害で地を打つ力を持っている。
11:07 And when they shall haue finished 1their testimonie, 2the beast that ascendeth out of the bottomlesse pit, shall make warre against them, and shall ouercome them, and kill them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 三年半に渡る「二人の証人」による信仰テストの事です。
  2. 黙示録19章11−16節にある主イエスの地上再臨です。天から144000人と共に下ってきます。

【解説】
主イエスの地上再臨時には、地上の三分の一の人口を占めるクリスチャンは全員死んでおり、その霊魂は、「パラダイス」、「死」、「黄泉」のいずれかにいます。それ故、この地上再臨を見ることはないと考えています。
そして、彼らが1そのあかしを終えると、2底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す。
11:08 And their dead bodies shall lie in the street of the great citie, which spiritually is called 1Sodome and Egypt, where also 2our Lord was crucified. 【意訳】
そして、彼らの死体は大きな都の通りに置かれる。そこは、霊的に1ソドムとエジプトと呼ばれている所で、2我々の主もそこではりつけられました

【語句の説明】
  1. 性的に乱れた都市のイメージです。
  2. 主イエスが磔にされたのはエルサレムですので、「二人の証人」が置かれた都市とは、性的に乱れきったエルサレムであるということです。

【解説】
「二人の証人」はエルサレムにいて、世界統一政府もここにあるということです。そして、八番目の王こと六番目の王はここにいるということです。
彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる。彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。
11:09 And they of the people, and kinreds, and tongues, and nations, shal see their dead bodies three dayes and an halfe, and shall not suffer their dead bodies to be put in graues. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめるが、その死体を墓に納めることは許さない。
11:10 And they that dwell vpon the earth shall reioyce ouer them, and make merry, and shall send gifts one to another, because these two Prophets tormented them that dwelt on the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この二人によって世界は崩壊します。
地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。
11:11 And after 1three dayes and an halfe the Spirit of life from God, entred into them: and they stood vpon their feete, and great feare fell vpon them which saw them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ユダヤ暦では一日は夜から始まるので、半は朝を意味すると考えます。よって主イエスは12月23日に地上再臨されますが、その三日半とは、25日の朝となります。黙示録タイムテーブルをご参照下さい。
1三日半の後、いのちの息が、神から出て彼らの中にはいり、そして、彼らが立ち上がったので、それを見た人々は非常な恐怖に襲われた。
11:12 And they heard a great voyce from heauen, saying vnto them, Come vp hither. And they ascended vp to heauen in a cloud, and their enemies beheld them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここは携挙を表していると考えていますが、敵がそれを見たという一文から、体ごと引き上げられたと言う意味だと思います。実はこれが非常に重要な事で有名なサタンの天落へと続きます。イザヤ14章4ー21節、エゼキエル28章11ー19節(ティルスの王が世界統一王国の王になってからの事について預言している)。

【解説】
この「二人の証人」にはサタンが入れられますが、その時元々の霊魂は追い出されるように天に引き上げられるのではないかと思います。なぜなら、罪は霊魂単位でつくと思われるからです。例えば、世界統一王国の王の体に入れられたサタンは、イザヤ14章20節にあるように、自国を滅ぼし民を殺した罪に問われて地上に落とされますが、これは、サタンの霊が体を完全に支配している状態で罪を犯したので罪に問われたということです。ただしここは少々複雑で、神の被造物としてのサタンなら善悪が完全に逆になっているので、サタンが人間から見た悪を行っても罪には問われません。しかし、罪を問われるということは、サタンに堕落した天使であるという事です。
その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、1彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。
11:13 And the same houre was there 1a great earthquake, and the tenth part of the city fell, and in the earthquake were 2slaine of men seuen thousand: and 3the remnant were affrighted, and gaue glory to the God of heauen. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 神の臨在を表す自然災害です。
  2. この7✖️103は神と契約し至聖所へと至る者(招かれた人)という意味です。つまり携挙です。
  3. 「二人の証人」により666の刻印を受けた者は、鉢の裁きを受ける為、死なずに生き残ります。

【解説】
携挙される人々はこの時すでに肉体は持っておらず霊魂の状態です。全人類の三分の一がこの携挙に預かりますが、天落する人々もとても多いようです。
この時、1大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で2七千人が死に、3生き残った人々は驚き恐れて、天の神に栄光を帰した。
11:14 1The second woe is past, and behold, 2the third woe commeth quickly. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 全人類の三分の一が死ぬ災いのことです。これはクリスチャンの事です。
  2. 666の刻印を受けて生き残った未信者たちへの災いの事です。
1第二のわざわいは、過ぎ去った。見よ、2第三のわざわいがすぐに来る。
11:15 And 1the seuenth Angel sounded, and there were great voyces in heauen, saying, The kingdomes of this world are become the kingdomes of our Lord, and of his Christ, and he shall reigne for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 第一テサロニケ4章16−17節でパウロのいう空中再臨です。携挙で天に上がっていく霊魂は途中で主イエスに合います。

【解説】
残すは「主の日」こと鉢の裁きだけです。地上は焼き尽くされて作り替えられます。地上に残された人々はなす術もありません。
1第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。
11:16 And the foure and twentie Elders which sate before God on their seates, fell vpon their faces, and worshipped God, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、神のみまえで座についている二十四人の長老は、ひれ伏し、神を拝して言った、
11:17 Saying, Wee giue thee thankes, O Lord God Almightie, which art, and wast, and art to come; because thou hast taken to thee thy great power, and hast reigned. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
「今いまし、昔いませる、全能者にして主なる神よ。大いなる御力をふるって支配なさったことを、感謝します。
11:18 And the nations were angry, and thy wrath is come, and the time of the dead that they should bee iudged, and that thou shouldest giue reward vnto thy seruants the Prophets, and to the Saints, & them that feare thy Name, small and great, and shouldest destroy them which destroy the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
諸国民は怒り狂いましたが、あなたも怒りをあらわされました。そして、死人をさばき、あなたの僕なる預言者、聖徒、小さき者も、大いなる者も、すべて御名をおそれる者たちに報いを与え、また、地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきました」。
11:19 And the Temple of God was opened in heauen, and there was seene in his Temple the Arke of his Testament, and there were lightnings, and voyces, and thundrings, and an earthquake, and great haile. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
御国へ入国を果たした人々は、神との間で新しい契約が行われるということです。
そして、天にある神の聖所が開けて、聖所の中に契約の箱が見えた。また、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴と、地震とが起り、大粒の雹が降った。
黙示録12章
本章は創世記においてエバを騙した龍(へび)と主イエス(天にいるときはミカエル)の戦いについて書かれています。龍は自分の地上に住む手下を携挙を利用して大勢天に引き上げ、ミカエル(イエス・キリストの事)に戦いを挑みます。しかし、勝てずに手下共々天落します。

私はこの天落は、神が悪人に罰を与える為に、予め計画され作られた仕組みだと考えています。龍は女の子孫に敵意を置いている訳ですので、その気持ちを利用してわざと携挙の条件を緩くして、彼に感化された悪人達が天に上ってこれるようにしました。そして上がってきた霊魂に大きな罰を与えるというものです。パラダイスには彼らに殺された霊魂が沢山いるので、復習する機会が得られるという事です(黙示録6章10節黙示録20章4節)。

この罠に誘い込む方法が、テアテラ教会サルデス教会の中に組み込まれています。いずれも、主イエスを信じていても、神の十戒不遵守により天落に持ち込むという方法です。さらにテアテラ教会にはローマ教皇のしびれるような誘惑があります。それを受け、美酒に酔ってしまうと終わりです。神でないローマ教皇との姦淫の罪が成立し天落します(黙示録2章22節)。

そしてこの天落は主に、地上の王と呼ばれる、商人をターゲットにしているということです。これは本書の冒頭で示したゼパニア書1章2−18節の神の預言からも分かります。黙示録18章2−7節にもありますが、今我々の住む都、罪深き大いなるバビロンを築いたのは商人だからです。

KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
12:01 And there appeared a great wonder in heauen, 1a woman 2clothed with the Sunne, & 3the Moone vnder her feete, and vpon her head 4a Crowne of twelue starres: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 女は教会を表していると考えています。
  2. 太陽のように光輝く栄光を持っているという意味だと思います。
  3. 月は暦を表し、足は歩んできた道のりを表すので、長い年月歩んできたという意味だと思います。
  4. 教会は十二使徒によって建てられました

【解説】
天にクリスチャンの携挙が始まる前兆が現われたという事です。
また、大いなるしるしが天に現れた。1ひとりの女2太陽を着て3足の下に月を踏み4その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
12:02 And 1shee being with childe, 2cried, trauailing in birth, and pained to be deliuered. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 教会から携挙される人々の事です
  2. 今にも生まれようとしている状態の事です。
この1女は子を宿しており、2産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
12:03 And there appeared another wonder in heauen, and behold 1a great red dragon, 2hauing seuen heads, and 3ten hornes, and 4seuen crownes vpon his heads. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この龍はかつてエバをそそのかしたへびで、今は世界統一王国を支配しています。赤は罪を表しています。
  2. 頭とは、七つの教会(黙示録2章ー3章)の御使の頭を指していると考えています。
  3. 角は力を表し、世界統一王国と同盟を結ぶ10カ国の事だと思います(ダニエル7章24節)。
  4. 冠は勝利者を表し、七つの教会から携挙へと預かる人々の事だと思います。

【解説】
大きな赤い龍とは、黙示録13章7節の世界統一王国を表しています。この王国は、二つの大きな特徴を持っています。それが頭と角です。この節では頭に冠があるので、携挙がせまっているという意味だと思います。
また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、1大きな、赤い龍がいた。それに2七つの頭3十の角とがあり、その頭に4七つの冠をかぶっていた。
12:04 And 1his taile drew the third part of the starres of heauen, and did cast them to the earth: And 2the dragon stood before the woman which was ready to be deliuered, for to deuoure her childe as soone as it was borne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 星は選ばれた人を意味するので、世界統一王国の力で、人類の三分の一を占めるクリスチャンをかき集めて落としたということです。つまり、いじめたということです。
  2. 子は携挙に預かる人々の事です。龍は主イエスに敵意を置いているので、主イエスを証しする者が死ぬ程憎いという事です。

【解説】
地上の三分の一の人々が携挙されることは、旧約及び新訳で預言されています。
  • ゼカリヤ書13章8−9節
  • ヨハネの福音書21章11節(153は全数字の三分の一を表す)
1その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。2龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。
12:05 And shee brought foorth 1a man child, who was to rule all nations with a rod of yron: and 2her child was caught vp vnto God, and to his Throne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 男は継承者を意味するので、ここは主イエスを受け継ぐ者という意味だと思います。また、千年王国時代はこの「第一の復活」に預かった者が国々の役職をしめます。「鉄の杖」は詩篇2章9節ですが、完璧な統治をするということです。
  2. クリスチャンが携挙されたという意味です。

【解説】
龍はクリスチャンをいじめ抜きますが、それが裏を返せばクリスチャンへの信仰テストになっています。この時、殉教を認められた者は御国へと無条件で入国を果たしますが、殉教しなかった者は携挙はされますが、天で主イエスに仕分けされます。この時、龍は自分の手下を大量に天に上げることができます。
女は1男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、2神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。
12:06 And 1the woman fled into the wildernesse, 2where shee hath a place prepared of God, that they should feed her 3there a thousand, two hundred, and threescore dayes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの女は、クリスチャンのいなくなった教会、即ち未信者達を表していると考えています。また荒野は戦争で荒廃した地上世界を表していると考えています。つまり、未信者たちは、地上の荒廃した世界に残されたという意味だと思います。
  2. 神が未信者の為に用意した場所は、地上です。彼らは統一王国時代を生き延びた人々です。
  3. 千二百六十日は3年半なので、現在の暦でも3年半と解釈します。つまり、その期間荒野にいるということです。

【解説】
「二人の証人」により666の刻印を受けた者は、「主の日」に地上世界に生き残ります。これは神が予め決めておいた罰でした。そして三年半の間、苦しい罰を受け最後は地上は全て焼かれます。ただし、霊魂は「黄泉」または「死」に行くことになると思われますので、千年後の「最後の審判」は受けることができると思います。神はいつも忍耐強く最後まで待ってくれています。
1女は荒野へ逃げて行った。そこには、彼女が3千二百六十日のあいだ養われるように、2神の用意された場所があった。
12:07 And there was 1warre in heauen, 2Michael and his Angels fought against the dragon, & the dragon fought and his angels, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この戦いとは、黙示録14章19節にある携挙された三分の一の霊魂の仕分けの事だと考えています。仕分けとは、御国の門をくぐらせるか、地上に落とすかの審判の事です。
  2. 主イエスと144000人の事だと考えています。ミカエルについてはイエス・キリストとはをご参照下さい。
  3. この龍は元々天に住んでいます。その使いとは携挙で上ってきた彼らの手下で地上の王と呼ばれていた人々です。彼らはイエス・キリストを証ししても、十戒を遵守しないし殉教もしないので天までは上ってこれますが、御国には入れない霊魂です。
さて、1天では戦いが起った2ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。3龍もその使たちも応戦したが、
12:08 And 1preuailed not, neither was their place found any more in heauen. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 龍は主イエスと戦ったて負けたということです。創世記3章15節の預言が成就しました。
1勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。
12:09 And the great dragon was cast out, that old serpent, called the deuill and Satan, which deceiueth the whole world: 1hee was cast out into the earth, and 2his angels were cast out with him. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. サタンを地上に落としたということです。
  2. 12:07参照
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、1全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され2その使たちも、もろともに投げ落された。
12:10 And I heard a lowd voyce saying in heauen, Now is come saluation, and strength, and the kingdome of our God, and the power of his Christ: for the accuser of our brethren is cast down, which accused them before our God day and night. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
鉢の裁きが終わった直後の状況です。
その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。われらの兄弟らを訴える者、夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。
12:11 And they ouercame him by the blood of the Lambe, and by the word of their Testimony, and they loued not their liues vnto the death. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
世界統一王国のクリスチャンへの迫害は相当なものであるようです。それでも 黙示録2章10節にあるように、死に至るまで神の十戒と主イエスの忠誠を守った人々が沢山いるということです。この方々の霊魂は「パラダイス」に行くので、絶対に天落しません。
兄弟たちは、小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、彼にうち勝ち、死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。
12:12 Therefore reioyce, yee heauens, and yee that dwell in them; Woe to the inhabiters of the earth, and of the sea: for the deuill is come downe vnto you, hauing great wrath, because 1he knoweth that he hath but a short time. 【意訳】
それ故、大いなる天とそこに住む者は喜べ、しかし、地上とその海の中に住むものは悲しめ、サタンが下ってきたからである。なぜなら、1彼は自分の時が短いの知り、復讐心に燃えているからである。

【語句の説明】
  1. 神によって地上に落とされる事だと思います。
それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである」。
12:13 And when the dragon saw that he was cast vnto the earth, hee persecuted 1the woman which brought foorth the man childe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの女はクリスチャンを産み終えた教会の事だと考えています。つまり、地上に残されたの未信者達の事を指しています。(黙示録12章6節

【解説】
天に復讐する為に、未信者の仲間を集めにいきます。この後に起こるのがハルマゲドンという戦いですが、全く勝負になりません(黙示録16章16節)。
龍は、自分が地上に投げ落されたと知ると、1男子を産んだ女を追いかけた。
12:14 And to 1the woman were giuen two wings of a great Eagle, that shee might flee into 2the wildernesse into her place, where 4she is nourished 3for a time, and times, and halfe a time, 5from the face of the serpent. 【意訳】
そして、1その女には大きな鷲の2つの翼が与えられた。それは、彼女が自分の場所である2荒野へと逃れる為である。そこで、3彼女は、一年、二年、そして、半年の間4狡猾なへびからのがれ、養われる事になっている。

【語句の説明】
  1. この女は携挙で信者がいなくなった教会を表していると考えています。即ち未信者の事です。そして、鷲の翼は「二人の証人」であると考えています。彼らは「二人の証人」が繰り出す政策も、未信者故に、簡単に受け入れてしまいクリスチャンのように死には至りません。これが666の刻印を受けた人々を表しています。
  2. 戦争で荒廃した地上世界です。信仰テストの期間、戦争も起こります。
  3. 三年半の期間です。
  4. 未信者達が三年半の間、へびから逃れるということは、サタンの天落は、第一の鉢の裁きが始まってから三年半後になるということです。
しかし、女は自分の場所である荒野に飛んで行くために、大きなわしの二つの翼を与えられた。そしてそこでへびからのがれて、一年、二年、また、半年の間、養われることになっていた。
12:15 And the serpent cast out of his mouth water as a flood, after the woman: that he might cause her to bee caried away of the flood. 【意訳】
そして、へびはその女の後から洪水のようなよだれをだした。へびはその女にその洪水を運ばせようとした。

【語句の説明】
なし

【解説】
龍(へび)の天落は第6の鉢の裁きの時に起こりますが、その前の第4の鉢の裁きの時、太陽の温度が上げられるので地上は相当暑い状態にあります。そこで龍(へび)は、地上に残っていた未信者及び自分と共に落ちてきた天落者(かつての自分の王国の市民達)を助けようとして、水分を作り出し彼らに与えたという事だと思います。
へびは女の後に水を川のように、口から吐き出して、女をおし流そうとした。
12:16 And the earth helped the woman, and 1the earth opened her mouth, and swallowed vp the flood which the dragon cast out of his mouth. 【意訳】
そして、地はその女を助けた。1地はその龍が口から吐き出した洪水を、自分の口に飲み込んだ

【語句の説明】
  1. 乾き切った大地であるので、その龍が出した水分もスポンジのように大地に吸収されていったということです。

【解説】
直訳では、地が生き残っている人々を、龍の作り出す洪水から守ったという意味になりますが、実は真逆の意味で、龍が生き残っている人々を暑さから助けようとして水分を作ったのですが、大地に飲まれたという意味です。
しかし、地は女を助けた。すなわち、地はその口を開いて、龍が口から吐き出した川を飲みほした。
12:17 And the dragon was wroth with the woman, and went to make warre with 1the remnant of her seed, which 2keepe the Commaundements of God, and haue the testimony of Iesus Christ. 【意訳】
そして、龍は女に対して怒り狂い、1彼女から生まれた残りの者、即ち、2神の十戒を守り、イエス・キリストの証を持つ者と戦う為に出て行った。

【語句の説明】
  1. 携挙され、御国の門をくぐった人々の事です。
  2. 御国の門をくぐるには、十戒遵守とイエス・キリストへの忠誠心を持つ者です。

【解説】
龍にとって主イエスは憎い存在ですが、同時に彼の信徒も憎いということです。
龍は、女に対して怒りを発し、女の残りの子ら、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを持っている者たちに対して、戦いをいどむために、出て行った。
12:18 口語訳聖書には12章18節がありますが、KJVはその分を13章1節に入れています。本記事ではKJVを主軸にしていますので、口語訳の12章18節を13章1節に組み込んでいます。ご注意ください。
黙示録13章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
13:01 And I stoode vpon the sand of the sea: and saw a beast rise vp out of the sea, hauing 1seuen heads, and 2tenne hornes, and vpon his hornes tenne crownes, and vpon his heads, the name of blasphemie. 【意訳】
そして、私は海の砂の上に立った。また、一匹の獣が海の縁から上がってくるのが見えた。その獣は、1七つの頭と、2十本の角を持っていた。そして、それぞれの角には3王冠を頂き、それぞれの頭には神を冒涜する名前があった。

【語句の説明】
  1. この獣は黙示録12章3節にある大きな赤い龍に支配された王国の事を指しています。この謎解きは、黙示録17章7−11節にも書かれています。
  2. これは十人の王を指しています。王国は、中心の一国とその他の十カ国連合であるということです。
  3. 王冠はその国の王を表します。
そして、海の砂の上に立った。わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。
13:02 And the beast which 1I saw, was like vnto a Leopard, and his feet were as the feet of a Beare, and his mouth as the mouth of a Lion: and 2the dragon gaue him his power, and his seat, and great authoritie. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 動物はその国の特徴を表すものですが、この国はその三つの動物の特徴を合わせ持つということですから、その強大さが分かります。ダニエル書7章4−7節を参照。
  2. この国を支配する大きな赤い龍は、この王国の王に、自分が持っている地上の王としての権威を与えます。これは彼の手下のサタンが、その王国の王の中に入った事を意味します。これはこちら黙示録16章13節から分かります。

【解説】
私は、この王の体にサタンが入ると元の霊魂は抜けたと考えています。なぜなら、罪はその霊魂に紐づけられており、イザヤ14章3−23節ではその王の事を述べていますが、神は彼の罪を問うているからです。つまり、体が完全に入れ替わった状態であったということです。しかも、罪を問われたということは、神の被造物としてのサタンではなく堕天使ということです。またこの王は六番目の王ですが、それはティルス(ツロ)の王です。エゼキエル28章12−19節はティルスの王についての歌ですが、これは彼がその王国の王に就任して堕天使と入れ替わった後の、彼についての預言の歌だと思います。つまり一般的にはルシファーと言われているサタンの事です。(※修正1
わたしの見た1この獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。2龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。
13:03 And I saw 1one of his heads as it were wounded to death, and 2his deadly wound was healed: and al the world wondered after the beast. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 頭=七つの教会の御使
    ですので、その中で死ぬほどの傷と言えるのは、ヒラデルヒア教会時代に起こる大地震と戦争で国土が崩壊した六番目の王の事です。
  2. 国としての体制を立て直したということです。
1その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが2その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、
13:04 And they worshipped the dragon which gaue power vnto the beast, and they worshipped the beast, saying, Who is like vnto the beast? Who is able to make warre with him? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。
13:05 And there was giuen vnto him a mouth, speaking great things, and blasphemies, and power was giuen vnto him to continue 1fortie and two moneths. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 三年半のことです。
この獣には、また、大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、1四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた。
13:06 And he opened his mouth in blasphemie against God, to blaspheme his Name, and his Tabernacle, and them that dwelt in heauen. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
13:02で書きましたが、彼は堕天使ルシファーです。故に天に住む者達を呪いました。(※修正1
そこで、彼は口を開いて神を汚し、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちとを汚した。
13:07 And 1it was giuen vnto him to make warre with the Saints, and to ouercome them: 2And power was giuen him ouer all kinreds, and tongues, and nations. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの聖徒とはクリスチャンの事で、彼らに対する迫害を龍から許されたという意味です。
  2. その龍により支配された王国は、世界を統一したということです。

【解説】
ここはこのようになると、予め神によって計画されていることだと理解した方がいいかと思います。それはクリスチャンを試し、悪を罰する為です。黙示録12章を参照して下さい。
そして1彼は、聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、さらに、2すべての部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。
13:08 And all that dwel vpon the earth, shall worship him, whose names are not written in the booke of life of the Lambe, slaine 1from the foundation of the world. 【意訳】
地上に住む者で、屠られた小羊の命の書に、1この世界ができてからずっと書かれていない者は、この獣を拝むであろう。

【語句の説明】
  1. 人間は制限付きで輪廻転生をしますが、その間に一度もイエス・キリストを信じることがなかった人の事を意味しています。こちら『「死」と「永遠の命」とは』を参照下さい。
地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝むであろう。
13:09 If any man haue an eare, let him heare: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
耳のある者は、聞くがよい。
13:10 Hee that leadeth into captiuitie, shall goe into captiuitie: Hee that killeth with the sword, must be killed with the sword. Here is the patience and the faith of the Saints. 【意訳】
捕える者は、捕えられ、剣で殺す者は、剣で殺される。ここに聖徒の忍耐と信仰が試される。

【語句の説明】
なし
とりこになるべき者は、とりこになっていく。つるぎで殺す者は、自らもつるぎで殺されねばならない。ここに、聖徒たちの忍耐と信仰とがある。
13:11 And I beheld 1another beast comming vp out of the earth, and 2hee had two hornes like a lambe, and 3hee spake as a dragon. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 地上にある何らかの組織の事です。
  2. イエス・キリストから権威を受けた人という意味です。即ちローマ教皇です。
  3. 彼に、大きな赤い龍の手下のサタンが入ったということです

【解説】
ローマ教皇もサタンと入れ替わった事がわかります。なぜなら黙示録16章13節からサタンは三ついることから分かるからです。
わたしはまた、1ほかの獣が地から上って来るのを見た2それには小羊のような角が二つあって3龍のように物を言った
13:12 And he exerciseth all the power of 1the first beast before him, and causeth the earth and them which dwell therein, to worship the first beast, whose 2deadly wound was healed. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 七つの頭と、十本の角を持つ獣の事です
  2. 大地震と戦争から癒されたという意味ですが、これは国土が復興したという意味ではありません。移住したということです。
そして、1先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、2致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。
13:13 And hee doeth great wonders, so that hee maketh fire come downe from heauen on the earth in the sight of men, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
黙示録11章6節です。
また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。
13:14 And deceiueth them that dwel on the earth, by the meanes of those miracles which he had power to do in the sight of the beast, saying to them that dwell on the earth, that they should make 2an Image to 1the beast which had the wound by a sword, and did liue. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 日本が戦場となるエゼキエル戦争の事です。
  2. 偶像のことです。
さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ、1つるぎの傷を受けてもなお生きている先の獣2を造ることを、地に住む人々に命じた。
13:15 And he had power to giue life vnto the Image of the beast, that the Image of the beast should both speake, and cause that as many as would not worship the Image of the beast, should be killed. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この像を拝むと偶像崇拝の罪となり不合格になるということです。
それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。
13:16 And he causeth all, both smal and great rich and poore, free and bond, to receiue a marke in their right hand, or in their foreheads: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、
13:17 And that no man might buy or sell, saue he that had the marke, or the name of the beast, or the number of his name. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
社会から締め出されるということです。この刻印の意味は次節13:18参照してください。
この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
13:18 Here is wisedome. Let him that hath vnderstanding, count the number of the beast: for it is the number of a man, and his number is, 1sixe hundred threescore and sixe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 666とは、「主の日」(鉢の裁き)に地上にいる「未信者+天落者」を指していると考えています。またこの666を刻印する人はその名に666を持つ人です。
ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は1六百六十六である。
黙示録14章
黙示録で登場する144000人は、旧約聖書では「残りの者」という言葉で度々でてきます。ヤコブを祖とするイスラエル民族は、神に選ばれた民ではありますが、その全ての人が救われる訳ではありません。これはイザヤ書10章20−23節(口語訳)に書かれている通りです。
イザヤ書10章20−23節(口語訳聖書1955版)
20その日にはイスラエルの残りの者と、ヤコブの家の生き残った者とは、もはや自分たちを撃った者にたよらず、真心をもってイスラエルの聖者、主にたより、21残りの者、すなわちヤコブの残りの者は大能の神に帰る。22あなたの民イスラエルは海の砂のようであっても、そのうちの残りの者だけが帰って来る。滅びはすでに定まり、義であふれている。23主、万軍の主は定められた滅びを全地に行われる。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
14:01 And I looked, and loe, a 1Lambe stood on the mount Sion, and with him an hundreth fourty and foure thousand, 2hauing his Fathers Name written in their foreheads. 【意訳】
そして、私が見ていた時、見よ子羊がシオンの山に立っていた。また、彼は144000人と共にいたが、2彼らの額には父の名が書かれていた

【語句の説明】
  1. ヨエル書2章30−32節(口語訳)には、「主の日」の前に、それから逃れる事ができるイスラエルの子らがいて、彼らがシオンの山にいると書かれています。144000人とは彼らの事だと考えています。
  2. 今手に入るKJV以外の聖書においては、この部分は、私が調べた限り、子羊の名と父の名の2つが書かれていたとあります。しかし、KJVで父の名だけになっているということは、それ以前の聖書は、父の名だけだったということですから、KJV以外は後から何らかの理由によって付け加えられた可能性が高いということです。

【解説】
日本は父の名前で構成されています。

こちらの絵は久保有政先生のyoutubeチャンネルから切り取ったものです。「探求道」で検索してください。
なお、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っていた。また、十四万四千の人々が小羊と共におり、その額に小羊の名とその父の名とが書かれていた。
14:02 And I heard a voice from heauen, as the voice of many waters, and as the voyce of a great thunder: and I heard the voyce of harpers, harping with their harpes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
またわたしは、大水のとどろきのような、激しい雷鳴のような声が、天から出るのを聞いた。わたしの聞いたその声は、琴をひく人が立琴をひく音のようでもあった。
14:03 And they sung as it were 1a new song before the throne, and before the foure beasts, and the Elders, and 2no man could learne that song, but the hundreth and fourtie and foure thousand, which were redeemed from the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 新しい歌とは「君が代」だと考えています。

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    いわおとなりて
    こけのむすまで

  2. 使徒ヨハネは同じイスラエル人であるにも関わらず彼らの言葉が分からなかったということです。
彼らは、御座の前、四つの生き物と長老たちとの前で、1新しい歌を歌った。2この歌は、地からあがなわれた十四万四千人のほかは、だれも学ぶことができなかった
14:04 These are 1they which were not defiled with women: for they are virgines: 2These are they which follow the Lambe whithersoeuer hee goeth: These wereredeemed from among men, being the 3first fruits vnto God, and to the Lambe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 女は教会を表します。もしここの女が字義通り女性を意味するなら、ここの文は、神が定めた結婚自体を否定することになります。よって、ここは教会を全く知らない純粋な人の意味になります。また、黙示録12章でも女は教会とすることで綺麗に意味が通ります。
  2. 主イエスの親衛隊ということです。地上再臨の時に主と共に降りてくる天使は、この144000人だと考えています(黙示録19章14節)。
  3. 初穂ということは、選ばれた者という意味でもあるし、別に本当の収穫もあるという意味です。後者が黙示録11章13節の7000人携挙に対応しています。こちらは、招かれた者という意味になり、携挙されても全員が御国へと入国できません(黙示録12章)。
彼らは、1女にふれたことのない者である。彼らは、純潔な者である。そして、2小羊の行く所へは、どこへでもついて行く。彼らは、3神と小羊とにささげられる初穂として、人間の中からあがなわれた者である。
14:05 And in their mouth was found no guile: for they are without fault before the throne of God. 【意訳】
そして、彼らの口には陰険さが無かった。彼らは、神の御前に置いて過ちのない者である。

【語句の説明】
なし

【解説】
天真爛漫な純粋さと、正しい信仰を持つ人です。
彼らの口には偽りがなく、彼らは傷のない者であった。
14:06 And I saw another Angel flie in the midst of heauen, hauing the euerlasting Gospel, to preach vnto them that dwel on the earth, and to euery nation, and kinred, and tongue, and people, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この御使の福音はラオデキア教会時代におけるものであると考えています。この七番目の王の時代は最後の宣教時代で、神の臨在を示す天変地異が数多く起こる時代です。黙示録タイムテーブルをご参照下さい。また、この時代が携挙にあずかれる信仰を持てる最後の期間です。マタイ20章の有名なぶどう園の例えがそれです。
わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、
14:07 Saying with a loud voice, Feare God, and giue glory to him, for the houre of his iudgement is come: and worshippe him that made heauen and earth, and the sea, and the fountains of waters. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
上記14:06を参照。
大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。
14:08 And there followed another Angel, saying, Babylon is fallen, is fallen, that great citie, because she made all nations drinke of the wine of the wrath of her fornication. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
第二の御使は、主イエスの地上再臨と7000人携挙がおわり、大いなるバビロンが倒れた事を宣言しています。
また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。
14:09 And the third Angel followed them, saying with a lowd voice, If any man worship the beast and his image, and receiue his marke in his forehead, or in his hand, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
第三の御使は、これから始まる「主の日」(鉢の裁き)において、666の刻印を受けた者はそれを受けなといけないと宣言しています。
ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、
14:10 The same shall drinke of 1the wine of the wrath of God, which is powred out without mixture into the cup of his indignation, and hee shall be tormented with fire and brimstone, in the presence of 2the holy Angels, and in the presence of 3the Lambe: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
14:09参照
神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。
14:11 And the smoke of their torment ascendeth vp for euer and euer. And they haue no rest day nor night, who worship the beast and his image, and whosoeuer receyueth 1the marke of his name. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録13章18節の666の事です。

【解説】
14:09参照
その苦しみの煙は世々限りなく立ちのぼり、そして、獣とその像とを拝む者、また、だれでも1その名の刻印を受けている者は、昼も夜も休みが得られない。
14:12 Here is the patience of the Saints: Here are they that keepe 1the Commandements of God , and the faith of Iesus. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 14:11を受けて、こうならない為には、神の十戒と主イエスへの忠誠心を守り続けろという励ましの言葉です。
ここに、1神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある」。
14:13 And I heard a voyce from heauen, saying vnto me,1 Write, 2Blessed are the dead which die in the Lord, from hencefoorth, yea, saith the Spirit, that they may rest from their labours, and their workes doe follow them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 以下の事を絶対に忘れてはいけいという意味です。
  2. これは黙示録2章10節にあることです。

【解説】
殉教を認められた者は、「パラダイス」に行き携挙後に絶対に御国へと入国できますが、殉教しなかった者はそうではないという意味です。
またわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「1書きしるせ、『2今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである』」。御霊も言う、「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく」。
14:14 And I looked, and beholde, a white cloud, and vpon the cloude one sate like vnto 1the sonne of man, hauing on his head a golden crowne, and 2in his hand a sharpe sickle. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスの事です。
  2. 霊魂の刈り取りを意味しています。

【解説】
この節から14:20までは霊魂の刈り取りのことについて書かれています。刈り取りは2回あることに注意してください。これは、144000人携挙と7000人携挙のことです。
また見ていると、見よ、白い雲があって、その雲の上に1人の子のような者が座しており、頭には金の冠をいただき、2手には鋭いかまを持っていた。
14:15 And another Angel came out of the Temple crying with a loude voice to him that sate on the cloud: Thrust in thy sickle and reape, for the time is come for thee to reape, for the haruest of the earth is ripe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】

なし
【解説】
上記14:14節参照。
すると、もうひとりの御使が聖所から出てきて、雲の上に座している者にむかって大声で叫んだ、「かまを入れて刈り取りなさい。地の穀物は全く実り、刈り取るべき時がきた」。
14:16 And 1hee that sate on the cloude thrust in his sickle on the earth, and 2the earth was reaped. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスの事です。
  2. 144000人の事だと考えています

【解説】
ここは、1回目の刈り取りであることと、それが主イエスにより成されるものなので、イスラエルの残りの人々である144000人の刈り取りを指していることが分かります。時期は、黙示録6章12節の第六の封印解除における大地震の直後です。この方々は、信仰テストを免除された神に選ばれし人々です。
1雲の上に座している者は、そのかまを地に投げ入れた。すると、2地のものが刈り取られた
14:17 And another Angel came out of the Temple which is in heauen, 1he also hauing a sharpe sickle. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 二回目の刈り取りなので、黙示録11章13節の7000人携挙の事を指しています
また、もうひとりの御使が、天の聖所から出てきたが、1彼もまた鋭いかまを持っていた
14:18 And another Angel came out from the Altar, which had power ouer fire, and cryed with a loud cry to him, that had the sharpe sickle, saying, Thrust in thy sharpe sickle, and gather 1the clusters of the vine of the earth, for her grapes are fully ripe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ぶどうのふさとは、主イエスを掴んだ人々の事です
さらに、もうひとりの御使で、火を支配する権威を持っている者が、祭壇から出てきて、鋭いかまを持つ御使にむかい、大声で言った、「その鋭いかまを地に入れて、1地のぶどうのふさを刈り集めなさい。ぶどうの実がすでに熟しているから」。
14:19 And the Angel thrust in his sickle into the earth, and gathered the vine of the earth, & cast it into 1the great winepresse of the wrath of God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 摘み取ったぶどうのふさを、激しい怒りを込めてワイン搾り機に投げ込んだということです

【解説】
一回目の刈り取りはそのまま納められましたが、二回目は搾り機に入れられました。つまり仕分けされたということです。絞られた液体の方が不合格者で、外に出されました。これが天落を意味していると考えています。つまり、主イエスに繋がった人々の三分の一は預言どおり携挙されますが、全員が御国に入れるわけではないという事です。以下、参考箇所。黙示録12章9節黙示録16章12節、ゼカリヤ書13章8−9節、マタイ13章47−50節、ヨハネによる福音書15章6節。
そこで、御使はそのかまを地に投げ入れて、地のぶどうを刈り集め、1神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ込んだ。
14:20 And the winepresse was troden without the citie, and blood came out of the winepresse, euen vnto the horse bridles, by the space of a thousand and sixe hundred furlongs. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
かなりの人々が天落するようです。「第一の復活」は狭き門です。
そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。
黙示録15章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
15:01 And I saw another signe in heauen great and marueilous, seuen Angels hauing 1the seuen last plagues, for in them is filled vp the wrath of God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 「主の日」であり、鉢の裁きの事です。

【解説】
「主の日」は主イエスの地上再臨の日(2040/12/23)から始まります。ダニエル12章11節の「憎むべき荒廃をもたらすもの」とはこの七人の御使の事だと考えています。
またわたしは、天に大いなる驚くべきほかのしるしを見た。七人の御使が、1最後の七つの災害を携えていた。これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。
15:02 And I saw as it were 1a Sea of glasse, mingled with fire, and them that had gotten the victorie ouer the beast, and ouer his image, and ouer his marke, and ouer the number of his name, stand on the sea of glasse, hauing the harpes of God. 【意訳】
また私は、1火の混じったまるでガラスの海のようなものを見た。そして、そのガラスの海の上に神の竪琴を持って立っている人々を見た。彼らは、獣に打ち勝ち、その獣の像に打ち勝ち、その獣の刻印に打ち勝ち、その獣の名の数字に打ち勝った者である。

【語句の説明】
  1. 天と地を分けるファーマメントの事です。

【解説】
このファーマメントに立つ人々は、御国へと入国を果たし栄えある「第一の復活」を授かった人々です。
またわたしは、火のまじったガラスの海のようなものを見た。そして、このガラスの海のそばに、獣とその像とその名の数字とにうち勝った人々が、神の立琴を手にして立っているのを見た。
15:03 And they sing the 1song of Moses the seruant of God, and the song of the Lambe, saying, Great and marueilous are thy workes, Lord God Almightie, iust and true are thy wayes, thou king of saints. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 出エジプト15章1ー18節だと考えています
彼らは、1神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。
15:04 Who shall not feare thee, O Lord, and glorifie thy Name? for thou onely art holy: for all nations shall come and worship before thee, for thy iudgements are made manifest. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。
15:05 And after that I looked, and behold, the Temple of the tabernacle of the testimony in heauen was opened: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その後、わたしが見ていると、天にある、あかしの幕屋の聖所が開かれ、
15:06 And the seuen Angels came out of the Temple, hauing the seuen plagues, clothed in pure and white linnen, and hauing their breasts girded with golden girdles. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その聖所から、七つの災害を携えている七人の御使が、汚れのない、光り輝く亜麻布を身にまとい、金の帯を胸にしめて、出てきた。
15:07 And one of the foure beasts gaue vnto the seuen Angels, seuen golden vials, full of the wrath of God, who liueth for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、四つの生き物の一つが、世々限りなく生きておられる神の激しい怒りの満ちた七つの金の鉢を、七人の御使に渡した。
15:08 And the Temple was filled with smoke from the glory of God, and from his power, and no man was able to enter into the Temple, till the seuen plagues of the seuen Angels were fulfilled. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、聖所は神の栄光とその力とから立ちのぼる煙で満たされ、七人の御使の七つの災害が終ってしまうまでは、だれも聖所にはいることができなかった。
黙示録16章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
16:01 And I heard a great voyce out of the Temple, saying to the seuen Angels, Goe your wayes, and powre out the vials of the wrath of God vpō the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
それから、大きな声が聖所から出て、七人の御使にむかい、「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ」と言うのを聞いた。
16:02 And the first went, and powred out his viall vpon the earth, and there fell a noysome and grieuous sore vpon the men which had the marke of the beast, and vpon them which worshipped his image. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができた。
16:03 And the second Angel powred out his viall vpon the sea, and it became as the blood of a dead man: and euery liuing soule died in the sea. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
第二の者が、その鉢を海に傾けた。すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。
16:04 And the third Angel powred out his viall vpon the riuers and fountaines of waters, & they became blood. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
地上の全ての水源が血に染まり飲めなくなったということです(出エジプト7章20節)。
第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。すると、みな血になった。
16:05 And I heard the Angel of the waters say, Thou art righteous, O Lord, which art, and wast, and shalt be, because thou hast iudged thus: 【意訳】
そして私は水を司る御使からこのような事を聞いた。「あなたは正しいお方です。主よ、今いまし、昔いまし、やがて来られる方。なぜなら、このような裁きをして下さったからです。

【語句の説明】
なし
それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた、「今いまし、昔いませる聖なる者よ。このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。
16:06 For they haue shedde the blood of Saints and Prophets, and thou hast giuen them blood to drinke: for they are worthy. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります」。
16:07 And I heard another out of the altar say, Euen so, Lord God Almightie, true and righteous are thy iudgements. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしはまた祭壇がこう言うのを聞いた、「全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります」。
16:08 And the fourth Angel powred out his viall vpon the Sunne, and power was giuen vnto him to scorch men with fire. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。
16:09 And men were scorched with great heat, and blasphemed the Name of God, which hath power ouer these plagues: and they repented not, to giue him glory. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
人々は、激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。
16:10 And the fift Angel powred out his viall vpon 1the seat of the beast, and his kingdome was full of darkenesse, and they gnawed their tongues for paine, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 地上の国々を指していると考えます。実際は戦争で荒廃しています。
第五の者が、その鉢を1獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、
16:11 And blasphemed the God of heauen, because of their paines, and their sores, and repented not of their deeds. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。
16:12 And the sixt Angel powred out his viall vpon 1the great riuer Euphrates, and 2the water thereof was dried vp, that the way of 3the Kings of the East might be prepared. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 天の川(あまのがわ)を指していると考えています。このユウフラテ川は創世記15章18節で、神がアブラハムの子孫に与える土地の範囲としてでてきますが、そこは文脈から地上の全土を表していると思われるので、その一端であるエジプトの川とは地の水源を表し、ユウフラテ川とは天の川とその水源を指していると考えています。地上に降り注ぐ雨は、天の水門を開ける事で起こります。
  2. 川の水がなくなったのでそこを歩いて渡れるという意味です
  3. ここはものすごい皮肉が書かれています。この「日の出る方から来る王たち」というのは、聖書的なニュアンスとしては偉大なる王達の事です(エゼキエル43章2節)。しかし、実際は、天落してくる携挙された地上の王達の事を指しています。黙示録12章7節に天の仕訳の事が書かれています。つまり、携挙により天に上げられた偉大なるバビロンの王達が、枯れた天の川を通って地上に帰ってくるという意味になっています。即ち天落です。

【解説】
この節は、聖書の世界観である天動説(フラットアース)を元にしないと分からないと思います。現代宇宙論の真偽はさておき、それでは黙示録は解けないです。
第六の者が、その鉢を1大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、3日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、2かれてしまった
16:13 And I saw three vncleane spirits like frogs come out of 1the mouth of the dragon, & out of 2the mouth of the beast, & out of 3the mouth of the false prophet. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. この龍は黙示録12章3節の大きな赤い龍の事で、かつてはエバをだまし、将来世界統一王国に取り憑くへびの事です。
  2. 獣とは「二人の証人」の片割れである世界統一王国の王の事です。黙示録13章4節にある通り、彼にはサタン(堕天使ルシファー)(※修正1)が入ることでクリスチャンをいじめ抜きました。実際はそれが信仰テストになっているわけですが。そのサタンが彼から抜け出たという意味です。
  3. 偽預言者とは「二人の証人」の片割れである預言者の事です。黙示録13章11節にあるように、彼にもサタンが入りましたが、そのサタンが彼から抜け出たということです。

【解説】
彼ら三人とその手下共は、天でミカエル(主イエス)に負けました。その後天で罰も受けていましたが、今まさに地上の落されようという状況にあります。
また見ると、1龍の口から、2獣の口から、3にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
16:14 For they are the spirits of deuils working miracles, which goe forth vnto 1the Kings of the earth, and of 2the whole world, to gather them to the battell of that great day of God Almighty. 【意訳】
彼らは、しるしを起こしている悪の霊で、1地上の王達の所へ、また2全世界へ出て行った。これは、全能の神との最終決戦をする為に彼らを集める為であった。

【語句の説明】
  1. この王は16:12の「日の出る方から来る王たち」の事です。つまりこの時点で天から落とされて、地上の王に戻ったということです。
  2. 地上の全エリアを指していると考えています

【解説】
ここで、サタンと携挙された地上の王達たちが天落すると思います。これは黙示録12章14節にあるように鉢の裁きが始まってに三年半後になります。
これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。
16:15 Behold, I come as a thiefe. Blessed is he that watcheth, and keepeth his garments, least hee walke naked, and they see his shame. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
ここは挿入句で、あなたは神と主イエスを信じなかったから次のようになるんだよという警告文です。
(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)
16:16 And hee gathered them together into a place, called in the Hebrewe tongue, 1Armageddon. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. メギドの丘の事です。聖書では何度か登場する決戦の地ですが、前節の挿入区からの流れを鑑みて、ここでは場所そのものではなくて、最終決戦という意味だと考えています。

【解説】
この最終決戦とは、神とサタン軍団(666刻印者+天落者)との対決だと思います。彼らは黙示録12章16節にある通り熱で焼け死にます。
三つの霊は、ヘブル語で1ハルマゲドンという所に、王たちを召集した。
16:17 And the seuenth Angel powred out his viall into the ayre, and there came a great voyce out of the Temple of heauen, from the throne, saying, It is done. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
「主の日」が終わった瞬間です。
第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。
16:18 And there were voices and thunders, and lightnings: and there was a great earthquake, such as was not since men were vpon the earth, so mighty an earthquake, and so great. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。
16:19 And the great Citie was diuided into three parts, and the Cities of the nations fell: and great Babylon came in remembrance before God, to giue vnto her the cup of the wine of the fiercenesse of his wrath. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。
16:20 And euery yland fled away, and the mountaines were not found. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。
16:21 And there fell vpon men a great haile out of heauen, euery stone about the weight of a talent, and men blasphemed God, because of the plague of the hayle: for the plague thereof was exceeding great. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。
黙示録17章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
17:01 And there came one of the seuen Angels, which had the seuen vials, and talked with me, saying vnto mee, Come hither, I will shew vnto thee the iudgement of 1the great Whore, that 2sitteth vpon many waters: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ローマ教皇の事です。黙示録2章20節参照。
  2. 霊は水から生まれたので、多くの水は群衆の事を指しています。黙示録17章15節参照。
それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。2多くの水の上にすわっている1大淫婦に対するさばきを、見せよう。
17:02 With whom the kings of the earth haue committed fornication, and the inhabiters of the earth haue beene made drunk with the wine of her fornication. 【意訳】
さばきの対象者は、地上の王でこの女と姦淫する者、地の住人で彼女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている者である。

【語句の説明】

【解説】
この姦淫は、神ではないローマ教皇を神のように奉り、崇拝する事を指しています。
地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。
17:03 So he caried me away in the Spirit into the wildernesse: and I saw 1a woman 2sit vpō a scarlet coloured beast, full of names of blasphemy, hauing 3seuen heads, and ten hornes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 大淫婦ことローマ教皇の事です
  2. 世界統一王国を支配する龍で、エバを騙したヘビです。
  3. 黙示録17章9−12節黙示録12章3節参照
御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこで1ひとりの女2赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに3七つの頭と十の角とがあった。
17:04 And the woman was arayed in purple and scarlet colour, and decked with gold, and precious stone & pearles, hauing a golden cup in her hand, full of abominations and filthinesse of her fornication. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、
17:05 And vpon her forehead was a name written, Mystery, Babylon The Great, The Mother Of Harlots, And Abominations Of The Earth. 【意訳】
そして、彼女の額にはこのような名前が書かれていた。「奥義、バビロン大王、淫婦の母、地上の忌まわしい者」である

【語句の説明】
なし
その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
17:06 And I saw the woman drunken with the blood of the Saints, and with the blood of the Martyrs of Iesus: and when I saw her, I wondred with great admiration. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
カトリックのトップであるローマ教皇が、クリスチャンを迫害しているので、怪しんだということです。ただ実際はローマ教皇の肉体に宿る霊魂とサタンが入れ替わっている状態にあります。
わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。
17:07 And the Angel saide vnto mee, Wherefore didst thou marueile? I will tell thee the mystery of the woman, and of the beast that carieth her, which hath the seuen heads, and ten hornes. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。
17:08 The beast that thou sawest, was, and is not, and shall ascend out of the bottomlesse pit, and goe into perdition, and they that dwell on the earth shall wonder, (whose names were not written in the booke of life from the foundation of the world) when they behold the beast that was, and is not, and yet is. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】

【解説】
この獣が誰なのかという核心的な説明をしているのが、黙示録17章9−12節です。
あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。
17:09 1And here is the mind which hath wisedome. The seuen heads are seuen mountaines, on which the woman sitteth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. これは明らかな注意喚起で、普通に解釈しては駄目ですよという意味です。

【解説】
17:11参照
1ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、
17:10 And there are seuen Kings, fiue are fallen, and one is, and the other is not yet come: and when he commeth, he must continue a short space. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
まず重要なのが、この関係です。
七つの頭=七つの山=七人の王
ここの内容は、黙示録第2ー3章を解読したときの内容と完全に一致します。即ち、
  • 七つの頭=七つの教会の天使
  • 七つの山=七つの天国 → 七種類の携挙
  • 七人の王=七区分された時代

この関係を元に本節を解読するとこうなります。

黙示録4章1節から使徒ヨハネが天に上げられたのがヒラデルヒヤ教会時代で、この時代はダニエル書の「2300夕と朝の預言」の終わりの日の次の日(1844年10月23日)から始まりますので、まさに我々が今生きている時代(2023年現在)です。こちらは黙示録タイムテーブルを参照してください。
また、七人の王のことである。そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。
17:11 And the beast that was, and is not, euen he is the eighth, & is of the seuen, and goeth into perdition. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
「昔はいたが今はいないという獣」という文から、8番目の王は、6番目の王である北王国イスラエルの子孫である日本だということがわかります。こちら、ヒラデルヒヤを参照して下さい。
昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。
17:12 And the tenne hornes which thou sawest, are ten kings, which haue receiued no kingdom as yet: but receiue power as kings one houre with the beast. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
8番目の王の時代、新たな十人の王が誕生するということです。
あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。
17:13 These haue one minde, and shall giue their power and strength vnto the beast. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
獣は、十人の王から権威を受けることで、世界統一王国の王となるということです。
彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。
17:14 These shal make warre with the Lambe, and the Lambe shal ouercome them: For he is Lord of Lords, and King of kings, and 1they that are with him, are called, & chosen, and faithfull. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録14章4節の144000人の事だと考えています。

【解説】
地上再臨した主イエスの天軍とサタンに操られた世界統一王国軍による戦争が起こり、主イエスの天軍が勝利を収めるということです。
彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。また、1小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。
17:15 And he saith vnto me, The waters which thou sawest, where the whore sitteth, are peoples, and multitudes, and nations, and tongues. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
17:16 And the ten hornes which thou sawest vpon the beast, these shall hate the whore, and shall make her desolate, and naked, and shall eate her flesh, and burne her with fire. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この淫婦は大いなるバビロンを表していますが(17:18)、そのバビロンがその世界統一王国時代に崩壊するという意味です。
あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
17:17 For God hath put in their hearts to fulfill his will, and to agree, and giue their kingdome vnto the beast, vntil 1the words of God shall be fulfilled. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 神の奥義である携挙の事です(黙示録10章7節)。
神は、1御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。
17:18 And the woman which thou sawest, is that great Citie which reigneth ouer the kings of the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
17:16参照
あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
黙示録18章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
18:01 And after these things, I saw another Angel come downe from heauen, hauing great power, and the earth was lightened with his glory. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。
18:02 And he cryed mightily with a strōg voyce, saying, Babylon the great is fallen, is fallen, and is become the habitation of deuils, and the hold of euery foule spirit, and a cage of euery vncleane and hatefull bird: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
18:03 For all nations haue drunke of the wine of the wrath of 1her fornication, and the Kings of the earth haue committed fornication with her, & the Merchants of the earth are waxed rich thorow the abundance of her delicacies. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 「彼女(淫婦)の姦淫」とはバビロンにはびこる偶像崇拝の事で、お金や贅沢品を神のように崇拝する意味になります。

【解説】
このバビロンに住む国民は皆、姦淫をしている故に神に裁かれるという意味です。そして、このバビロンを作り上げている張本人が、バビロンと姦淫をする地上の王と呼ばれる人々です。
すべての国民は、1彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
18:04 And I heard another voice from heauen, saying, Come out of her, my people, that yee be not partakers of 1her sinnes, and that yee receiue not of her plagues: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. バビロンで行われているお金や富をあがめる偶像崇拝のことです

【解説】
ここは、バビロンで行われている偶像崇拝という罪から離れないと、「主の日」を逃れることができないという意味だと考えています。
わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、1その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。
18:05 For her sinnes haue reached vnto heauen, and God hath remembred her iniquities. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
アモス書8章4−7節です。
彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。
18:06 Reward her euen as she rewarded you, and double vnto her double according to her works: in the cup which she hath filled, fill to her double. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。
18:07 How much she hath glorified her selfe, and liued deliciously, so much torment and sorrow giue her: for she saith in her heart, I sit a Queene, and am no widow, and shall see no sorrow. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
地上の王と呼ばれる人々の多くは携挙の対象になるようで、天には上げられますが、ニコライ派であるが故に入国できず、天落までの三年半、「第一の復活」に預かった人々から復讐されます。そしてその後、天落し、焼かれます。
彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。
18:08 Therefore shall her plagues come in 1one day, death, and mourning, and famine, and she shall bee vtterly 2burnt with fire, for strong is the Lord God, who iudgeth her. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。
18:09 And the Kings of the earth, who haue committed fornication, and liued deliciously with her, shall bewaile her and lament for her, when they shall see the smoke of her burning: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
18:10 1Standing afarre off for the feare of her torment, saying, Alas, alas, that great citie Babylon, that mighty citie: for in one houre is thy iudgement come. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
18:11 And the Merchants of the earth shall weepe and mourne ouer her, for no man buyeth their merchandise any more. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。
18:12 The merchandise of gold, and siluer, and pretious stones, and of pearles, and fine linnen, and purple, and silke, and scarlet, and all Thine wood, and all maner vessels of Yuorie, and all maner vessels of most precious wood, and of brasse, and iron, and marble, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、
18:13 And Cynamome, and odours, and ointments, and frankincense, & wine, and oile, and fine floure, and wheat, and beasts, and sheepe, and horses, and chariots, and slaues, and soules of men. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。
18:14 And the fruits that thy soule lusted after, are departed from thee, and all things which were daintie, and goodly, are departed from thee, and thou shalt finde them no more at all. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。
18:15 The Merchants of these things which were made riche by her, shall stand afarre off for the feare of her torment, weeping and wailing. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、
18:16 And saying, Alas, alas, that great city, that was clothed in fine linnen, and purple and scarlet, and decked with gold, and pretious stones, and pearles: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。
18:17 For in one houre so great riches is come to nought. And euery shipmaster, and all the company in ships, and sailers, and as many as trade by sea, stood a farre off, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、
18:18 And cryed when they saw the smoke of her burning, saying, What city is like vnto this great citie? 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。
18:19 And they cast dust on their heads, and cried, weeping, and wailing, saying, Alas, alas, that great citie, wherein were made rich all that had ships in the sea, by reason of her costlinesse, for in one houre is she made desolate. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。
18:20 Reioyce ouer her thou heauen, and ye holy Apostles and Prophets, for God hath auenged you on her. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。
18:21 And a mightie Angel tooke vp a stone like a great milstone, and cast it into the sea, saying, Thus with violence shall that great citie Babylon bee throwen downe, and shall bee found no more at all. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。
18:22 And the voyce of harpers and musitions, and of pipers, and trumpetters, shall bee heard no more at all in thee: and no craftsman, of whatsoeuer craft hee be, shall be found any more in thee: and the sound of a milstone shalbe heard no more at all in thee: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
18:23 And the light of a candle shall shine no more at all in thee: and the voice of the bridegrome and of the bride shalbe heard no more at all in thee: for thy Merchants were the great men of the earth: for by thy sorceries were all nations deceiued. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、
18:24 And in her was found the blood of Prophets, and of Saints, and of all that were slaine vpon the earth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。
黙示録19章
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
19:01 And after these things I heard a great voyce of much people in heauen, saying, Alleluia: saluation, and glorie, and honour, and power vnto the Lord our God: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
この群衆は、携挙され天落せず、御国の門をくぐった人々の事だと思います。
この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、
19:02 For true and righteous are his iudgements, for hee hath iudged the great whore which did corrupt the earth with her fornication, and hath auenged the blood of his seruants at her hand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。
19:03 And againe they sayd, Alleluia: and her smoke rose vp for euer & euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
再び声があって、「ハレルヤ、彼女が焼かれる火の煙は、世々限りなく立ちのぼる」と言った。
19:04 And the foure and twentie Elders, and the foure beasts fell downe, and worshipped God that sate on the throne, saying, Amen, Alleluia. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、二十四人の長老と四つの生き物とがひれ伏し、御座にいます神を拝して言った、「アァメン、ハレルヤ」。
19:05 And a voice came out of the throne, saying, Praise our God all yee his seruants, and ye that feare him, both small and great. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その時、御座から声が出て言った、「すべての神の僕たちよ、神をおそれる者たちよ。小さき者も大いなる者も、共に、われらの神をさんびせよ」。
19:06 And I heard as it were the voice of a great multitude, and as the voice of many waters, and as the voice of mightie thundrings, saying, Alleluia: for the Lord God omnipotent reigneth. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。それはこう言った、「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。
19:07 Let vs bee glad and reioyce, and giue honour to him: for the mariage of the Lambe is come, and his wife hath made herselfe readie. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。小羊の婚姻の時がきて、花嫁はその用意をしたからである。
19:08 And to 1her was granted, that she should bee arayed in fine linnen, cleane and white: for 2the fine linnen is the righteousnesse of Saints. 【意訳】
そして1彼女は、綺麗で白い上等の麻の衣を着る事を許された。2その上等な麻は、聖徒たちの正しい行いを意味している。

【語句の説明】
  1. 主イエスの花嫁で、天落せず御国へ入国を果たした聖徒たちの事です
  2. 実際に結婚式みたいなセレモニーがあり、その時の晴れ着だと考えています。
彼女は、光り輝く、汚れのない麻布の衣を着ることを許された。この麻布の衣は、聖徒たちの正しい行いである」。
19:09 And hee saith vnto mee, Write, Blessed are they which are called vnto the marriage supper of the Lambe. And he saith vnto mee, These are the true sayings of God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
それから、御使はわたしに言った、「書きしるせ。小羊の婚宴に招かれた者は、さいわいである」。またわたしに言った、「これらは、神の真実の言葉である」。
19:10 And I fell at his feete to worship him: And he said vnto me, See thou doe it not: I am thy fellow seruant, and of thy brethren, that haue the testimonie of Iesus, Worship God: for the testimony of Iesus, is 1the spirit of prophecie. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 今現在誰も主イエスを認知できませんが、それでも主イエスを証しできた人は、預言の霊を持ちますよという意味だと思います。
そこで、わたしは彼の足もとにひれ伏して、彼を拝そうとした。すると、彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。イエスのあかしは、すなわち1預言の霊である」。
19:11 And I sawe heauen opened, and behold 1a white horse, and hee that sate vpon 2him was called faithful and true, and in righteousnes hee doth iudge and make warre. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録6章2節で出て行った白い馬のことだと考えています。
  2. 白い馬の乗り手が変わって、主イエスになりました。出て行った白い馬は、世界統一王国を築きまが、それを主イエスが引き継くということです。
またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに1白い馬がいた。それに乗っているかたは、2「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。
19:12 His eyes were as a flame of fire, and on his head were 1many crownes, and hee had a name written, that 2no man knew but he himselfe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 主イエスの王国は、一国ではなく、多くの別の国があり、それを束ねる形になっています。その王達は黙示録2章18節のテアテラ教会の勝利者達です。
  2. いみなの事だと考えています。神の十戒にも「みだりに名を唱えてはならない」とあります。つまり本名は余程の人しか知らないと思います。黙示録2章17節にあるように、ペルガモ教会の勝利者には主の本名が刻印された真珠の指輪がもらえます。これはとてもすごい事です。
その目は燃える炎であり、その頭には1多くの冠があった。また、2彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
19:13 And hee was 1clothed with a vesture dipt in blood, and his name is called, 2The word of God. 【意訳】
彼は1ちょっと血に浸したような模様の服をきていた。そして彼の名前は2「神の言葉」と呼ばれた。

【語句の説明】
  1. この預言成就が日本の国旗日の丸だと思います。
  2. ヨハネの福音書から、言葉はイエス・キリストを表します。
彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。
19:14 And 1the armies which were in heauen followed him vpon white horses, clothed in fine linnen, white and cleane. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録14章4節の144000人の事だと考えています

【解説】
主イエスの地上再臨の時、144000人も天軍としてお供してきます。また黙示録9章14節の四人の御使をリーダーとする二億人の天軍も同時に降りてきます。
そして、1天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。
19:15 And out of his mouth goeth a sharpe sword, that with it hee should smite the nations: and he shal rule them with a rod of yron: and he treadeth the winepresse of the fiercenesse and wrath of Almighty God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
千年王国時代、地上は主イエスによって完璧に統治されます。また、天落の判定も主イエスによってなされます。
その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄のつえをもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
19:16 And he hath on his vesture, and on his thigh a name written, 1King Of Kings, And Lord Of Lords. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. ここの王とは、主イエスが統治する地上の諸国の王のことで、主とは、諸国のリーダーに対する敬称です。
その着物にも、そのももにも、1「王の王、主の主」という名がしるされていた。
19:17 And I saw an Angel standing in the Sunne, and hee cried with a lowd voyce, saying to all the foules that flie in the midst of heauen, Come and gather your selues together vnto the supper of the great God: 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また見ていると、ひとりの御使が太陽の中に立っていた。彼は、中空を飛んでいるすべての鳥にむかって、大声で叫んだ、「さあ、神の大宴会に集まってこい。
19:18 That yee may eate the flesh of Kings, and the flesh of Captaines, and the flesh of mighty men, and the flesh of horses, and of them that sit on them, and the flesh of all men both free and bond, both small and great. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
二億の天軍は、この時生きているクリスチャンを携挙させるため、彼ら全員を殺します。故に沢山の死人がでます。殉教者に関しては既に「パラダイス」にいると思います。
そして、王たちの肉、将軍の肉、勇者の肉、馬の肉、馬に乗っている者の肉、また、すべての自由人と奴隷との肉、小さき者と大いなる者との肉をくらえ」。
19:19 And I saw the beast, & the Kings of the earth, and their armies gathered together to make warre against him that sate on the horse, and against his armie. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
地上再臨した主イエスに対して、世界統一王国と地上の王達が戦いを挑んできたということです。
なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。
19:20 And the beast was taken, & with him the false prophet, that wrought miracles before him, with which he deceiued them that had receiued the marke of the beast, and them that worshipped his image. These both were cast aliue into a lake of fire burning with brimstone. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
「二人の証人」でもある獣と偽預言者は主イエスに捕えられて殺されたということです。
しかし、獣は捕えられ、また、この獣の前でしるしを行って、獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も、獣と共に捕えられた。そして、この両者とも、生きながら、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。
19:21 And 1the remnant 2were slain with the sword of him that sate vpon the horse, which sword proceeded out of his mouth: and all the foules were filled with their flesh. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 文脈から、主イエスの再臨事に生きていたクリスチャンの事だと考えています。
  2. 黙示録9章18節参照。

【解説】
世界統一王国はクリスチャンには非常に厳しい政策をとりますが、彼らを助ける形で主イエスの再臨があります。そして、彼らに勝利を収めた後、主イエスはクリスチャンを殺すということです。ただしここの殺すとは、携挙に備えて霊と肉体の分離をする、魔法のようなものだと考えています。
1それ以外の者たちは、馬に乗っておられるかたの口から出る2つるぎで切り殺され、その肉を、すべての鳥が飽きるまで食べた。
黙示録20章
千年王国とは、ゼカリヤ書3章9節にある「一日」の事で、地上の罪の償還期間であり、アダムが誕生して以来七千年目にあたると考えています。それが終わると世界は、新天新地と呼ばれるエデンの園に移行していきます。
KJV 1611 text 注解
口語訳(1955年度版)
20:01 And I saw an Angel come down from heauen, hauing the key of the bottomles pit, & a great chaine in his hand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。
20:02 And hee laid hold on the dragon that 1old serpent, which is the deuill and Satan, and bound him a thousand yeres, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録12章3節の龍の事です。
彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、1かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、
20:03 And cast him into the bottomlesse pit, and shut him vp, and set a seale vpon him, that he should deceiue the nations no more, till the thousand yeeres should bee fulfilled: and after that hee must be loosed a little season. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
20:04 And I saw thrones, and they sate vpon them, and 1iudgement was giuen vnto them: & I saw the soules of them that were beheaded for the witnesse of Iesus, and for the word of God, and which had not worshipped the beast, neither his image, neither had receiued his marke vpon their foreheads, or in their hands; and they liued and reigned with Christ a thousand yeeres. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 携挙されて天に上ってきた地上の王達に対するさばきの権だと思います。彼らは十戒不遵守故に御国には入れず天落します。
また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、1彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。
20:05 But the rest of the dead liued not againe vntill the thousand yeeres were finished. This is the first resurrection. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
千年王国時代は、一回の寿命が長い永遠の命を持つ者と、今の我々のように一回の寿命が短いが千年の命を持つ者が混ざった世界で(イザヤ65章20節)、最終的な完成された世界の前の移行期にあたります。この期間で永遠の命を持たない者の持っている受肉期間の権利が全て消費されると考えています。故に千年間は永遠の命を得るための審判はないという事です。
(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。
20:06 Blessed & holy is he that hath part in þe first resurrection: on such the second death hath no power, but they shall be Priests of God, and of Christ, and shall reigne with him a thousand yeeres. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
「第一の復活」にあずかる者とは大雑把に言えば、パラダイスにいた殉教者、144000人のイスラエル人(日本人)、7000人携挙で天落しなかった者ということになります。
この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する。
20:07 And when the thousand yeeres are expired, Satan shall be loosed out of his prison, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
千年の期間が終ると、サタンはその獄から解放される。
20:08 And shall goe out to deceiue the nations which are in the foure quarters of the earth, Gog & Magog, to gather them together to battell: the number of whom is as the sand of the sea. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
本節のゴグ&マゴグはかつてのエゼキエル戦争と似たような光景が起こるという意味です。
そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。
20:09 And they went vp on the breadth of the earth, and compassed the campe of the Saints about, and the beloued citie: and fire came downe from God out of heauen, and deuoured them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽した。
20:10 And 1the deuil that deceiued them, was cast into the lake of fire and brimstone, where 2the beast and the false prophet are, and shall be tormented day and night, for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 黙示録12章3節の龍です。この龍は千年間繋がれていましたが、解放されました。
  2. この二人もへびと繋がれていたようで、一緒に出てきたという事だと思います。
そして、1彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、2獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。
20:11 And I saw a great white throne, and 1him that sate on it, from whose face the earth and the heauen fled away, and there was found no place for them. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
20:12 And I sawe the dead, small and great, stand before God: and the books were opened: & another booke was opened, which is the booke of life: and the dead were iudged out of those things which were written in the books, according to their works. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
これは永遠の命が得られるかどうかの二回目の審判で、一般的には「最後の審判」と呼ばれているものです。その時受肉している人が対象のようです。また、栄えある「第一の復活」をした人は審判の対象にはなりません。
また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
20:13 And the sea gaue vp the dead which were in it: and death and hell deliuered vp the dead which were in them: and they were iudged euery man according to their works. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
【解説】
ここの話は、生と死と転生の関係をご参照していただければと思います。これらは、人間に転生を含んだ千年という受肉期間が定まっている故でした。しかし、「最後の審判」以降は、全ての人が永遠の命を持つので、これらの仕組みは不要にり、なくなるという事です。
海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。
20:14 And death and hell were cast into the lake of fire: this is the second death. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
ここで永遠の命を得られなかった霊魂は、火の池に投げ込まれるという事です。
それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
20:15 And whosoeuer was not found written in 1the booke of life, was cast into the lake of fire. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
20:14参照
このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。
黙示録21章
口語訳(1955年度版) 注解
KJV 1611 text
21:01 And I saw a new heauen, and a new earth: for the first heauen, and the first earth were passed away, and there was no more sea. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。
21:02 And I Iohn saw the holy City, new Hierusalem comming down from God out of heauen, prepared as a bride adorned for her husband. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。
21:03 And I heard a great voice out of heauen, saying, Behold, the Tabernacle of God is with men, and he wil dwell with them, and they shall be his people, and God himselfe shalbe with them, and be their God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
これが神がこの世界を作った目的でした。
また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、
21:04 And God shall wipe away all teares from their eyes: and there shall bee no more death, neither sorrow, nor crying, neither shall there bee any more paine: for the former things are passed away. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。
21:05 And he that sate vpon the throne, said, Behold, I make all things new. And hee said vnto me, Write: for these words are true and faithfull. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。
21:06 And he said vnto mee, It is done: I am Alpha and Omega, the beginning and the end. I will giue vnto him that is athirst, of the fountaine of the water of life, freely. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
そして、わたしに仰せられた、「事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。
21:07 1He that ouercommeth, shall inherite all things, and I will bee his God, and he shall be my sonne. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
  1. 七つの教会で示された7種類の勝利者の事
1勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。
21:08 But the fearefull, and vnbeleeuing, and the abominable, and murderers, and whore mongers, and sorcerers, and idolaters, and all lyars, shall haue their part in the lake which burneth with fire and brimstone: which is the second death. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
しかし、おくびょうな者、信じない者、忌むべき者、人殺し、姦淫を行う者、まじないをする者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者には、火と硫黄の燃えている池が、彼らの受くべき報いである。これが第二の死である」。
21:09 And there came vnto me one of the seuen Angels, which had the seuen vials full of the seuen last plagues, and talked with me, saying, Come hither, I will shew thee the Bride, the Lambes wife. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
最後の七つの災害が満ちている七つの鉢を持っていた七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。小羊の妻なる花嫁を見せよう」。
21:10 And he caried me away in the spirit to a great and high mountaine, and shewed me that great citie, the holy Hierusalem, descending out of heauen from God, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
この御使は、わたしを御霊に感じたまま、大きな高い山に連れて行き、聖都エルサレムが、神の栄光のうちに、神のみもとを出て天から下って来るのを見せてくれた。
21:11 Hauing the glory of God: and her light was like vnto a stone most precious; euen like a iasper stone, cleare as christal, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
その都の輝きは、高価な宝石のようであり、透明な碧玉のようであった。
21:12 And had a wall great and high, and had twelue gates, and at the gates twelue Angels, & names written thereon, which are the names of the twelue tribes of the children of Israel. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
それには大きな、高い城壁があって、十二の門があり、それらの門には、十二の御使がおり、イスラエルの子らの十二部族の名が、それに書いてあった。
21:13 On the East three gates, on the North three gates, on the South three gates, and on the West three gates. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。
21:14 And the wall of the citie had twelue foundations, and in them the names of the twelue Apostles of the Lambe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また都の城壁には十二の土台があり、それには小羊の十二使徒の十二の名が書いてあった。
21:15 And hee that talked with mee, had a golden reede to measure the citie, and the gates thereof, and the wall thereof. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしに語りかけた天使は、都とその門と城壁とを測るために、金の物差しを持っていた。
21:16 And the city lieth foure square, and the length is as large as the breadth: and he measured the city with the reed, twelue thousand furlongs: the length, and the breadth, and the height of it are equall. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
新エルサレムの形ですが、私は、四角錐、即ちピラミッド型をしていると考えています。それは聖書において、神が住む所は山で例えられてきているからです。また黙示録14章1節のシオンの山は、この新エルサレムの事だとも考えています。
都は方形であって、その長さと幅とは同じである。彼がその測りざおで都を測ると、一万二千丁であった。長さと幅と高さとは、いずれも同じである。
21:17 And he measured the wall thereof, an hundred, and fourtie, and foure cubites, according to 1the measure of a man, that is, 2of the Angel. 【意訳】
そして、彼はその壁を測ると144キュビトあった。これは1人間を測った事によるもので、即ち、2御使の寸法である

【語句の説明】
  1. 正しい信仰をもっている人かどうかを測ったという意味です。
  2. 文法的に固有名詞にtheがついているので、ある特定の御使という事になります。即ち144000人の事です。

【解説】
144000人とは、旧約聖書ではイスラエルの残りの者として度々登場しますが、彼らは新エルサレムの壁となる御使であるということです。
また城壁を測ると、百四十四キュビトであった。これは人間の、すなわち、御使の尺度によるのである。
21:18 And the building of the wall of it was of Iasper, and the city was pure gold, like vnto cleare glasse. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
城壁は碧玉で築かれ、都はすきとおったガラスのような純金で造られていた。
21:19 And the foundations of the wall of the city were garnished with all maner of precious stones. The first foundation was Iasper, the second Saphir, the third a Chalcedony, the fourth an Emerald, 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
都の城壁の土台は、さまざまな宝石で飾られていた。第一の土台は碧玉、第二はサファイヤ、第三はめのう、第四は緑玉、
21:20 The fift Sardonix, the sixt Sardius, the seuenth Chrysolite, the eight Beryl, the ninth a Topas, the tenth a Chrysoprasus, the eleuenth a Iacinct, the twelfth an Amethyst. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
第五は縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。
21:21 And the twelue gates were twelue pearles, euery seuerall gate was of one pearle, and the streete of the city was pure golde, as it were transparent glasse. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
十二の門は十二の真珠であり、門はそれぞれ一つの真珠で造られ、都の大通りは、すきとおったガラスのような純金であった。
21:22 And I saw no Temple therein: For the Lord God Almightie, and the Lambe, are the Temple of it. 【意訳】
わたしは、この都の中には神殿を見なかった。全能者にして主なる神と小羊とが、その神殿なのである。

【語句の説明】
なし

【解説】
この節から、永遠の命と神殿が大きく関係していることがわかります。因みに千年王国時代の神殿(エゼキエル神殿)には、まだ至聖所があります。
わたしは、この都の中には聖所を見なかった。全能者にして主なる神と小羊とが、その聖所なのである。
21:23 And the citie had no need of the Sunne, neither of the Moone to shine in it: for the glory of God did lighten it, and the Lambe is the light thereof. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
都は、日や月がそれを照す必要がない。神の栄光が都を明るくし、小羊が都のあかりだからである。
21:24 And the nations of them which are saued, shall walke in the light of it: and the kings of the earth doe bring their glory and honour into it. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
諸国民は都の光の中を歩き、地の王たちは、自分たちの光栄をそこに携えて来る。
21:25 And the gates of it shall not bee shut at all by day: for there shall bee no night there. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
都の門は、終日、閉ざされることはない。そこには夜がないからである。
21:26 And they shall bring the glorie and honour of the nations into it. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
人々は、諸国民の光栄とほまれとをそこに携えて来る。
21:27 And there shall in no wise enter into it any thing that defileth, neither whatsoeuer worketh abomination, or maketh a lie: 1but they which are written in the Lambes booke of life. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
しかし、汚れた者や、忌むべきこと及び偽りを行う者は、その中に決してはいれない。はいれる者は、小羊のいのちの書に名をしるされている者だけである。
黙示録22章
口語訳(1955年度版) 注解
KJV 1611 text
22:01 And he shewed mee a pure riuer of water of life, cleere as Chrystall, proceeding out of the throne of God, and of the Lambe. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊との御座から出て、
22:02 In the middest of the street of it, and of either side of the riuer, was there the tree of life, which bare twelue manner of fruits, and yeelded her fruit euery moneth: and the leaues of the tree were for the healing of the nations. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
都の大通りの中央を流れている。川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。
22:03 And there shall be no more curse, but the throne of God, & of the Lambe shall bee in it, and his seruants shall serue him. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
のろわるべきものは、もはや何ひとつない。神と小羊との御座は都の中にあり、その僕たちは彼を礼拝し、
22:04 And they shall see his face, and his Name shall be in their foreheads. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
御顔を仰ぎ見るのである。彼らの額には、御名がしるされている。
22:05 And there shalbe no night there, and they need no candle, neither light of the Sunne, for the Lord God giueth them light, and they shall reigne for euer and euer. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。
22:06 And hee said vnto mee, These sayings are faithfull and true. And the Lord God of the holy Prophets sent his Angel to shew vnto his seruants the things which must shortly be done. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼はまた、わたしに言った、「これらの言葉は信ずべきであり、まことである。預言者たちのたましいの神なる主は、すぐにも起るべきことをその僕たちに示そうとして、御使をつかわされたのである。
22:07 Beholde, I come quickly: Blessed is he that keepeth the sayings of the prophecie of this booke. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
見よ、わたしは、すぐに来る。この書の預言の言葉を守る者は、さいわいである」。
22:08 And I Iohn saw these things, and heard them. And when I had heard and seene, I fell downe, to worship before the feete of the Angel, which shewed me these things. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これらのことを見聞きした者は、このヨハネである。わたしが見聞きした時、それらのことを示してくれた御使の足もとにひれ伏して拝そうとすると、
22:09 Then saith he vnto me, See thou doe it not: for I am thy fellow seruant, and of thy brethren the Prophets, and of them which keepe the sayings of this booke: worship God. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書の言葉を守る者たちと、同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい」。
22:10 And hee saith vnto mee, Seale not the sayings of the prophesie of this booke: for the time is at hand. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。
22:11 He that is vniust, let him be vniust still: and he which is filthy, let him be filthy still: and hee that is righteous, let him bee righteous still: and hee that is holy, let him be holy still. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
22:12 And behold, I come quickly, and my reward is with mee, to giue euery man according as his worke shall be. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
携挙前の行いによってその人の報いは異なるという事です。
「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。
22:13 I am Alpha and Omega, the beginning and the end, the first & the last. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。
22:14 Blessed are they that do his commandements, that they may haue right to the tree of life, and may enter in thorow the gates into the citie. 【意訳】
神の十戒を守る者は祝福される。彼らは、命の木にあずかるに相応しく者であり、またこの都の門をくぐれる事のできる者たちである。

【語句の説明】
なし
いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。
22:15 For without are dogs, and sorcerers, and whoremongers, and murderers, and idolaters, and whosoeuer loueth and maketh a lie. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
神の十戒を守らない者は、この都には入れないということです。
犬ども、まじないをする者、姦淫を行う者、人殺し、偶像を拝む者、また、偽りを好みかつこれを行う者はみな、外に出されている。
22:16 I Iesus haue sent mine Angel, to testifie vnto you these things in the Churches. I am the roote and the offspring of Dauid, and the bright and morning starre. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
わたしイエスは、使をつかわして、諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である」。
22:17 And the Spirit and the Bride say, Come. And let him that heareth, say, Come. And let him that is a thirst, come. And whosoeuer will, let him take the water of life freely. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし

【解説】
御霊も花嫁も共に言った、「きたりませ」。また、聞く者も「きたりませ」と言いなさい。かわいている者はここに来るがよい。いのちの水がほしい者は、価なしにそれを受けるがよい。
22:18 For I testifie vnto euery man that heareth the wordes of the prophesie of this booke, If any man shal adde vnto these things, God shall adde vnto him the plagues, that are written in this booke. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。
22:19 And if any man shall take away from the wordes of the booke of this prophesie, God shal take away his part out of the booke of life, and out of the holy citie, and from the things which are written in this booke. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。
22:20 Hee which testifieth these things, saith, Surely, I come quickly. Amen. Euen so, Come Lord Iesus. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。
22:21 The grace of our Lord Iesus Christ be with you all. Amen. 【意訳】
口語訳参照

【語句の説明】
なし
主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように。